7日、和歌山県日高川町の住宅で、知人の男性をナイフで刺したとして、この家に住む土木作業員の男が殺人の疑いで警察に逮捕されました。
男は、「金銭トラブルがあったが殺すつもりはなかった」などと容疑を否認していて、警察では詳しいいきさつを調べています。
逮捕されたのは、和歌山県日高川町三百瀬の土木作業員、高橋徹容疑者(51)です。
警察によりますと、7日午後、容疑者の自宅のリビングで、大阪府高槻市の篠原卓さん(48)の胸をナイフで刺したとして、殺人の疑いが持たれています。
容疑者がみずから、「知人が家に押しかけてきた。もみ合いになった」と警察に通報してきたということです。
警察の調べに対して容疑者は、「金銭トラブルがあった。首を絞められ、抵抗するためにナイフで刺したが、殺すつもりはなかった」と容疑を否認しているということです。
警察は8日、司法解剖を行うとともに事件のいきさつについても詳しく調べることにしています。