BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

PEI旅行記(2)

2011-06-04 10:33:34 | 旅行
カリブーからフェリーで約1時間ちょっとで、プリンスエドワード島に到着。
船の中には喫茶コーナーもあって、みんな思い思いに飲み物を買ったりしてくつろいでいました。
白人がほぼ100%です。
日本人が他にいなくて、なんか自分が迷い込んできたみたい。
中学生の団体もいて、みんなかわいい。
中には赤毛のアンに出てくるアンの親友ダイアナみたいなかわいい黒髪のウェーブがかかったかわいい女の子までいて、この時点でかなりテンションがあがった


到着したのはプリンスエドワード島のウッドランドと言う地域。
フェリーから直接運転したまま幹線道路に出られるので、みんなバンバン飛ばして行ってしまう。
私はすぐに抜けてあとからのんびり走りました。
ここにもとても小さな灯台があります。
夏場は見学などできるみたいです。
ここから南にある島で最古の灯台があるポイント・プリムまでドライブです。


景色がとにかく素晴らしく、運転中何度も車を止めて写真を撮ってしまいました。
ノバスコシア州とはたった一時間のフェリーに乗っただけなのに、全然風景が違うのね。
草原の緑もきれいだけど、ちょうどタンポポの咲いているシーズンなので黄色のコントラストが素晴らしい。
それに島の赤い土。
アイランダーのかわいい家や馬が放牧された丘が続く農村風景など牧歌的で見てて全然飽きないですね。


ポイント・プリムは小さな丸いかわいい灯台。
特に人気もなくひっそりとありました。
この辺りは家もまばらでちょっとさみしいですが、でも景色がよく伸び伸びできそうです。
道路わきにはそれぞれの家のポストが出ています。
これは家から道路まで出るのにあまりに遠いので幹線道路沿いにそれぞれに家のポストが出ているんですね。
それがまた家によっては個性的な工夫がなされていて面白いのです。


次に向かったのが「オーウェル・コーナー歴史村」。
昔のPEIの建物をそのまま保存してあるテーマパークの様なところ。
行ってみたらちょうど開園したばかりで園内はまだ準備中のとこが多いという理由で、入場料を無料にしてくれました!
なんてラッキー
園内は農機具を展示している博物館や教会、墓地、学校、雑貨店、鍛冶屋、農家の納屋などいろいろあります。
中でも学校はなんだか「赤毛のアン」に出てくる風景そのまんまで懐かしい感じ。
壁にはちゃんとビクトリア女王の絵が掲げられているの。
まるで戦後の日本みたいよね(日本だと昭和天皇とかでしょう)。


納屋ではかわいいガチョウさんや牛やヤギ、馬などもいました。
この辺りに住んでる野良猫もたくさんいたなぁ。
中では従業員が柵のペンキ塗や雑貨を並べてたりと準備の最中でしたが、みんな気さくに挨拶してくれました。
ひっそりしてましたが、シーズン中はもっとにぎやからしいですよ。


オーウェル歴史村を後にしたら、一気に島の東端まで移動。
これがすごく大変でした。
PEIは走ってて思ったのだがめちゃくちゃ広く、かなり移動に時間がかかる。
初めはやたら車を止めて写真ばっかり撮影してたから、かなり時間をロスしてだいぶ予定よりも時間が遅れてしまった。
17時あたりに島の最東部にあるイーストポイント灯台に到着。
カフェが併設されたかわいくて、おしゃれな灯台です。
雑貨店は残念ながら休みでした。
カフェではお店のおじさんがなぜか海賊の格好をしていた。
この辺りは海賊が昔からいたのかなぁ?


そこからは一気に今宵の宿があるとこまで戻るのですが、途中もう一軒寄りました。
ポイントイーストからすぐの場所にあるエルマイラ駅舎跡です。
PEIは昔鉄道が走っていて、今でもその名残は島のあちこちにあります。
ここの駅舎は映画の「赤毛のアン」のモデルになった駅です。
実際のアンが降りたとされている駅は今はもう島にはないのですが、この駅でちょっと映画の風景を思い出したり、なかなか雰囲気のある場所でした。
線路の跡地は今は「コンデフィーショントレイル」というウォーキングコースになっていて、島のあちこちにあり歩いて島の風景を堪能できるようになっています。
私も時間があればこれを歩いて見たかったですけれどね。