今年の年越しは、比較的静かな、落ち着いたものだった。
年末、年始のテレビに期待したことは今までもなかったが、今回ちょっと色々な局を探してみたが、全く面白いものが無くなっているのに驚かされた。
みんなはどう思っているか知らないが、今のテレビは全て、独占的に国から免許を得て、公共的存在として位置付けられたものなのだ。
いわば独占的に数少ない電波を使用して、商売をしているのだ。
それにしては質がまったく悪い。全く面白くない。知恵がない。
どのチャンネルを試しても、出てくるものは、クイズ番組と、お笑いグループを揃えたバカ番組ばっかり。
しかも出てくるグループの大多数が関西系の、どこを切っても同じようなギャグを連発している短命な連中ばかりだ。まあ、消耗品といえばいいくらいで、生まれては消え、生まれては消えている。
彼らには、本当に中身がない。芸を磨くというような芸ではないから、飽きられればそれではいおしまい。そして、視聴者は馬鹿にされ続けて、同じような次のコンビが続々と現れてその穴を埋めていく。
いったいテレビ局は、その存在意義を何処に自分で感じているのか、しっかり考えてもらいたいだ。公共性ということをちゃんと考えるなら、バカなお笑いタレントを消耗品みたいに使って、視聴率を稼げば良いなんて言っていられないはずだ。そんな存在をみる方もそのまま認めているようなところがある。
おもしろくなければ、テレビを見ないのも一つの選択だ。テレビのない生活もけっこう楽しいものだとも知ることができる。しかしそれでは、テレビ電波の存在が無意味になってしまう。どうだろう、もっともっと自分の局の特色を前面に出してみては…。
そういう中で、NHKの教育チャンネルは、その存在感があるときがある。CMにおべっかを使うことなく、誰かの発案で地道に作っている番組を見つけて、面白かった、なんて経験もできた。結構、見ごたえのある番組もある。
たとえば、どこかの局は、外国では必ず存在しているニュース専門のチャンネルに転向しても良いだろう。7days24hrs、ニュースだけをやるのだ。
一時間のうち、最初の15分は、日本のニュース、次の15分は世界のニュース、次の15分は経済のニュース、最後の15分は地方のニュースなんて番組構成だって十分に面白いし、CMを取れると思う。時には、経済の部分をスポーツにしても良いだろうし、芸能ニュースにしても良いだろう。そこはオプション。そして、そこからインターネットの世界に入って、より詳しい情報に接することができるようになれば、立派なビジネス・モデルになるだろう。
とにかく、横並びを止めて、どこかの分野に徹底して特化して価値を見出してもらいたい。
最近の子供達の「将来の夢」調査で、お笑い芸人が増大しているとあった。
子供達にしてみれば、自分たちが日々やっているレベルのギャグや駄洒落で、テレビに出られて、金がいっぱい入ってくるとなれば、まじめに勉強するやつなんていなくなるかもしれない。そんな夢を語る子供が増えているのは恐ろしい。
それもこれも大人の責任。ちょっと大人は考えてはどうだろう。
テレビ局も考えてもらいたい。独占企業は、独善であってはならない。
年末、年始のテレビに期待したことは今までもなかったが、今回ちょっと色々な局を探してみたが、全く面白いものが無くなっているのに驚かされた。
みんなはどう思っているか知らないが、今のテレビは全て、独占的に国から免許を得て、公共的存在として位置付けられたものなのだ。
いわば独占的に数少ない電波を使用して、商売をしているのだ。
それにしては質がまったく悪い。全く面白くない。知恵がない。
どのチャンネルを試しても、出てくるものは、クイズ番組と、お笑いグループを揃えたバカ番組ばっかり。
しかも出てくるグループの大多数が関西系の、どこを切っても同じようなギャグを連発している短命な連中ばかりだ。まあ、消耗品といえばいいくらいで、生まれては消え、生まれては消えている。
彼らには、本当に中身がない。芸を磨くというような芸ではないから、飽きられればそれではいおしまい。そして、視聴者は馬鹿にされ続けて、同じような次のコンビが続々と現れてその穴を埋めていく。
いったいテレビ局は、その存在意義を何処に自分で感じているのか、しっかり考えてもらいたいだ。公共性ということをちゃんと考えるなら、バカなお笑いタレントを消耗品みたいに使って、視聴率を稼げば良いなんて言っていられないはずだ。そんな存在をみる方もそのまま認めているようなところがある。
おもしろくなければ、テレビを見ないのも一つの選択だ。テレビのない生活もけっこう楽しいものだとも知ることができる。しかしそれでは、テレビ電波の存在が無意味になってしまう。どうだろう、もっともっと自分の局の特色を前面に出してみては…。
そういう中で、NHKの教育チャンネルは、その存在感があるときがある。CMにおべっかを使うことなく、誰かの発案で地道に作っている番組を見つけて、面白かった、なんて経験もできた。結構、見ごたえのある番組もある。
たとえば、どこかの局は、外国では必ず存在しているニュース専門のチャンネルに転向しても良いだろう。7days24hrs、ニュースだけをやるのだ。
一時間のうち、最初の15分は、日本のニュース、次の15分は世界のニュース、次の15分は経済のニュース、最後の15分は地方のニュースなんて番組構成だって十分に面白いし、CMを取れると思う。時には、経済の部分をスポーツにしても良いだろうし、芸能ニュースにしても良いだろう。そこはオプション。そして、そこからインターネットの世界に入って、より詳しい情報に接することができるようになれば、立派なビジネス・モデルになるだろう。
とにかく、横並びを止めて、どこかの分野に徹底して特化して価値を見出してもらいたい。
最近の子供達の「将来の夢」調査で、お笑い芸人が増大しているとあった。
子供達にしてみれば、自分たちが日々やっているレベルのギャグや駄洒落で、テレビに出られて、金がいっぱい入ってくるとなれば、まじめに勉強するやつなんていなくなるかもしれない。そんな夢を語る子供が増えているのは恐ろしい。
それもこれも大人の責任。ちょっと大人は考えてはどうだろう。
テレビ局も考えてもらいたい。独占企業は、独善であってはならない。