東京・新宿区でトランプを使ったポーカー賭博をさせていたとして賭博店の運営者や従業員など4人が警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、新宿区のマンションで賭博店「ロドハウス」を運営していた、いずれもブラジル国籍のトマジ モリサワ パウロ ロドリゴ容疑者(36)とダ シルバ ロベルト
エジ容疑者(40)それに従業員2人の合わせて4人です。
警視庁によりますと、今月6日、トランプやチップを使ったポーカー賭博で客に金を賭けさせ手数料を徴収したとして、賭博開帳図利の疑いがもたれています。
また、客5人もその場で逮捕されました。
調べに対し、ダシルバ容疑者は容疑を否認している一方、トマジ モリサワ容疑者は容疑を認め、「ダシルバ容疑者から金を賭けるポーカー店をやろうと誘われた。最初は、ほとんどの客が知り合いだったので、金を賭けていた事実はごまかせると思っていた」などと供述しているということです。
違法な営業が発覚しないよう、客は紹介制で、来店時は従業員が路上まで迎えに行くなどしていたということです。
警視庁は、10か月間でおよそ4000万円を売り上げていたとみて営業の実態を調べています。