(台中中央社)中部・台中市の大雪山国家森林遊楽区(海抜約2000メートル)でカンヒザクラが見ごろを迎えた。同地を管理する東勢林区管理処は、花びらが舞う遊歩道を歩けば鳥のさえずりも聞こえ、旧正月連休(23~29日)中の小旅行に最適だとして来訪を呼び掛けている。
同市にはこのほかにも、中社観光花市や東勢林場(同500~700メートル)など、春の息吹を満喫できる人気行楽地がある。中社花市では今の時期、毎年恒例のチューリップ祭りが開催中で、色とりどりのチューリップを中心にユリやカラー、セイヨウスイセン、ヒヤシンスなどが8ヘクタールにわたって植えられ、鮮やかな花のじゅうたんを作り上げている。東勢林場ではカンヒザクラや八重桜、ソメイヨシノ、マメザクラなどが相次いで開花し、元宵節(今年は2月8日)ごろまで楽しめる見通し。