２０１８年第１１戦 ドイツＧＰ・決勝

　一言、「面白かった」ですね。波乱続きで
まさか、予選１４番手、しかも昨日、あんな「失意のどん底」って感じのハミルトン選手が優勝するとはねぇ・・・
確実に順位を上げていたし、各ドライバーがタイヤで苦しんでいく中、かなりファースト・スティントを長くとれてましたもんね。
チームのピットインの「混乱」もありましたが、あれを除けば、彼自身、そしてチームの戦略、すべてが見事に当たった勝利です
ちょっと可哀想だったのは、２番手のボッタス選手でしょうか・・・
最後のＳＣ明けのリスタート、果敢に同僚にバトルを挑んでましたけど、たった３ターンくらいで「チームオーダー」が出てしまうなんて・・・
今年、不運ばっかりだった彼にとって、目の前のチャンスを詰まれてしまったのは・・・心中いかばかりか・・・
一方、レースを掌握していたＰＰヴェッテル選手は・・・ただただ、魔が差したとしか言えませんね
その魔が差したところが、残念ながらグラベルであり、ウォールも近い場所であり・・・ミスを取り返せない場所だったという点は、チャンピオンシップ争いに影を落としそうです
今回の「波乱」の原因を作った「天候」・・・レース中の解説でも、雨雲レーダーみたいな画像が出て、散々煽られました。
煽られたのは一部のチーム、一部のドライバーでしたね、「一攫千金」を狙って早めにインターミディエートやフルウェットに履き替えましたが・・・雨は酷くならず・・・
・・・まあ、それだけの「賭け」をしないことには、成功も掴めない事情がありますからね。マクラーレンしかり、トロロッソしかり・・・
そんな「賭け失敗組」がいたから、エリクソン選手であり、ハートレー選手が繰り上げポイントＧＥＴ・・・レースって分からないもんですねぇ
来週は早くも、夏休み前のハンガリーＧＰですか・・・何とか奮起してください。ホンダ