BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

PEI旅行記(4) 

2011-06-08 10:59:37 | 旅行
昨日無事青森へ帰ってきました。
ということでこの日記は実家から書いてます。
バスで9時間半もの移動でしたが、途中3回ほどSAでの休憩があったので適度にリフレッシュ。
あとは景色を見たり眠ったり音楽を聴いたりしてたのでけっこう快適に帰れました。
夜もぐっすり眠れました。
向こうに引っ越しして以来、久しぶりによく寝れた気がします。
部屋が大きくて静かというのもあるけれど、湿度が関東と比べてないので空気が爽やかで快適みたい。


さて、PEI旅行記の続き。
キャベンディッシュのB&Bでは翌朝6時に目が覚めてしまった。
時差ボケだろうか?
朝ご飯は8時だからまだ時間があるので、早朝散歩に行くことにしました。
ここのB&Bから歩いてグリーンゲーブルズへ行けるのだ。
隣には大きなゴルフ場があり、芝の手入れをする機械が動いていました。
朝の空気はほんとに清々しい。
グリーンゲーブルズはまだオープンしてないないので人気はなかったけど、わき道から入ることができました。
朝は誰もいないのでまるで独り占めです。
アンの家も朝日に照らされています。
裏から入ったので表に回ると、庭や向かいにある小川(クリーク)が見れます。
驚いたことに庭に植えている林檎の樹に花が咲いています。
アンが大好きなリンゴの花。
開花はいつも6月上旬と聞いてたので見れないかもと思ってたのにラッキーです。
この種は早く咲く樹なのか、ほかの地域で咲いてるのは見ませんでした。


庭にはきれいな花がたくさん咲いてました。
チューリップやポピーに写真はスズランと名前のわからない花たちです。
これからはルピナスなどもっともっとたくさんの花が咲くのだと思うと、それだけで何度でも訪ねてしまいたい気持ちになる。
家の中には入れないので、裏手にある「恋人の小路」を散歩することにしました。


アンの家の前から奥の森へと続く小路。
途中から別のトレイルと一緒になります。
脇には小川が流れていてすごく気持ちのいいところ。
まだ春と言った感じで森の木々は一斉に若芽が吹き出して、緑がきれいでした。
小鳥もいろいろいたのですが、キツツキが樹に穴をあけようと必死にカンカンやってる場面に出くわしました。
野生のキツツキ見るのはひさしぶり~♪
北海道にいた時はすぐにアカゲラかなと言ってたのですが、こっちはカナダだから何のキツツキかわかりません。
実は後で運転中にキツネにも出くわし、PEIもけっこう動物がいるんでしょうね。


散歩をした後はB&Bに戻り朝食です。
朝食は母屋のダイニングルームで一斉に始まります。
白人グループが多かったのですが、中に一組だけ日本人の中高年女性3人組がいました。
たぶん個人旅行客だろうと思うのですが、珍しいです。
朝ご飯はバイキングでしたが、私はスコーンとキッシュをいただきました。
どっちも焼き立てて温かくておいしいのですが、キッシュは大きくてこれだけでお腹がいっぱいになりました。
ご飯を食べた後は荷物をまとめてチェックアウトし、またグリーンゲイブルズへ行きました。


9時にオープンしました。
今度は入場料を払って正式に入場します(笑)。
まずはモンゴメリの資料などが展示してある博物館を通ります。
ここには彼女の写真や赤毛のアンの貴重な初版本などが飾られています。
そこから外に出れ、まず納屋が出てきます。
マリラ・マシュー兄妹のカスバート家はたしか農家ですよね。
だからこんな風に納屋があって農具がしまわれていて牛も飼ってたでしょう。
ハリボテの牛がかわいかったな。
またこの納屋は実はカフェになっています。
そしてアンの家の前にはさっきはなかった馬車がありました。
観光客はこれに乗って写真などを撮っています。
アンが迎えに来てもらったマシューに乗せてもらった馬車はこんな感じなのかな?
さて、次ではいよいよアンの家の中に入ります。