バカ犬

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電力会社の行ったストレステスト

2011-10-28 | Weblog

福島原発事故以来初めての、原子力発電所の付加的安全性の確保を目的とするストレステストの結果が出たと報じられている。

引用記事:
関西電力は28日、定期検査で停止中の大飯原子力発電所3号機(福井県おおい町)について、「想定の1・8倍の地震の揺れや4倍の高さの津波にも耐えられる余裕がある」とするストレステスト(耐性検査)の結果を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。(読売)


ストレステストの中身の問題もあるが、それ以前に、今まで国民をだまし続けてきた独占企業である「地域電力会社」のやったストレステストを国民は鵜呑みにはできない。

この後の手続きは、これも電力会社と全くのグルである「経済産業省 原子力保安院」が確認作業に入るという。

その後は、これも原子力発電所の安全性確保に全く貢献してこなかった「原子力安全委員会」が確認するという。
この委員会こそ、福島原発事故を未然に防ぐ機能を全く果たさなかった、全く無能な専門家たちだ。

グル同士で、いくら確認しても確認にはならない。
このグルたちが、福島原発事故を引き起こした当の本人たちだから…。

津波は、二次的要因に過ぎず、最大の事故原因は、地震に対する地盤、地殻を含めた原子力発電の耐久性に問題があった。

このストレステストこそ、第三者の専門家で検証してもらわなくてはならないはずだ。それが唯一の、安全の保障である。

首相は、グルの身内の確認のみで、上に上がってきた結果を鵜呑みにしてはならない。