2021年4月6日 20:08 京都新聞
参照記事
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/542966
ウェスティン都ホテル京都(京都市東山区)が2018年に始めた大規模改装が完了し、6日に現地で式典が開かれた。敷地内で掘削した天然温泉を活用した新しい温浴施設(スパ)がオープンした。
昨年の創業130周年に合わせ、本館や数寄屋風別館「佳水園」の大規模リニューアルに着手した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で工事が1年遅れ、今春完成した。
目玉施設のスパは本館5、6階に設けた。延べ約2100平方メートルで、宿泊客は無料で利用できる。近くの南禅寺水路閣のデザインを取り入れた半露天風呂やサウナを備える。ジムやエステも併設した。
式典では、ホテルを運営する近鉄・都ホテルズ(大阪市)の西村隆至社長らが出席し、テープカットで完成を祝った。北村恵司総支配人は「130年の歴史がある京都の老舗施設として、ラグジュアリーホテルの立ち位置を明確にし、国内外の富裕層を取り込みたい」と力を込めた。