半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『お前の罪を自白しろ』を観ました。

2024-08-16 03:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 政治家一族の宇田家の次男・宇田晄司(中島健人)は建築会社を設立するも倒産し、やむなく政治スキャンダルの渦中にいる国会議員の父・宇田清治郎(堤 真一)の秘書を務め、煮え切らない日々を送っていた。
そんなある日、一家の長女・麻由美(池田エライザ)の幼い娘が誘拐された。
犯人からの要求は身代金ではなく、「明日午後5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」という清治郎への脅迫。
それは決して明かすことが許されない国家を揺るがす”罪”だった。
権力に固執し口を閉ざす清治郎―。
晄司はタイムリミットまでに罪に隠された真相を暴き、家族の命を救うことができるのか !?
(公式サイトより)

 なかなか強烈なタイトルですよね。劇場で予告編を観たときにも思いました。
清治郎は最初から窮地に立たされている感じで、そこに追い打ちをかけるような(孫の)誘拐事件。
身代金ではなく、スキャンダルを白状しろという要求なので、当然、どういったスキャンダルなのかという点に注目します。
・・・が、晄司しかり、周囲の側近しかり、検察側しかり、その内容をほぼほぼ分かっているようで、会話の端々に「あの事を・・・」みたいな感じで出してきてて、衝撃的でも何でもなかったですね
次の注目は、「犯人は誰だ」という事になりますが、これは「意外」でしたね。まあ、あんな脇役みたいな位置に、あの女優さんを出している時点で気づかないとですが
彼らの動機は分かりますが、結局は、内輪もめの中の死体隠しということで、ちょっと興ざめです。
じゃあ、(映画予告で全面に出ていた)晄司がガンガンと打開していく・・・というような「池井戸ドラマ」みたいな展開でもなかったし・・・
何だか焦点がつかめない作品でした。
ちゅうことで、指揮権発動という言葉だけが焼き付いて、その後色々と調べてしまいました・・・で、40点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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