ついに30年間続けてきた稲作を今年をもって終了します。
夕方の秋の気配を感じる田圃に哀愁を感じながら・・・
想えば亡き父親から引き継ぎ、田畑も出来なくなった母親人生までやり遂げました。
平成年間の我が稲作人生が終了し、平成も終わろうとしています。
ご先祖様には申し訳ないのですが、昔から変わらぬ棚田を維持し耕作するのが
無理になりました。
続けて来た理由には、父親が亡くなる時に「お母ちゃんと田圃は僕が守るからな」と約束し
たためですが、約束は果たすことが出来たと思います。
獣害や大型機械の使用ができない田、石垣と長い距離の用水(溝)の維持と草刈り、
水持ちが悪いため除草剤も効かない田、そして夫婦の体力も限界となったためです。
しかし、しばらくは保全管理は行います。