昨日 MPS の「障害者にパソコンを教えるには」という主題の講習会で、Craving Explorer というソフトのあることを知った。
クレーブとは、欲しがることらしい。
「欲しがりません、勝つまでは」
4分の3世紀前には、みなそのつもりでいろと言われ続けていた。
17世紀末に書かれた「クレーブの奥方」というフランスの悲恋小説がある。
渇望、悲恋、何か通ずるものがありそうだ。
主人公の奥方の旦那クレーブは欲しがり屋だったのか。詳しくは知らない。
だが、Craving Explorer は、動く絵と音を、欲しいだけ目の前のパソコンに呼んでこられるソフトで、思いどおりにならない悲恋、渇望とは次元がまったく違うもののようである。
動画、音楽専用のブラウザーで、インターネットに載っている絵と音を、高画質高音質で視聴でき、取り込みもできる。
早速ダウンロードして試してみた。
http://www.crav-ing.com/
Youtube で、この間見つけたばかりの On Green Dolphin street を聴いてみる。
Internet Explorer で聴くのとは段違いに良い。
ダウンロードもできるが、無理やりディスクに押し込め、それを引きずり出すよりは、Youtube のサイトから直接聴いたほうがよさそうだ。
絵や音のデータは、入れたり出したりしているうちにどこか擦り切れてくるだろうから。