BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

PEI旅行記(5) 

2011-06-09 16:10:37 | 旅行
昨日久々青森に行き、お囃子の練習に参加してきた。
岸壁でぷんっ海の匂いが漂うとなんだか懐かしい。
練習はやっぱり二か月を切ったからか、熱気が感じられた。
祭りがやってくるなぁって言う感じ。
久しぶりに再会する仲間からも引っ越したことを知った人もいて、話しかけてくれるのがうれしかった。
夕方まで家にいたのだがけっこう暇ですることがないって気が付いた。
ひたすら東野圭吾を読んだね。


PEI旅行記の続き。
いよいよアンの家に侵入。
入ってまずはダイニングルームがあります。
小さくても立派な感じで、テーブルの上にはお茶セットがあった。
リンド夫人もここでお茶を飲んだんだろうか?
その奥が客間でこちらは素敵なソファや椅子があった。
壁紙やじゅうたんの模様がきれいよね。
その奥がマシュウの部屋です。
意外にも1階にあったのか・・・。
質素でかわいい赤いベットカバーの上にちょっとおしゃれなベストがあった。
なんかマシューが住んでるって感じ。


その奥、1階の右半分は台所スペース(パントリー)です。
壁の棚に並べられた食器やらキッチングッズ。
ランプが灯されているねぇ。
マリラとアンがここでお料理したのかな。
昔は電気がなく薪で火を起こして料理をした。
その名残がある竈。
一つ一つの家によって違うんだけどだいたいはこんな形。
フライパンや鍋、夜間までみんな同じ鉄?でできてたのかな。
持つのが非常に熱そうです。
また壁にあった棚にアンがダイアナに間違って木イチゴ水と間違って飲ませたお酒があります。
たしか宗教上のこともあってお酒は造っちゃいけないんだけど、マリラがこっそり作ったのよね。
それを知らずにアンがダイアナに飲ませてしまった。
マリラあせったろうねぇ。


2階に上がるとすぐにアンの部屋があります。
とても小さいのにすごく気持ちのいい部屋に見える。
花柄模様の壁紙・・・やっぱり少女らしいというか一番かわいらしい部屋よ。
クローゼットの扉にかかってるのはマシュウがアンにプレゼントしたパフスリーブの服です。
あの物語の洋服はこんな色してるのね(海老茶色みたいな感じよ)。
窓辺の机の上にはランプが灯されていて、アンはここからダイアナの家に合図を送っていたよねぇ。
また壁際に割られた石板があって、怒ったアンがギルバートの頭にたたきつけたあれですね。
アンの時代学生はこの石板に字を書いたり消したりして使っていたのだ。
今でいうノートや消しゴムが簡単にぜいたくに手に入らなかったからかな。
いやぁ、忠実に物語の様子を再現してます。


この隣がお客様用の寝室。
この家で一番豪華な家ではないかしら?
どんなお客が泊まったのだろう。


そのお向かいがマリラの部屋。
アンの部屋に比べるとやっぱり落ち着いた感じがする。
マシュウほど質素な感じもないし。
窓際の机の上にはアンが無くしたと疑われた紫水晶のブローチがあったり、だれかわからない女性の写真(お母さん?)も飾ってあります。


その隣には洋裁部屋なんて言うのもありました。
昔は洋服はほとんど女性が手作りだったんですよね。
糸紡ぎやミシンなど。
写真には写ってないかれど、使用人の部屋もありました。
めっちゃ質素です。
もうほとんど廊下もしくは階段の踊り場みたいな吹きっさらしの場所にある。
たしかアンの家にもフランス系移民の使用人がいたような。
アンも最初は農場の手伝いをするための使用人として(だから男でなくちゃいけない)呼ばれたから、それが家族(娘)として育てられて、部屋の違いを見るだけでもアンってほんとにラッキーだったんじゃない?!と思ったわ。
そんな感じで十分にアンの家(グリーンゲイブルズ)を堪能しました。


そこからは庭から続く、散歩道「お化けの森」を歩きました。
こちらは恋人の小路よりも若干長い探索コースになっています。
たしか映画にもこの道そのままf出てきました。
アンとダイアナがこの道を通り高い樹が並ぶお化けの森を歩く。
実際はそんな怖い感じではなかった。
意外に小さな森だったし。
しかもこの森でリスをたくさん見ました。
ちょうど午前中だったからまだリスの活動時間だったみたい。
おそらく北海道のエゾリスと同じ仲間のキタリスかな?
久々野生のリスを見て懐かしくなったよ。