うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

どういうことか、どういう意味か

2016年03月16日 | 忘れかけていたこと

Excel で、どこかのセルに入っている文字、数値、数式をその隣のセルからズルズルと連続して入力できる機能をオートフィル、そのときに使う十文字のマークのついたところをフィルハンドルと呼んでいます。

実際にやってみればどういうことかがすぐわかるので、「Excel ってどんなものですか」への返事にも役立ちます。
しかし、そこで研究熱心な方に「フィルって何ですか」と続けられると、グッと答えに詰まります。

そういうときは、「Excel オートフィル」で検索すると、いくつものサイトの見出しがパッと現れます。
どういうことかがわかりやすいサイトもあれば、言葉の意味がわかるサイトもあります。

言葉の意味はちょっととらえにくいところがありますが、満タンにするフィル・アップを想像すると感じをつかめそうです。
満タンになっていることと、満タンにすることは違うので、燃料ゲージの文字は、フィルではなさそうですが。

検索するとき、キーワードに「Excel」を入れておかないと、iPhone のオートフィルが先に現れないとも限りません。
Excel のオートフィルでは、空きセルをこう埋めたいというユーザーの意思が先にあるのに、iPhone のオートフィルは、曲が勝手に入り込んで埋まるという、逆の意味になっているところに、オートという言葉のおもしろさがあるようです。

 

 

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バージョンの魔法

2016年03月15日 | ソフトいろいろ

グラフでデータを見せる場合、表示形式の違うグラフを組み合わせると、一つのグラフで伝えるデータの範囲を広げることができます。
複合グラフと呼ばれるその作り方も、Excel のバージョンが新しくなると、方法が変わってきます。

たとえば営業成績を見せるグラフの場合、店ごとの個別データは棒グラフ、全店合計のデータを折れ線グラフで表すものとします。

古いバージョンでは、はじめに全店合計のデータも含めた棒グラフを作っておき、全店合計部分だけをあとから折れ線に変更する手法がとられていました。

 

新しいバージョンでは、はじめから個別データは棒グラフ、合計は折れ線グラフで、それを組み合わせて一度に作れるようになっています。
回り道がいらなくなったわけです。

こういう複合グラフの作り方などは、通常それを必要とする機会はごくわずかなものでしょう。
データ処理を専門にしている人たちを除けば、一生に一度巡り合うかどうかというぐらいです。

ただ、国家資格ではなくても、有名ソフトメーカーが、検定という名をつけ技能測定を行っていて、その合否が世間一般の技能水準判定材料にされているとなれば、合格を目指す人は、実用価値とは別の知識水準としての価値を尊重することを強いられます。

複合グラフ作成という技法だけをとらえれば、両方知っていればよいではないかということも言えますが、こういうたぐいの用法の変容が無数にあるとなれば、方法をガラッと変えられてしまうことは大いに迷惑ということになります。

ちょっと手順を変えて見かけだけは便利になったような、新しいバージョンを次々に出して見せられると、ユーザーが魔法にかけられたように新バージョンに手を差し伸べてさまよい歩く、そんな材料を世に出していくことが、ソフト開発と言えるのだろうかと、おかしな気分にさせられているところです。

 

 

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見るより聞いて

2016年03月14日 | 千差万別

聞いて覚える耳学問は、文字を使うよりも直接こころに響きます。
知識の主要部分を、その方法で育んできた人には、キーボード入力は苦難の道です。

印刷された文字を見て、そのとおりに1文字ずつ打ってみても、まったく同じ形の文字列が再現できる不思議を感じるだけで、それがニュースであろうと、物語であろうと、文章の持つ意味はあたまをバイパスして行きます。

耳学問の専門家も、見て打つのでなく、聞いて打てば、意味はいったん頭に入るでしょう。
パソコンは、何度でも根気よく、お話をくり返しくり返し聞かせてくれます。

 

 

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母音に濁点

2016年03月13日 | 千差万別

母音のかなに濁点を打ちたいという質問に、「そういう字はありません」という返事ではちょっとすげないと思い、考えてみたら方法がありました。

 あ゛い゛う゛え゛お゛

かな入力にしておけば、@マークキーで濁点が入ります。

ただし濁点が1文字分を占領してしまうので、次の字との間隔が広がってしまいます。
どうしても間隔を埋めたければ、外字か画像で挿し込むしかなさそうです。

 

 

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保存場所はわかりやすく

2016年03月12日 | 千差万別

非常用品は、ひとまとめにしてかないと、いざというとき役に立ちません。

バックアップ・データも、それが役に立つのは非常の場合です。
その場になって探さずにすむこと、その前に、毎日のバックアップをサッとできることがだいじです。
ワンクリックでバックアッププログラムが起動してせいぜい30秒程度で終了、それでなければ毎日は続きません。

自分で作ったデータは、保存場所を自分で決めます。
保存場所は、あちこち散らばさず、ひとまとめにしておくことが最上です。

ひんぱんに使うデータでも、本体はドキュメントフォルダーに置きます。
ドキュメントフォルダーをバックアップしておけば、それでOKということになります。
アプリケーションによってドキュメントフォルダーにデータが入らないものもあるので、ちょっと工夫がいりますが。

ファイルを探すときにも、ドキュメントフォルダーだけ探せば必ず見つかる、置き場所にはそれがいちばん確かです。
デスクトップで呼び出したければ、ショートカットにお願いすればよいのです。

 

 

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バックアップは無効9割+

2016年03月11日 | 千差万別

打たれたボールの行方によって、キャッチャーはすぐに走らなければなりません。
走って行ったその先で、ボールをつかむ機会はごく稀です。
このバックアップは、ほとんどが行ったり来たりしているだけの行動です。
それでもしておくのがバックアアップですから、無効でもムダは極力減らそうと工夫されます。


パソコンのデータで、かけがえのないのは、自分が作ったデータです。
なくなってしまえば、必要ならデータはまた作り直さなければなりません。

バックアップは、外に求めても代わりを得られないものだけで十分な気がします。
せっかくしておいても、実際に役立つ機会はごくわずか、9割何分かは無効ですから。

野手が下手揃いで、一塁手の取れないような球ばかりが飛んでくるチームの場合は、この割合も違ってきますが。

 

 

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机の上は物置きではない

2016年03月10日 | 忘れかけていたこと

「三日前の古新聞」という歌の文句がありました。
ファイルを次に開くまで三日以上置くとしたら、デスクトップは保存場所には向きません。

自分で作ったファイルは、ドキュメントを全部まとめたフォルダーに、きちんと収めておいたほうが後のちのためにはよいのです。
Windows が、ときどきこのまとめフォルダーの名前を変えるのも、あまりよくないと思っています。

デスクトップが長期保存場所に向かない理由はいろいろ、一つは、そこが書庫でも倉庫でもなく、事務所の机の上だということです。


次はバックアップにかかわることです。
少し考えてみましょう。

 

 

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デスクトップは居酒屋ではない

2016年03月09日 | 千差万別

デスクトップにアイコンがたくさん並んでいて、ひと目でコレと見つけ出せないことがあります。

タイルよりデスクトップが好まれるのは、スクロースしないですむからでしょう。
マウスのヘソをぐりぐりやったり、パネルを指ではじいたり、それが楽しいと思うのは、動かすことが面白いからで、こどものおはじき趣味にどこか似ています。

動かしたりはじいたりする時間は、ただ見つけることに集中しているムダな時間です。
合理性指数というものがあれば、それはマイナスの領域になります。

アイコンは、見つけたあと何かをするためにあるので、並んだそれを眺めるためのものではありません。
パッと見た瞬間にコレ、それが最上です。
階層フォルダーにしておけば、使うのはクリックの時間だけですから、それは有効作業時間に入るでしょう。

デスクトップで視線を往復させるようになっていたら、そこはもう込み過ぎではないかと思います。
込んでいるほうが気分が乗るのは、居酒屋だけでしょう。

 

 

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後片付けは忘れがち

2016年03月08日 | 忘れかけていたこと

奇妙なデスクトップに出会いました。

デスクトップにフォルダーが作ってあって、そこに自分で作ったデータをまとめて入れてあります。
行き届いた整理ができるよい方法だと思ったのですが、そのフォルダーのショートカットがデスクトップに置いてあるのです。
それにはカッコ付きの番号も入っています。
ということは、ショートカットがいくつも作られているのです。
探してみると確かにありました。

ショートカットですから、消しておけばそれまでですが、なぜそれがいくつもそこに作られたのか、クイズができてしまいました。

作ったそのときには、何か作った人の役にたっていたのでしょうが、さて、これはどういうお役目だったのでしょうか。

海岸の砂浜や、野原によくある、バーベキューの窯場のあとを思い出します。

 

 

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スマホ画面をみんなで見る

2016年03月07日 | 忘れかけていたこと

スマホをバカにしている人や、使い損ねてムダを抱えている人に、こんなこともわかるんだよと教えてあげるには、大勢集まったところで一度に見せるプロジェクターが役に立ちます。
実際の画面を、その場で見せるのがいちばん、その方法を探したら、見つかりました。

スマホの画面をパソコンで見られれば、プロジェクターにもそのまま映ります。
これには三つもの方法が紹介されています。

 

ここまで来て気づきました。
なぜわざわざパソコンに?

スマホ画面をプロジェクターで見れば、やはりそのまま映ります。

そうでした、スマホとプロジェクターをつなげば、パソコン中継はいらなかったのです。

 

 

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エッジって何だ

2016年03月06日 | ソフトいろいろ

Windows の標準ブラウザが、おなじみの Internet Explorer から Edge に置き換わりました。

Edge の特徴
1.アドレスバーにいきなり任意のキーワードを入れて検索ができる。
  検索エンジンは、デフォルトでは Bing だが、お好みのものに入れ替えができる。
2.Webノートという機能を使うと、Webページに手書きメモを書き込むことができる。
  OneNote にそれを保存しておくこともできる。

Tさんのおっしゃるとおり、新しいものは、嫌がらずに使っていると、だんだん慣れて仲良くなれそうです。

 

 

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眠らせたいタッチパネル

2016年03月05日 | 千差万別

ノートパソコンのタッチパネルは、マウスいらずの便利道具として、うまく使いこなす人もいますが、マウスに慣れきってしまうと邪魔になります。
ちょっと触ると思ってもいないことをしてくれます。

タッチパッドを無効にするメニュをもっていれば、簡単に動かなくなりますが、古い型のパソコンでは、どうしても眠らせることができません。
何とかこれを寝付かせるうまい方法はないものでしょうか。

 

 

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正しいパソコンの使い方

2016年03月04日 | 千差万別

この標題からは、ふた通りの意味を読み取れます。
1.パソコンの使い方が正しい
2.正しいパソコンを使う方法

パソコンの使い方には、これこそが正しいという方法はたぶんないでしょう。
いちばんうまく動いてくれる方法が、そのユーザーにとって最良の使い方です。
どこのどんな人にも思いどおりに動いてくれる、すべてが同じ方法、そういうものはありません。

正しいパソコンであるかどうか、こちらのほうは、何か判定の尺度があるような気もします。

1.のほうは全体として成立することで、2.は部分にもそれが言える、ということでしょうか。

 

 

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パソコンが遅くなる理由

2016年03月03日 | ソフトいろいろ

Windows は、起動するときに、いろいろなプログラムをスタートさせています。

起動のときに少し我慢をしておけば、必要な動作がパットできるように仕組まれています。

Windows のバージョンを新しくすると、スタートのときの準備が最低限であるかどうかはわかりませんが、必要なスタートプログラムを絞り込んでありますから、OSの起動は目が覚めるように速くなります。

あれもしてみよう、これも見ておかなければと、ユーザーが新しいことに手を染めるたびに、Windows さんは気を利かせてスタートの準備範囲を広げていきます。
新しいソフトをインストールすると、そのソフトは毛嫌いされないように、スタートの準備グループの仲間に入れるだけ入っておくよう、そっと仕掛けが作られます。

めったに使わないプログラムまで、準備だけはさせておこうと、OS起動のたびにスタートラインに並ばせたのでは、そのあたりが混雑して、呼び出しては「はい、ここ」と、待機場所におさめるのに時間がかかります。
たちまちパソコンが遅くなったと、ユーザーをぼやかせます。

スタートラインをがらがらに空けておいて、Windows だけは6~7秒ぐらいで起動するようにできないものでしょうか。

 

 

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文字入力と文章入力

2016年03月02日 | 千差万別

中華のとは読んでも、ハナと読まない人、ゴクと読むのかと思う人、文字の捉え方はさまざまです。

よみかきそろばんの、よみを飛ばしてきた人に、パソコンで文章の手本を見ながらの入力を勧めてみたとき、その人は何を感じるでしょうか。

四角い駒を押すと文字が画面に出る、つなげていけば手本どおりに並んだ画面ができあがる、印刷をしてみると、手本にそっくりなものができあがる、文章は読めなくても、パソコンを使うことができたと思う、そこまでは確かでしょう。

さて、それで・・・、その先は考えてはならないことなのでしょうか。

 

 

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