『蝉しぐれ』を観ました。

　藩内闘争によって不当な汚名を着せられ苦しみに耐えた青年藩士と、初恋を育んだ幼なじみが、大人となり皮肉な運命に翻弄される時代劇。

ここ2～3年、時代劇ブームとか言われてますよね。この映画の原作である藤沢周平の「隠し剣 鬼の爪」も、アメリカでもヒットしましたしね。
前半は、ほのぼの時代劇です。自分の父が、汚名のために殺され、とってもつらい・・・けど、そんな姿を気になり、影になって慕う女の子。観ててホンワカ睡魔がって感じです。
成長して急に顔が変わってしまうのがビックリですが、それにも増してビックリなのが、話の展開が突発・強引ってところでしょうか
久々に再開した友人(ふかわりょうと今田耕司ってところも)から、皮肉な運命をタラタラと説明して、終盤に無理矢理つなげているように思えました
終盤の男女の再会、そして会話が、とっても美しいだけに、この中盤のワープ?がなんとも勿体無い映画でした。
ちゅうことで、日本の季節は映えるねえで、４５点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません