安全なはずの『加湿器殺菌剤』は、私の子供と妻をゆっくりと殺している。
テフン(キム・サンギョン)は大学病院で救急救命室の医師をしている。ある日、息子・ミヌ(キム・ハオン)が意識を失い、病院に運び込まれる。最近体調がすぐれなかったミヌだったが、病院に運ばれたときには呼吸ができない状態になっていた。
診察の結果、肺が硬くなる“急性間質性肺炎”と判明する。息子に何もできないという絶望の最中、突然妻・ギルジュ(ソ・ヨンヒ)が同じ肺の病気で亡くなってしまう。
耐え難い現実に直面したテフンと義妹のヨンジュ(イ・ソンビン)は、ギルジュが突然病気になった事を不審に思い、調査を始める。
調査を始めてほどなくして、衝撃的な事実が明らかになる。原因は、日常的に使用している加湿器用の殺菌剤にあったのであった。
世界的な企業であるオーツー社は、自社製品に有害な化学物質が含まれていることを隠して、過去17年間販売してきたのだ。
オーツー社は「殺菌剤を加湿器に入れれば風邪に効く」と宣伝し、政府も日常的に使用できる安全性を認可していた為、商品はヒットしたが、殺菌剤を使用した多くの人々の命が危険にさらされることに。
テフンと多くの被害者たちは、真実を明らかにするためにオーツー社に立ち向かう。
(公式サイトより)
今回は珍しく、冒頭の解説を観て鑑賞を決めていました。興味深い「実話」でしたから
まずは、この「実話」の発端となる事件発生までの流れ・・・そりゃあ、当事者(被害者)は、ワケ分からないですよね。なんで体調が急激に崩れるのか・・・
テフンが職業柄で気づいたから幸いだったけど、一般人であれば、こんな(被害者の)共通点なんて、分からないだろうに・・・
そして、オーツー社に訴えますが、オーツー社が・・・
もうね、演出なのか、実際そうだったのかは分かりかねますが、典型的な「悪の組織」ってのが色濃かったですね。
社長が、やり手の弁護士と、数人だけの密談をする。その会議室も、やたら薄暗くて・・・出てくるセリフも、企業を守ることしか考えていない・・・
内部で調査をしないどころか、被害者たちを批判する始末・・・
加えて、国の対応も酷かったですね
「その事案は、保健福祉部に」「いや、薬品だから、食品医薬品安全部へ」「いや、環境に関することだから、環境部だ」・・・などと、完全なタライ回し。
彼らに殺菌剤をバラまいたテフンの気持ちは理解できます
多数の被害者、そして粘り強い弁護士たちの協力で、何とか「それなりの」賠償を得ることができたものの、
最後の「95万人使用していて、23万人が・・・」という事実を知ると、完全に決着がつけられたとも思えない印象でした
ちゅうことで、悪い奴らから、「そうだ、みんなで食事しよう」という提案が衝撃過ぎ・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
テフン(キム・サンギョン)は大学病院で救急救命室の医師をしている。ある日、息子・ミヌ(キム・ハオン)が意識を失い、病院に運び込まれる。最近体調がすぐれなかったミヌだったが、病院に運ばれたときには呼吸ができない状態になっていた。
診察の結果、肺が硬くなる“急性間質性肺炎”と判明する。息子に何もできないという絶望の最中、突然妻・ギルジュ(ソ・ヨンヒ)が同じ肺の病気で亡くなってしまう。
耐え難い現実に直面したテフンと義妹のヨンジュ(イ・ソンビン)は、ギルジュが突然病気になった事を不審に思い、調査を始める。
調査を始めてほどなくして、衝撃的な事実が明らかになる。原因は、日常的に使用している加湿器用の殺菌剤にあったのであった。
世界的な企業であるオーツー社は、自社製品に有害な化学物質が含まれていることを隠して、過去17年間販売してきたのだ。
オーツー社は「殺菌剤を加湿器に入れれば風邪に効く」と宣伝し、政府も日常的に使用できる安全性を認可していた為、商品はヒットしたが、殺菌剤を使用した多くの人々の命が危険にさらされることに。
テフンと多くの被害者たちは、真実を明らかにするためにオーツー社に立ち向かう。
(公式サイトより)
今回は珍しく、冒頭の解説を観て鑑賞を決めていました。興味深い「実話」でしたから
まずは、この「実話」の発端となる事件発生までの流れ・・・そりゃあ、当事者(被害者)は、ワケ分からないですよね。なんで体調が急激に崩れるのか・・・
テフンが職業柄で気づいたから幸いだったけど、一般人であれば、こんな(被害者の)共通点なんて、分からないだろうに・・・
そして、オーツー社に訴えますが、オーツー社が・・・
もうね、演出なのか、実際そうだったのかは分かりかねますが、典型的な「悪の組織」ってのが色濃かったですね。
社長が、やり手の弁護士と、数人だけの密談をする。その会議室も、やたら薄暗くて・・・出てくるセリフも、企業を守ることしか考えていない・・・
内部で調査をしないどころか、被害者たちを批判する始末・・・
加えて、国の対応も酷かったですね
「その事案は、保健福祉部に」「いや、薬品だから、食品医薬品安全部へ」「いや、環境に関することだから、環境部だ」・・・などと、完全なタライ回し。
彼らに殺菌剤をバラまいたテフンの気持ちは理解できます
多数の被害者、そして粘り強い弁護士たちの協力で、何とか「それなりの」賠償を得ることができたものの、
最後の「95万人使用していて、23万人が・・・」という事実を知ると、完全に決着がつけられたとも思えない印象でした
ちゅうことで、悪い奴らから、「そうだ、みんなで食事しよう」という提案が衝撃過ぎ・・・で70点
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