(嘉義 6日 中央社)南部・嘉義を走る阿里山林業鉄路(阿里山森林鉄道)は5日、スロバキアの旧森林鉄道、チエルノフロン鉄道と姉妹鉄道関係の基本合意書を交わした。阿里山鉄路にとって9番目の姉妹鉄道となる。
締結式が5日、嘉義市内で行われ、双方の代表が合意書に署名した。
阿里山鉄路は1912年開業、106年の歴史を有する。チエルノフロン鉄道は1909年に運行を開始し、今年で109年になる。林華慶林務局長は、両鉄道には相似した歴史と背景があると話し、協力関係の促進に意欲を示した。
チエルノフロン鉄道は木材運搬を目的に建設された。現在は阿里山鉄路と同様、文化財に登録され、観光用鉄道として運行されている。