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プユマ号、運転席の窓に曇り 視界に影響も 台鉄が交換作業進める

2019年08月12日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運



運転席の窓ガラスが曇る問題で交換作業を進む台湾鉄道




(台北 11日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)の特急プユマ号の車両で、運転席の窓ガラスが曇る問題が発生していることが11日分かった。6両の車両で同様の問題が見つかっており、うち2両は運転士の視界をさえぎるほどの曇りだった。

電車運転士の労働組合「全国火車駕駛産業工会」の呉長智秘書長によれば、二重構造になっているガラスの間のシリコンがはがれ、その隙間から水分が入り込んだのが原因だという。

台鉄は、曇りが深刻な2両について、窓ガラスの交換を10日に済ませたと説明。残りの車両も交換作業を進めており、近日中に完了するとした。また、車両製造の主契約企業である住友商事に6月末に書簡を送り、問題について報告したと明かし、同社は報告を受けてから最短期間で問題の改善を図るべきとの考えを示した。

車両は住友商事を主契約者とし、日本車輌製造が製造。台鉄は契約保証金を有しており、今回の問題によって損失などが発生した場合には、保証金から差し引くとしている。

特急プユマ号は昨年10月、北東部・宜蘭県を走行中に脱線。死傷者200人超を出した。
 

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