『リトル・ミス・サンシャイン』を観ました。

　アリゾナに住む小太りなメガネ少女・オリーヴの夢は、ビューティー・クィーンになる事。コンテストのビデオを研究したり、大好きなおじいちゃん指導の元、ダンスを特訓したりと訓練に余念がない。そんな彼女の元に、朗報が舞い込む。カリフォルニアで行われる“リトル・ミス・サンシャイン”コンテストに繰り上げ参加が決定したのだ！問題だらけのフーヴァー家は、家族6人ミニバスに乗り込み、一路コンテスト会場を目指すが・・・（ｇｏｏ映画より）（公式サイト）

　昨年買った「２４」のＤＶＤ－ＢＯＸに「オマケ」として付いていたこの作品
良く見たら、アカデミー脚本賞、助演男優賞（アラン・アーキン）を受賞した、結構評判が良い作品のようで、「２４」より先に観てみました
　見事なほど、バラバラな家族です
勝ち組にこだわってるワリには限りなく「負け組」っぽい父、自殺未遂して精神的に参ってる叔父、ヘロイン中毒のエロジジイ、そんな家族達も含め「自分が信頼できる相手がいない」と言い切り、一切言葉を発しない息子・・・
で、一番小さいオデブな娘オリーブは、なんとミスコン制覇を目指しちゃう
その娘をミスコンに出場されるべく、カリフォルニアまでオンボロ車で出発します
ここから、ロードムービーの始まり始まり
途中色々な出来事がありますが、小ネタあり、ブラックジョークあり、決して一つになってない家族ではありますが、笑わせてくれます
やっとこさ会場に到着し、コンテストが始まりますが、ここの展開は、予想していたものと「良い意味」で違ってました。
いやあ、やってくれちゃいましたね
オリーブ＆振り付けの先生であるグランパ、天晴れです
でも、これが、このバラバラ家族の「結実」でした
最後の最後まで、ハートフル・ロードムービーではない、一種独特の、そして心に残る「家族の旅」でした
ちゅうことで、オマケなのに、かなり満足で８０点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません