まる文字は字の形がまるい少女用書体だが、まるの中にまるく配置した文字を書こうというたくらみである。
まる、文字と、どんどん重ねていけば詰め合わせの形になるから、さほど難しいことではない。
1.ワードのバージンファイルを作って、名前をつけて保存。
名前は途中のアクシデントに備えて最初につけ、作業途中でもまめに上書き保存したほうが、イーイィッと叫ばずにすむ。
2.オートシェイプ(図→円/楕円)でまるを描く。
真円にしたければ、ドラッグで拡げていくときに[Shift]キーを押していればよい。
適当な大きさのまるが描けたら、レイアウト( 2010では「配置」)を「背面」にしておく。こうしておいたほうがほかの文字や図と位置のしがらみがなくなって仕事がしやすい。
3.ワードアートの図柄から、左右対象で円弧配置のものを選んで文字を書き入れる。
こちらはレイアウトを「前面」にしておく。
4.ワードアートを円に重ねて、円周に沿って文字が配置されるように大きさと丸まり具合を調整する。
このときあせらずにやらないと文字が逆転・反転してややこしいことになる。もしそうなったらやり直したほうが早い。こういう場合に最初につけたファイル名と上書き保存が役に立つ。
5.形が決まったらあとは書式設定で色づけ、このとき線の色にも注意する。
6.できあがったら全体をグループ化して終わり。
こいうものは一つ作っておけば、それをテンプレートにして自由に改造できるから、あとは命名と保存をうまくやるだけ。
図のファイルにしたければ、[Print Screen]で画像ソフトに読み込めばよい。
文面が理解できない人にはこの作業は無理なので、ワードに画像を描く技法を簡単なものからはじめられるとよい。
手のつけようがない方はコメントをください。ひとつひとつ手ほどきいたします。