Office 2016 には、既定のフォントに、字游工房という会社が制作した游ゴシックいう書体が使われています。
字游工房のフォントは、大日本印刷や凸版印刷でも使われていて、印刷によく合う書体なのでしょう。
游は、泳ぐ、あるいは遊ぶという意味の見慣れない漢字ですが、字游はかな書きにすればじゆうです。
書体もなんとなくおおらかな感じを受けます。
ペーパーレスは大量データの話で、まだまだ紙に印刷された文字は、人の心をとらえます。
どういうフォントを使うかによって、本や文書の影響力も違ったものになるでしょう。