暮の12月23日に、デスクトップが見つからなかったことを書いておいたら、あの結末がついてないではないかとお話があった。
一応の締めくくりはしたつもりだったが、紐がゆるくてしっかり締ってなかったようなので、もう一度その状況を思い出しながら結末の手当てをしておこう。
まず状況を整理してみる。(12月23日の記事:迷机札の要約と補足)
講習会で練習用に作ったファイルを、とりあえずにデスクトップに保存しましょうと講師が言ったが、「デスクトップがない」という質問が出た。
ウインドウズパソコンを起動したとき最初に表れるのがデスクトップだから、ないはずはなく、デスクトップと呼ばずに別の名前を付けてしまっているらしい。
ないもの探しは難しいという先入観から、その場でこれがデスクトップに代わるものですと説明して上げられなかった頭の回転の鈍さに後から気づいたがもう遅い。
その日が講習会の最終日だった。
東芝のダイナブックだったことは覚えているが、ウインドウズのバージョンは迂闊にも確かめ損ない、いまとなっては調べようがない。
次に、つけたつもりの結末の話。(12月24日の記事:探机法の要約と補足)
起動直後の画面につけてあるデスクトップでない別名を探し当てるには、どうしたらよいのか。
デスクトップに何かファイルがあればよいのだが、なければ一つこしらえる。
デスクトップで右クリック ⇒ 新規作成 ⇒ テキストドキュメント
これで空のファイル「新規テキストドキュメント」ができた。
それを開いて、ファイル ⇒ 名前をつけて保存
そこに出てきた窓の「保存する場所」に表示されている名前が、そのパソコンのデスクトップに相当する別名である。
これで名前が見つかった。
なぜそうなったのか、理由がわからないと気がすまないかもしれないが、おそらく初期設定者の気まぐれで付けられてしまった名前だから、命名の由来は、目の前にその実機を置いて確かめることができず、設定者と直接話をすることは望めないいまとなっては、わからないとしか言いようがない。
そんなわけで、この話はご勘弁願いたい。