うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

レイアウト = 四角

2010年11月15日 | 忘れかけていたこと

ワード文書に挿入した図の[レイアウト]は、既定では「行内」になっている。
「行内」設定は、2行以上にまたがる図の場合、文字との間にいざこざが起きて扱い難い。

「四角」という、意味のよくわからないメニューがある。
画像の挿入される形はみな四角形であるのに、この「四角」というレイアウト様式は何なのか。

実際に四角に設定してみる。

おお、これなら図をどこに持っていっても、文字列が図に居場所を譲ってくれる。

四角四面の想像に反して、これはまことに融通無碍に見える。
だが、よく考えてみると、図の横暴が許されているのに、文字は逃げ回っているだけ。
行の途中に割って入られると、言葉の区切りも何もお構いなしに、文字列は右と左に泣き別れ。
文字は博愛、図形は横暴、図々しいとはこのことか。


レイアウト = 行内

2010年11月14日 | 忘れかけていたこと

ワード文書に挿入した図は、[図の書式設定]→[レイアウト]で見ると、「行内」が既定になっている。

図形が小さい場合は、文字列の中のどこにでも持って行くことができる。

しかし、大きな図形が幅をきかせれば、文字列はめちゃくちゃになる。


「行内」という設定だから、文字列の行が移動すれば図形の一緒に連れられて移動する。
どこに行ったのかと思うと次のページに飛んでいってしまったということもある。

それではレイアウトでな、くロウアウトになってしまう。


レイアウト

2010年11月13日 | 忘れかけていたこと

ワード文書に挿入した図を、文字のどこに配置するかによって、文書の出来栄えは変わってくる。
何か絵や図が入っていれば文書が引き立つというものでもない。

挿入する図が、文章の説明用なのか、引き立て役なのか、それとも逆に文章が図の説明用なのか、最もよい効果の得られる配置が図の挿入の価値をたしかなものにしてくれる。

ワード文書は、紙に印刷されるものもあれば、映像表示装置の画面上だけで見るものもある。
文書を見る方法によっても、どういう人が見るかによっても、文章と図の最適な組み合わせ方が違ってくる。

文章と図の組み合わせ方は、[図の書式設定]→[レイアウト]に用意されているメニューから選択することになるが、設定様式の名前がちょっとわかりにくいので、これまでは常用の設定を決めておき、それを使い慣らすことしかやってこなかった。
しかし、サポートのお手伝いをしていると、自分好みの設定ただ一つというわけにもいかず、一つひとつ確かめなければならなくなった。

限られた広さの画面では、一度にぱっと見られるようにするのは難しいので、じれったいけれども、ぼつぼつすすめることにする。

 

 


右クリック

2010年11月12日 | 忘れかけていたこと

困ったときの右クリック。
パソコン画面のどこででも右クリックするとメニューが現れる。
通常の操作以外に何かしようというときには、右クリックをすると次の手順の入り口を探し出せることが多い。

右クリックして何も現れない位置には入り口がない。そんなところから穴を開けてもぐりこもうなどと考えるのは徒労以前のことで、いくら突付いても仕方がない。
入り口はユーザー自身が探すもの。それを見つけやすいのが優れたアプリケーション・ソフトということになる。
ポインターをあちこち動かしてみなければ入り口の見つからないソフトをインストールしてしまったら、運が悪かったと諦めるほかない。

画面に文字が並んでいる。その文字列をどこかに書きとめておける状態で取り出したい、早く言えばテキストのコピーを取りたい。
そういうときには範囲指定して[右クリック]→[コピー]→コピー先の場所で[クリック]→[貼り付け]となるのだが、Webページなどでは意地悪く[右クリック]→[コピー]をできなくしてあるサイトもある。

ページの大部分なら、そっくり保存したり、いまはやりの OneNote や Evernote に取り込んだり、Print Screen で画像にしたり、いろいろ方法があるけれども、ほんの1~2行が欲しいときにはそれもくやしい。
見ながらキーを叩いたほうが早そうでもあるがそれもいまいましい。

そんなときは、すぐ諦めずに[Ctrl]+[C]→[Ctrl]+[V]を試みることにしている。
[右クリック]→[コピー]→[貼り付け]と同じこの操作が、マウスクリックでは受け付けないのに、このキー操作ならいうことをきいてくれる場合がある。

なぜこうなっているのかはわからないが、なぜを知らなくても、こうできることさえわかっていればたくさん。
パソコンを使う人には、ほとんどの場合、「なぜ」の知識より「こう」の体験のほうが役に立っているから。

 

 


お好み読

2010年11月11日 | 忘れかけていたこと

お好み焼と見間違うだろう。
「お好みで読むのかな」ということを書くつもりの駄洒落である。

私は絵を描くのが苦手である。
筆も走らないのにマウスが走るわけがない。
ブログに載せるイラストに、ときどき缶詰の画材を使う。CDだから板詰とでも言うのだろうか。

Photofiltre で \マイピクチャーに取り込んでから、さてバックが真っ白では気が利かないし、周りにも何か描き込んでみようかと思ってよく見ると、編集コマンドのアイコンがねぼけ色にかすんでいて、いうことをきいてくれない。
この前のときはそんな意地悪をされずにできたのに、パソコンには、読み込むときにイラストによってお好みがあるのだろうか、と考え込む。

一度読み込んだままではだめなのかと、いったん閉じてまた開いてみるが、そうたやすくOKにはしてくれない。
ことによると、メモリーが詰まってしまったのかと、ディスククリーンアップを実行して、それから再起動してみた。
再び Photofiltre を起動し、先刻のファイルを開いてみると、おやおや、めずらしく勘が当たっているではないか。

パソコンが満腹になると、お好みも変わるのだった。


検索で困惑

2010年11月10日 | 忘れかけていたこと

Webには、時刻表、地図、店舗案内ほかいろいろ便利なサイトがあって重宝している。そのときにはメモ用紙も鉛筆もいらない。
何年か前までは、電話帳をめくってたずねる相手を探してからでないと、何かを聞き出すことができなかった。
地図は電話では見えないから、聴きとって書き止めておくのも大変だった。
電話の相手が、こちらの行く方向と反対のイメージを描きながら教えてくれると、右左が逆になる。初めて行く場所に、とんでもないところを探し回って、近所の人に聞きながらやっとたどり着くこともあった。
しかし、いまは番地を入れれば地図上の場所がわかるようになり、そういう椿事もなくなった。
印刷やさんのCMなのだろうか、「タウンページありますか」が、絵面とせりふを換えてまだ続いているが、良純クンの出番も間もなく終わるだろう。

数ある便利サイトのうち、これは良いと思うのは、自分が使ってみて簡単に答えを引き出せたところだろう。1~2度通ったら全快した医者と似たようなものである。
もし案内する側が、いまどこのサイトにいちばん利用者が多いかを気にしていないと、
ちょっとした不都合の起こることもある。

たとえば、Gのマップがいま優勢でも、案内側のマップが別のシステムを使っているとする。作ったときにはそれが最上のシステムとされていた。
案内側の地図には施設の名前が登録されていて、該当の場所にマウスポインターを近づけるとその名称がポップアップ表示される仕組みにもなっている。
ところが、後から出てきてたちまち優位にたったGマップの検索には、その施設が引っかかるようになっていない。ある施設名が仲間はずれになっているのだ。
こうなると、入り口が二つあって、案内板の見え方が違って見えるようなもので、訪れた人はまごまごすることになる。

地図というものは、欲しいのは最初だけで、場所がわかった二度目にはいらなくなるからそんなくい違いをいつまでも気にする人はいない。

案内側は自分では地図など使わないから、多分気付いていないと思う。
さて、こうなっていますと話したとき、「ああそうですか」ぐらいで終わってしまえばむかしの歌を思い出すことになる。
「はい、それまでーぇよ」


小道具

2010年11月09日 | 忘れかけていたこと

パソコンは使い方次第で便利なものにも不便なものにもなる。
広範大量のデータを扱うときは便利だが、「スイッチ○○○○」といかないのが、いちばん不便なところである。

ところが広範大量のデータを扱うこと以外に便利なところもあるのだった。
昨日、パソコンユーザーのパソコンとの付き合い方を7分類してみたが、そこに入らない人が案外多そうなのに気付いた。
それは、パソコンをお付き合いの小道具にしている方たちである。

パソコンを目の前に置いておもむろにフタを開く。フタという呼び名は適当ではないかもしれないが、とにかく、まず開く。
開いた後、スイッチを入れても入れなくても、集まった人たちの間で話が弾めばそれでよい。
パソコン・クラブならケータイ・クラブよりも遊戯臭がはるかに少ない。

おおげさなクラブでなくても、最小単位の1対1でもOK。
パソコンが元来の機能を超えたところで、人と人とのつながりに役立つ。
パソコンの上手な使い方のコンクールがあれば、特別賞にでも値するような見事な使い方ではないか。

家族にパソコンを教えてもらうとうまくいかないというわけも、このあたりにかかわりがありそうとみたが、どうだろうか。

 

 


無正解クイズ

2010年11月08日 | 忘れかけていたこと

パソコン・サポートとはなんだろうと考えてみる。

       (ユーザー)                       (サポート)
何かをしたいからパソコンを使う (1)   (A)できるように支えてあげる
パソコンを使って何かをしたい  (2)
パソコンを使い続けたい      (3)    (B)できるように手伝ってあげる
パソコンをたまには使ってみたい (4)
パソコンというものを使ってみたい(5)    (C)かわりにやってあげる
パソコンに触ってみたい       (6)
パソコンやってるのと言いたい  (7)

(1)~(7)と(A)~(B)がどう結びつくか。
結びついた線のどこまでが望ましいサポートなのか。
障碍者の介護とパソコン・サポートの違いは何か。

いまなぜ、言い訳めくからあまり好きでない言い方だが、いまなぜこんなクイズを出したのか。
「障害者にパソコンを教えるには」という主題の講習会で、自分はなぜパソコンを使うようになったかというK先生の、すばらしい話を聴いたのがきっかけである。


渇望

2010年11月07日 | 忘れかけていたこと

昨日 MPS の「障害者にパソコンを教えるには」という主題の講習会で、Craving Explorer というソフトのあることを知った。

クレーブとは、欲しがることらしい。
「欲しがりません、勝つまでは」
4分の3世紀前には、みなそのつもりでいろと言われ続けていた。

17世紀末に書かれた「クレーブの奥方」というフランスの悲恋小説がある。
渇望、悲恋、何か通ずるものがありそうだ。
主人公の奥方の旦那クレーブは欲しがり屋だったのか。詳しくは知らない。

だが、Craving Explorer は、動く絵と音を、欲しいだけ目の前のパソコンに呼んでこられるソフトで、思いどおりにならない悲恋、渇望とは次元がまったく違うもののようである。

動画、音楽専用のブラウザーで、インターネットに載っている絵と音を、高画質高音質で視聴でき、取り込みもできる。

早速ダウンロードして試してみた。
http://www.crav-ing.com/

Youtube で、この間見つけたばかりの On Green Dolphin street を聴いてみる。
Internet Explorer で聴くのとは段違いに良い。

ダウンロードもできるが、無理やりディスクに押し込め、それを引きずり出すよりは、Youtube のサイトから直接聴いたほうがよさそうだ。
絵や音のデータは、入れたり出したりしているうちにどこか擦り切れてくるだろうから。


ようやく会えた

2010年11月05日 | 忘れかけていたこと

10月27日の記事に、マイルスの迷子曲探しをしていると書いた。
それをようやく探し当てた。

On Green Dolphin street である。
http://www.youtube.com/watch?v=IrVnm66joQk&feature=related


探しものは、シャカリキになっているときは見つかりにくい。
探すともなく歩いていて、何の気なしに目に触れたものがそれだったということがある。

この曲の入っていたLPのジャケットは、下半分が緑色のように思っていたが、緑はジャケットの色でなく曲名に Green の文字が入っていたのだった。

マイルス以外のこの曲の演奏にも興味が湧いたので、順に聴いている。
昨夕はコルトレーンを聴き終えたらTVの「99年の愛~ジャパニーズアメリカンズ」の放送時間になってやめた。今日はまだ次を聴いていない。

Green Dolphin street という名の街路、アメリカのどこかにあるのかと思ったら、フロリダにあるという。
しかし、それは街路名ではなく、刑務所の名前だったとは。


手さぐり

2010年11月04日 | 忘れかけていたこと

ブログの画像をほぼ希望の位置に入れる方法がやっと身につきかけた。

次は音楽、さあ聞け聞けと勝手に鳴り出さない、短く終わるのがよい。
それをやっている方がおられる。

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/yamato_onoko/52703818

説明は余計なことだからやめておく。

簡単に挿入できる方法が、まだわからずにいる。


まるに文字

2010年11月03日 | 忘れかけていたこと

まる文字は字の形がまるい少女用書体だが、まるの中にまるく配置した文字を書こうというたくらみである。

まる、文字と、どんどん重ねていけば詰め合わせの形になるから、さほど難しいことではない。

1.ワードのバージンファイルを作って、名前をつけて保存。
名前は途中のアクシデントに備えて最初につけ、作業途中でもまめに上書き保存したほうが、イーイィッと叫ばずにすむ。

2.オートシェイプ(図→円/楕円)でまるを描く。
真円にしたければ、ドラッグで拡げていくときに[Shift]キーを押していればよい。
適当な大きさのまるが描けたら、レイアウト( 2010では「配置」)を「背面」にしておく。こうしておいたほうがほかの文字や図と位置のしがらみがなくなって仕事がしやすい。

3.ワードアートの図柄から、左右対象で円弧配置のものを選んで文字を書き入れる。
こちらはレイアウトを「前面」にしておく。

4.ワードアートを円に重ねて、円周に沿って文字が配置されるように大きさと丸まり具合を調整する。
このときあせらずにやらないと文字が逆転・反転してややこしいことになる。もしそうなったらやり直したほうが早い。こういう場合に最初につけたファイル名と上書き保存が役に立つ。

5.形が決まったらあとは書式設定で色づけ、このとき線の色にも注意する。

6.できあがったら全体をグループ化して終わり。

こいうものは一つ作っておけば、それをテンプレートにして自由に改造できるから、あとは命名と保存をうまくやるだけ。

図のファイルにしたければ、[Print Screen]で画像ソフトに読み込めばよい。

文面が理解できない人にはこの作業は無理なので、ワードに画像を描く技法を簡単なものからはじめられるとよい。
手のつけようがない方はコメントをください。ひとつひとつ手ほどきいたします。


再変換

2010年11月02日 | 忘れかけていたこと

文字を打ち込む、変換する、初心の頃は律儀に[変換]キーを押していたが、[スペース]キーで変換できることを知ってからは[変換]キーとのお付き合いが絶えていた。

変換違いは消して直したほうが早いと思っていたが、コッツン、コッツンと入力する人の場合は、思いどおりの字が出ていないのに気付かずに確定してしまったとき、誤変換即停止状態ということになる。
さてどうするか、打ち直すのは大変なので、違っている文字を範囲指定して再変換、このときには[変換]キーを使わなければならないのだった。
[スペース]キーでは1文字分のスペースに変換されてしまう。

再変換の過程でよく見ると、この働きは、変換前のひらがな入力状態に戻るのではなく、変換し直した後の文字に入れ替わるのだった。
しくじった文字は、修正は許されずに交替させられているのだった。
せっかく打ち込んでおいたのにかわいそう、そう思われるお方は誤変換のまま確定しないよう注意を求められることになる。

間違いを少なくするには、キーよりも画面を見る習慣をつければよいのだが、さて。


マウス

2010年11月01日 | 忘れかけていたこと

8月13日の「左手の指」に、こんな意味のことを書いた。
[Shift]を押しながらクリックするとき、初めての人は力あまってマウスの位置がずれてしまう。
この場合は、[Shift]を押す左手と、クリックする右手の両方のことなので、慣れるまでに何度か繰り返しが必要かなと思っていた。

だが、ワードに挿入した画像を編集するときのように、図の指定枠に出てくる○マークや■マークの上にマウスポインターを持って行って、その形が変わったらドラッグするという、利き手だけの操作でもなかなか難しいらしい。
<マウスポインターの形が変わった>ときその位置から<ドラッグ>に入る前、左ボタンをONにするそのときに、きわめて大げさに言えば魔の瞬間が訪れるのである。
「はい。矢印が出ました。そこで左ボタンを押して」と言うと、ボタンをギュッと押そうとしてマウスを握りしめる。つい力が入って格闘技が始まる。
入れなくてもよい力だから、余ったエネルギーはほかの仕事をしないとエネルギー不滅の法則に逆らうことになる。
力の働きは抵抗の少ないほうに向かう。マウスの前進でエネルギーは発散し、ことが収まる。
だが、無駄なエネルギー消費は反エコ行為だから目的は達せられない。

「押して」と言われると前向きの力を入れてしまう。
では「押して」と言わずに何と言えばよいのか。「クリック」では意味が違うのでそのことばも使いにくい。「クリックして」と言われると正直にそこで軽い痙攣を起こす人もいる。

やってみせても、見せる側の指の感覚は見ている人にはわからない。操作過程と結果の画面上のイメージしか伝えられない。この爺じいがスィッとできるのに私がなぜと思わせたのでは逆効果になる。
マウスがうまく動かない人には準備運動などと考えているのだが、よい方法はないものだろうか。
スポーツ・トレーニングの経験者ならよい知恵をお持ちかもしれない。