『機動戦士ガンダム ＴＨＥ ＯＲＩＧＩＮ Ⅲ（暁の蜂起）』を観ました。

　宇宙世紀００７４年。　テキサス・コロニーを離れたエドワウ・マスは身分を偽り、シャア・アズナブルとしてジオン自治共和国国防軍士官学校に入学する。同期となったザビ家の御曹司ガルマと親交を深めるシャア。次第に二人は学生たちからも一目置かれる存在になってゆく。
　そして宇宙世紀００７７年、ついに学生たちは独立をかけ地球連邦軍治安部隊に対し武装蜂起する。しかしそれはシャアの描く復讐への壮大なシナリオの幕開けでもあった……。
――いま、歴史の歯車が回りだす！
（公式サイトより）

　だいたい半期に１話というペースでしょうか・・・このＯＲＩＧＩＮも３話目となりました
前話が、キャスバルとセイラにとっての「転機」ではありましたが、とっても静かな感じがしました。
・・・が、今回はとにかく「慌ただしい」ですな。
まずは、キャスバルがシャアになる所です。しっかし、ザビ家は徹底的に、あの「子供達」を抹殺しようとしてますね
あれだけキャスバルが狙われているのに、同じ境遇であったセイラがノーマークなのが不思議です
しかし、「転機」後のキャスバルは、とにかく怖いですね
今回、１時間強の尺の中で、何人を「陥れた」ことか・・・シャアであり、リノであり、ガルマです・・・
連邦とジオンが、微妙な関係になっている状況に、このキャスバルのガルマに対しての「けしかけ」・・・
これが、（ナレーションにもありましたが）ジオンにとって、結果的に大きな「転機」になるんですねぇ・・・そんな事をキャスバルが計算した行動だったらホント恐ろしいです
・・・実際、途中途中で垣間見る表情、あの顔に「友情」とか、「情熱」が全く感じられないっす
ある意味、セイラが建てたであろう、キャスバルの墓・・・セイラにとっての「兄さん」は、やはりこの時期としては一度死んでいますね
そんな「蜂起」が今回のメインであったので、１－２話でとっても好きだった、ランバ・ラル＆ハモンさんが全く出てこなかったのが残念。
メカについても、ミノフスキー博士の訴えもあってＭＳ計画も承認された話くらいで、あまり進展なし・・・
この辺のバランスがチト悪いのも、ＯＶＡだから仕方ないかな
今回でＯＲＩＲＩＮ３部作も終わり・・・と思ったら、４があるのね・・・
クオリティは相変わらず高いし、所々に流れる、ファーストの曲が心地よく、物語にすんなり入れるのは、漫画にない「良い特徴」ですね。
エンドスクロールで「アムロ・レイ」とか書いてて、「ええ、どこに出てたんか」と思ったら、その後に出てましたね。
ララァも出てくるようで、いよいよファースト・ガンダムの役者達が揃いつつあります。。。楽しみ
ちゅうことで、シャアだのキャスバルだの、表現がややこしい・・・で６５点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません