デスクトップにあったショートカット・アイコンを、スタートボタンのところにドラッグするとスタートメニューにショートカットがコピーされる。
こうしておけば、デスクトップいっぱいにひろげて見たり編集したりしていたことを、ひとまずお預けと最小化のマイナスボタンを押さなくても、スタートメニューからほかのソフトを起動できる。
ちょっとメモを別に取る、ちょっと画像を確かめる、そういうとき、ひろげたままの机の上にもう一つ机の上板を重ねたように作業ができる。
昨日スタートボタンはいらないと書いたが、ここはスタート欄にプログラムをもぐり込ませるときの入り口でもあったのだ。これはうっかりしていた。
さて、スタートメニューにアイコンができれば、もうデスクトップにはいらないだろうと、ごみ箱へポイ。
念のためスタートメニューから起動してみる。おや、お断りがきてしまった。
現れたダイアログ・ウィンドウの中で、昼ひなかなのに懐中電灯がゆれている。
「探しています」と書かれていてもそれはウソ。いきなり「見つかりません」では角が立つからそう言っているだけ。ここでは自分で探す道を選ぶしかない。
あわてずに[参照]の入り口から入っていって、消したアイコンの親元のファイルを探し出し、いったん開けばそれでOK。
ショートカットがその場所を記憶しておいてくれる。
一度やってもすぐ忘れてしまうような私らのボンクラあたまとパソコンの違いがここにある。
パソコンの働きは記憶が中心だから当たり前なのだが。