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うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

脆さ弱さ

2012年01月14日 | 忘れかけていたこと

情報保護の脆弱性が、アクセス権限の与え方によって様変わりするというWeb記事があった。

ものごとがプラスの表現になっているか、マイナスの表現になっているかで、同じことがらでも考え方そのものがプラスに働いているかマイナスに働いているかをうかがい知ることができる。

情報保護の脆弱性と言われると、世間一般の情報保護システムが、なんとなく頼りなげに思えてくる。
保護という言葉自体が、どちらかといえばマイナス表現であるのに、それに脆弱の程度が重なっては、いかにも危険いっぱいの感じがするではないか。

脆弱といわずに、強靭、強固に似た表現はできないのだろうか。
強固な保護と言ってしまうと、ガチガチに硬いシステムが想像されて、いかにも扱いにくそうに聞こえるのがよくないからか。

そもそも、情報というものが保護されなければならないもの、隠さなければならないものであることが、世の中を暗くじめじめとさせているように思う。

保護保護といいながら、いつの間にか本人も知らないうちに、私たちには番号が付けられている。
あなたはこういう番号になりますがよろしいですかと問われることもなかった。
情報保護とは、後ろ暗さで裏打ちされた、もともとマイナスの概念だったか。