半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ロストケア』を観ました。

2024-03-24 17:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 早朝の民家で老人と訪問介護センターの所長の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは、センターで働く斯波宗典(松山ケンイチ)。だが、彼は介護家族に慕われる献身的な介護士だった。検事の大友秀美(長澤まさみ)は、斯波が勤めるその訪問介護センターが世話している老人の死亡率が異常に高く、彼が働き始めてからの自宅での死者が40人を超えることを突き止めた。
真実を明らかにするため、斯波と対峙する大友。すると斯波は、自分がしたことは『殺人』ではなく、『救い』だと主張した。その告白に戸惑う大友。彼は何故多くの老人を殺めたのか?そして彼が言う『救い』の真意とは何なのか?
被害者の家族を調査するうちに、社会的なサポートでは賄いきれない、介護家族の厳しい現実を知る大友。そして彼女は、法の正義のもと斯波の信念と向き合っていく。
(公式サイトより)

 この作品、昨年の公開時に劇場で観たかったのですが、近くでいいタイミングでやってなくて、断念してました
当然、その時に、この作品の物語を認識していましたので・・・
この作品、実話とまではいかないようですが、似たような事件はありましたよね・・・
冒頭の解説に書いてある通りなんです・・・もちろん、とっても「重たい」話です
斯波が起こした事件の背景たるもの・・・日本における「介護の現状」というものがのしかかってきますね。
行政では届かない部分であり、自分しか対応できないという現状、生活資金しかり、社会との適合しかり・・・
この苦しみが自身の経験で分かっている斯波なんで、ケアサービスという職業での彼は、相手に対して、本当に親身になってあげています。
・・・と同時に、その苦しみから解放させてあげる術も経験している・・・
なので、検事の大友の追求に関しても、決して動揺もしないし、彼の発する言葉に全くのブレが無い・・・それだけの経験をしているし、それだけの信念と覚悟をもって行動をしています。
対する大友、彼女も自分の職務として毅然としていますが、斯波が起こした事件の遺族の人たちの話を聞いたり、自らも祖母を世話している(といっていいかは微妙)立場でもあり、自分の中で何度も考えているのが、よーく分かります。
この2人の会話シーンは、こっちも真剣に耳を傾けてしまいましたもん。
松山ケンイチさん、長澤まさみさんの演技というのも、真剣になっちゃうだけの力がありました
結論が出ている「終わりました」という流れの作品ではありません。真剣に考えるだけの意味のある作品でした。
ちゅうことで、カミさんも、こういった職種なので、考えるモノがあったようです・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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