BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

NYの病院へいく

2005-10-20 05:52:00 | のほほん日記
不覚にも風邪をひいてしまった。季節の変わり目のためか、旅行の疲れがたまってたのか、それとも新しい学校と言う環境のせいか、とにかく久々に熱も出た。
昨日図書館で勉強してたとき、なんか喉が痛いなぁと思ったのだけど、空調の効きすぎのせいだと甘くみてたら夜になり本格的に喉が痛み出した。
おまけに体はだるいし、夜中に体が熱くて熱くて目が覚めた。
朝方体温計で図ったらなんと38度であった。
そのときになってけっこう自分でやばいことに気がつき、
海外旅行保険のAIUに電話してミッドタウンの病院を紹介してもらった。
こっちは医療費が恐ろしく高いのでできればお世話にはなりたくないと思ってたのだが、
確実に早く治すのはやっぱ医者に見てもらって処方してもらった薬を飲むのが一番だと私は思ってます。
紹介された病院にいくと、日本人の通訳さんがいました。彼女は書類の書き方とか教えてくれる。まずお医者さんに見てもらう前に看護師の検診があるそうな。
日本のナースのような服はこっちにはありません。
看護師さんは上下紫のオペ着のような服で現れました。
そして奥の扉を開いて中に入りました。
中は廊下の両側にたくさんの部屋があってそのうちの一つに私は通されました。
診察台とイスなどがある小さな部屋で、その診察台の上に上がるように指示されました。
看護師さんに症状について私は何とか持ってるボギャブラリーで説明しました。
そこで看護師さんは温度を測る薄い綿棒状のようなテープのようなものを出して、それを私の舌の下に挟みました。数分後にそれを私の下から取り出し、テープの色が変わるのを見て私の温度を判断すると言う仕組みでした。こんな温度計は始めてみましたね。
看護師は「99度(華氏)」と言いました。
99って言われても摂氏の世界に生きてる私にとってはイマイチぴんと来ないものです。
摂氏の計算の仕方は32を引いて2で割るのです。
すなわち(99-32)/ 2 =335
え?33.5っておかしくないか。それじゃ平穏動物だよ。
あとで教えていただいたのだが、体温計は温度計とまた違うらしくさっきの計算方法は温度計に通用するものだそうだ。
ちなみに体温計で言う99度は37.2度であるらしい。
熱はだいぶ下がったみたいだ。
血圧も測られて看護師さんは医者が来るまで待つようにといっていなくなった。
こっちでは患者が一人一人別の部屋に通されて、医者がその部屋を回ると言う仕組みらしい。日本と逆だね。
次に白衣を着た女性の人が来た。どうらや彼女が医者らしい。しかし彼女がする質問がさっぱり私には分からなかった。私がわからないことを知るとさっき受付に居た通訳さんを連れてきた。こうして通訳さんを通して問診が続いた。喉がいたい、悪寒がする、体がだるいなど伝えながら喉を見てくれたりして、最終的には細菌性の風邪だろうと言うことになって抗生物質を出してもらうことに。他にも一応解熱剤を紹介してくれた。
海外傷害保険で払うので医者に見てもらうお金は一切かからない。
私は払うのはこの出された薬代のみでその薬代もあとから領収書を保険会社に送り、口座に振り込んでもらうと言う仕組みだ。
しかし薬代は高い。この抗生物質なんと65ドルだった。他に解熱剤とのど飴をあわせて閉めて83ドルになった。なんて高いのだ。保険が利かないってこういうことなのねぇ。ああ、しみじみ保険のありがたみを感じる。
この時点でまだ学校に行けば遅刻で許される範囲だったのだけど、病院側から証明書をもらったので今日はサボることにした。
一度家に帰り薬を飲んで横になると、気のせいか喉の痛みが薄くなってきたようなきがする。昨日は熱で朦朧としてて良く眠れなかったので今日は良く寝れそうだ。
ああ、無理をしないで気をつけよう。。。

転校

2005-10-19 10:41:00 | のほほん日記
今週から学校がマンハッタン・ランゲージに変わりました。
初めての転校です。やっぱり緊張しましたね。
正直レナートは離れがたかったのだけど、まぁもう少しで半年がたつし、後半はお金をセーブしようと思い休めのこっちに転校してきました。
あと時間帯が気に入ったのですね。
午前のコースで10時から13時半までです。
クラス別けテストをしたらなんと「アドバンス」クラスになってしまった。
いわゆる上級者コースです。
レナートに居た時はレベル6でいわゆる中級だったのだけど、うれしくもあり、しかし初めからアドバンスだなんて大丈夫かなぁとちょっと不安でした。
授業はグラマー(文法)と会話の2クラスが毎日あります。つまり毎日二人の先生に習うと言うわけです。レナートはグラマークラスが一日4時間だったので、この学校のシステムには驚きましたね。クラスのメンバーも替わるので雰囲気がまたどちらも違ってて面白い。

グラマーの先生はアダムという中年の先生。なんか売れないコメデアンのようなアクションやギャグを言う先生で、教え方もいいのか悪いのか今一つわからない。微妙ってやつです。
でも毎日教科書に入る前に、少しゲームのようなことをします。例えば週末に合ったことを黒板に絵で書かせてみんなで当てるとか、写真の切抜きを見て文を考えそれを発表してどの写真家当てるとか。私はこれはなかなかいいと思うのだよね。
いきなり教科書に入るよりは全然楽しい。
教科書はかなりハイレベルで分からない単語だらけで私にはかなり辛い。予習しても何とか、、、って感じで慣れるまで当分かかりそうだ。

次の会話のクラスはジュリアという若い女性の先生で、彼女の持つ雰囲気がいいのだよ。やさしくて穏やかでかなりクラスのみんなも気に入ってると見た。
笑うのが好きという彼女はギャグにも面白く反応してよく笑う。あまりに見事なので見ててこっちも笑いたくなるのだ。
ちなみに昨日・今日で話し合ってるのが何が自分を幸せにするか・・・みたいなテーマ。
私は友達とのおしゃべりだけど、人によってはゴージャスな女に囲まれるとか、食べることすべてとか、、、まぁけっこう面白い。
私は先週一人旅をしてたせいか人と話すことにものすごく餓えてる状態なので、今は学校に行ったり、友達とあって話すのがほんとに楽しい。

昨日は夕方久々に前のクラスの友達JOYとジンヘに会った。3人でチャイナタウンに小龍包を食べに行ってその後ジンヘのアパートに遊びに行った。
私はこの二人が大好きでなんというか一人一人と接する時はそれほどふざけないのに、なぜか3人以上になると私達はしょっちゅうギャグや冗談ばっかり言ってしまう。まぁ、まじめな話もしないことはないのだが、あまりに冗談ばっかり言ってるので区別ができなくなることもある。それでもすごく楽しいからいいのだけどね。
二人とも学校が別れたから、なかなかばったり会うと言うことはなくなると思うのだけど私とジンへがすごく近所に住んでいて、(住所を聞いて近いとは思ってたが実際行ってみるとわずか4ブロックで驚いた)さらに近日JOYがその向こうの近所に引っ越してくるので、また遊びにいけそうな。。。予感がする。

Taste of Chinatown

2005-10-17 12:27:00 | のほほん日記
チャイナタウンで面白いイベントがあるから行ってきた。これはレナートの先生が連れて行ってくれたのだ。その先生が教えてくれなかったらはっきりいって私はわからなかったようなイベントである。その名も「テイスト・オブ・チャイナタウン」、、、題してチャイナタウンの味ってなんだろう。
聞くことによるとこのイベントは一日限りで、チャイナタウンの名のあるレストランが屋台を出すというもの。それもほとんどの料理が1ドルか2ドルというもの。激安!
午後のチャイナタウンはたいそうな賑わいだ。ただでさえいつも人が多いのにこの日はこれ目当てでたくさんの人が集まってる。
私達はインフォメーションでマップをもらって端っこから探索開始だ。
なるほどよくみると道路のあちらこちらに人だかりができてる。
のぞいてみると小ぶりのプラスチックの容器にチャーハンやらそうめんのようなヌードル(ビーフンっぽい)やらを販売してた。
とりあえず西の端から攻め、私は2件でビーフンと肉のすり身にカレーソースをかけた串団子のような食べ物とベトナム風な間春巻きを買って路上で食べた。
なんだかこのスタイルがアジアンらしい。
そしてもっとも華やかなMOTTstを回った。ここでは家の土産にちまきと肉のすり身を買った。他にも中国茶や中国の月餅やお好み焼きなど様々な食べ物とご対面。名前は忘れたけど先生が買っていたイカのステック状の揚げ物がうまかったなぁ。
わずか3ドルで腹いっぱいに。。。やっぱりチャイナタウンは好きですね。
ついでに特別なクーポン券もゲットしちゃった。やったね☆

イベントHP(チャイナタウンのHPで見れます)
www.explorechinatown.com


やっぱNYが一番・・・NYのクラブ40/40の場合

2005-10-17 00:17:00 | のほほん日記
久々の日記であります。
5日間かけてワシントンDC&ボストンへ旅行へ行ってました。
旅行の詳細はのちのち旅のコーナーで語るとして、やっぱり帰ってきて思うのはNY最高☆ということであります。
ワシントンもボストンも素敵なところでしたよ。白人が多かったですねぇ。皆が想像するアメリカってあんな感じかな。
なんといってもきれいでおしゃれだし、、、しかしどこかやっぱり物足りなさを感じる。。。不思議ですねぇ。
いつも思うのですが(アラスカから帰ったときとか)、地下鉄であの不揃ないかにも移民です・・・みたいな顔ぶれを見るとほっとします。ラテン、中華系、アラブ系などなど気がついたら列車内には金髪は一人も乗ってないってこともあるのに、NYらしさを感じます。

さて、前TEN-EYCKで一緒だった京子ちゃんが日本に帰国することになったので昨日送迎会がありました。久々に前の量の仲間も集合してとってもにぎやかでした。場所はユニオンスクウェア側のイタリアン「ピオラ」で、久々あそこのピザを食べましたが、やっぱりうまい~~~涙が出るよ。
そのあとクラブへ成人組(未成年もいたのですが、21歳以下は入れません)で行きました。
クラブ好きの京子の最後のNYの思いで作りです。場所はワシントンスクウェアの側・・・26st辺りとブロードウェーが交差する西側にある「40/40」というクラブ。私たちが着いた時間は10時ごろでまだ全然早い時間だったのですんなり入れました。
面白いことにこのクラブではツアーというものをやってくれました?クラブにツアー??って感じでしたが、とてもおしゃれな店員さんがフロアやほかに隠された色々な部屋を案内してくれます。こういうことをするのもまだ早い時間だからかな?なん背うちらにとってはそういう対応は初めてのことだったからびっくりするやらい面白いやら。
このクラブはいくつもあるフロアや部屋にスクリーンがあってスポーツの映像が始終流れてる、スポーツバーのようなクラブです。正面と左隣にバーをつけた、おそらくその後ダンスフロアに変身するであろう大きな空間があります。正面のフロアは階段がしつらえてあって上にあるたくさんの隠れ部屋へといけます。この階段にもかなり居心地の良いおしゃれーなソファがたくさんあって素敵。フロアにもこれまた不思議なイスやソファがあってインテリアがかなり凝ってる。
2階はビリアードができるような部屋がいくつもあって、ベット型の大きなソファがいくつもある。このベット型のソファって今のNYの流行だと思う。
人気ドラマ「SEXCITY」でこのタイプのクラブが出てからと言うのも何かと雑誌なんかで見かけるし。
たしかにものすごくリラックスできて楽しめそう。
当然どの部屋にもスポーツのスクリーンがあり、いろんな国の色々なユニフォームが飾られている。ただしこの個室のような部屋を借りるのは恐ろしく高い別料金がいるみたい。さすがですねぇ。
その割にしたのフロアに入るのは料金無料と、チャージを取らないところがすばらしい。代わりにカクテルが高めですがオリジナルカクテルなど多しです。
初めは空いてたクラブも12時を回るとものすごく込んで盛り上がってきた。どうやら黒人さんに大人気のクラブらしく、おしゃれーな90%は黒人さんで占められてた。だけにこのクラブの流す音楽も非常に私は気に入った。
途中ノリの良い黒人のお姉さん達がうちらに乱入してきてそれはそれで楽しかった。みんなで一緒に写真撮ったら、胸をさらけ出すサービスまでしてくれて、もうあのファンキーなところ私は大好きです!!
結局2時過ぎにクラブを出て京子ちゃんとお別れしました。いつも時でも別れって寂しい。もう会えないかもなぁとどこかでわかってても「See you later」(あとでまたね!)って、歩きながらずっと手を振ってる姿がなんだかすごくほほえましかった。

さて、そのときのメンバー一部紹介。
主役・京子ちゃん(大阪)
前の寮で一緒だった彼女。クラスも一度も一緒にならずあまり深く付き合ってなかった私ですが、私の誕生日を楽しんだりたまに学校であったら話をしたりとしてました。黒人さんが好きで日本でも黒人の彼しか付き合ったことがないという彼女は、ちゃきちゃきの大阪っ子でクラブが大好きであります。NYに来てからレゲエダンスを初めて日本に帰ってからもがんばるそうだ。彼女はノリがよくってとっても面白い。私の中では眉毛がキーポイントで非常にかわいいのだよ。たまにたれ眉というか悲しそうな眉毛になってそれがまた非常にかわいらしい。一生懸命ダンスを練習してる姿はほほえましくて。。。日本でもがんばってほしい。

AYA(札幌)
彼女は私がNYで知り合った子で一番付き合いが古い。なんといっても同じ日にNYに着いて学校も同じ日に入学した。初めのころはしばらく学校にも一緒に通学してた(徒歩5分ですが)。
NYで知り合う人達が次々と帰る中で私と彼女はたくさんの送迎会で一緒になった。そんな彼女とはたぶん帰るころも一緒になるのだろう。私とはかなり年は離れてるのだけど、いつも気軽に話しかけてくれて、それが私のは非常にうれしい。
そんなAYAはHIPHOPのダンサーであります。日本でもやってて、本格的にレッスンを受けるためにNYに来た彼女はほんとにダンスがうまい。将来はインストラクターになりたいというだけあって、すごくダンスがんばってるし、踊ってるときの彼女は普段の彼女と違ってものすごくかっこよくてセクシーだ。
ダンサー特有の引き締まったボディも見事。しかしヨガもやってる彼女とはその点でも話が合う。
学校での彼女はものすごく気配り上手な存在。パーティの幹事はいつも彼女で、本人もむしろ人の面倒を見るのがすごく好きであると見た。しかもすごく自然で楽しそう。ダンスの他に手作りのアクセサリーを作るのを趣味としてる一面もあって、京子にプレゼントしたアクセサリーセット(ピアス・ブレスレット・キーホルダー)はレゲエ好きの京子のためにビーズの色が碧黄赤のカラーでまとめられてすごくきれいだった。ほんとに心がこもってて感動したよ。

ユジン(韓国・テグ)
ユジンは私前のクラスメイトの親友として何度か遊びに行ったことがあるので顔見知りだった。彼は京子とAYAともクラスメイトだったのです。
彼もけっこうギャグセンスがあってダウンタウンなど知っててけっこう日本のドラマやテレビを見てたみたい。。。
貧乏学生という彼は今はカレッジに転校して夜はコロンビア大学の家庭教師について勉強してるというほどの勉強家。まだ韓国では在学中で選考はエコノミーとうから立派なエコノミストになってほしい。彼がなると面白いだろう。。。。
しかしNYで始めてクラブに来たらしく、黒人のお姉さん達に気に入られて、絡まれてけっこう楽しんでるねぇ、きてよかったじゃない。。。と思ったら、お姉さん達に解放されたあと少しぐったりしてて刺激が強かったようだ(笑)

アーミシュの人々

2005-10-10 07:40:00 | のほほん日記
アーミッシュ村一日訪問ツアーに行ってきました。
アーミッシュという言葉は星野道夫さんの小説で始めて知って以来、一度見てみたかった人々であります。
ハリケーンの余波で土曜日のNYは大雨!
どうなることやらと思いつつ待ち合わせの場所に行くと、生徒が何人かまってました。
このツアーは語学学校向けに主催してるもので、レナートのほかにエンバシーの学生さんが主でした。
8時に主催のツアー会社のバンが止まりました。
雨で大丈夫?という人もいたのですがツアーはそのまま催行。
添乗員のおばちゃん「ジュディ」と生徒10人でアーミッシュの人がたくさん住んでるペンシルベニア州ランカスターへと出発しました。
高速道路で片道2時間半の道のり。大雨なため景色は全然楽しめず、寝てばかりでしたね。。。
出発して2時間高速を降りるとそこはペンシルベニア。。。
北海道のようなのんびりした牧草地や畑が広がってます。ところどこと川が氾濫してて道が行き止まりになったりしててすごいことになってます。
ガイドさんが晴れてれば馬車で移動してるアーミッシュが見れるはず。。。といってると、
いたー!
目の前に小さな馬車が見えました。
軽トラックよりも小さいサイズの黒い馬車にこれまたきれいな黒い馬が走ってます。

ここでアーミッシュについて説明☆
アーミシュとはキリスト教プロテスタントの一部メノー派(メノセウス)の一派。スイスで生まれたものですが、迫害を受けアメリカへ移住して根を下ろしたのですね。
特徴は厳しい戒律があり、電気を一切使わない生活をする。もちろん自動車もコンピューターもテレビもラジオもありません。
基本的に農業やキルト作りなどの衣料で生活してる集団。
アメリカではオハイオ州で最大のコミュニティがあり、ペンシルベニアは第二番目の規模。アメリカ国民であるが彼らは税金を払わなくてもいい。その代わり保険も医療控除も受けられません。

さて、初めに行ったのがこのアーミッシュの人達の足である馬車に体験乗りができるという牧場。元アーミッシュの人が観光向けにやってるもの。
アーミッシュは基本的には閉鎖的な集団だったのだが、21世紀の今現在一部の地域では一般の観光客などにも観光向けに自分たちの生活を一般公開してるところがある。しかし基本的には彼らの家を除くのは難しい。写真ももちろん撮影は禁止されてる。

馬車は5人乗りで非常に狭かった。窓がガラスではなくビニールなため脇から雨が吐いてきて濡れるわ、馬臭いわで快適な乗り物とは言いがたいが、それでも楽しかった。
御者のおじさんはアーミッシュスタイルでお髭も立派(アーミッシュは髭を一生そらない)である。馬に鞭打って重い馬車を操ってた。しかし、馬も雨を嫌うのか連続でへとへとだと見て度々だれていた。それを見たらなんだかかわいそうになった。ああ、ごめんよー。
馬車はのどかな田舎道をのんびり走る。豆畑やパンプキン畑、、、うーんいいねぇ。
これで雨さえ降ってなきゃすごくきれいなのだろう。

次にお昼ごはんを食べに行った。レストランやクラフトショップがたくさん集まったところで、あまりの大雨で逃げるようにレストランへ行った。ツナサンドイッチとスープのランチ。

次はアーミッシュの博物館へ。基本的にアーミッシュのお宅をのぞく事ができない代わりそれを忠実に再現した場所がある。そこで私達はこれまた元アーミッシュだったガイドさんと知り合う。
その方はアーミッシュの伝統的スタイル案内してくれた。元・・・というのはアーミッシュの人はいつでも選択ができるのだ。アーミッシュとして生きるか、それを捨てて一般の人々の社会に入るか、しかし一度一般社会に出ると二度とアーミッシュには戻れない、、、これまた厳しい掟があるのだ。
服装も基本的に黒や紺など暗い色が中心。派手な色は禁止されてるし、女性の服はボタンでさえ禁止されてる。
うーん、おしゃれの楽しみがないのね。
博物館では台所や居間や別途ルームなど様々なアーミッシュの家の中を展示している。
なんと冷蔵庫があった。あれ?電気は使えないのじゃないの?って思ったらなんとガスの冷蔵庫だそうだ。
そう、彼らは電気の代わりにガスを使う。
家の中の明かりもガス灯である。電気と違って明かりも質素な感じがする。エアコンがないので夏は大変そうだ。

そのあと村を回りながら色々ガイドさんが説明をしてくれた。残念なことに窓ガラスが雨で曇ってて全然見えなかった。ああ、やっぱり雨だとだめねー。
私達はアーミッシュの女性が作るキルトのお店に連れて行ってもらった。このキルトはすばらしかった。すごく色々な模様があるし、美しい。ほしくなったけどやっぱり安くないし日本に持ち帰るのが困難なのでやめました。ブランケットが38ドルだったなぁ。。。

最後は夕食。アーミッシュの人達が旅行者に夕食を提供してる家兼レストランに行ってきた。そこは見た目は普通の家で実際アーミッシュの人が住んでるのだがそこの半地下が大きな食堂になってて、夕食をまかなってる。
3人のアーミッシュの人がいて、私たちに夕食を給仕してくれた。これがまたほんとにおいしかった。クリーム状にしたポテトやグリーンピース、チキンにポークのハンバーグ、パンもふかふかで自家製のピーナッツバターがまたうまいのなんのって。。。
とにかく量がいっぱいで次から次へと来るのでお腹がいっぱいになったが、最後にデザートまであった。パイにチョコレートケーキにジェロにアイスクリーム。みんな手作りでおいしい。コーヒーもあって至れり尽くせり。かなり大満足な味だった。手作りのあったかい味がした。

今回は一日土砂降りのような大雨(これをャッツ&ドッグスという)だったけど、まぁまぁ楽しめたと思う。ああ、天気がよければすばらしいペンシルベニアの田園風景を楽しめただろうに。ハリケーンめ。
しかし他の学校の生徒と交流できてけっこう楽しかった。

LAST RENNART DAY'S PARTY

2005-10-08 13:29:00 | のほほん日記
今日は私のレナートで過ごす最後の日になった。
私は再来週には別の学校に転校する。
言っておくが、別にレナートに不満があって転校するのではない。不満があるとすれば少し値段が高いぐらいだ。なにより私がすばらしいと思うのは、この学校のアクティビティだ。
毎日のように、writingやidiomのワークショップやバー・レストラン・ギャラリーめぐり、スポーツ・コンサートなど実に多様な種類のアクティビティを開催してて、私はこれが非常に気に入ってた。
なるほどこの学校の生徒でなかったら行かなかったようなJAZZバーやナイトクラブ、パフォーマンスを見せていただいたと思う。
私は非常にこの学校のアクティビティの先生に感謝してる。
一度も受けたことがないクラスの先生も、何度かアクティビティに参加すると仲良くなる。
さらに他のクラスの生徒にめぐり合えるし、ほんとに一石二鳥。
授業もなかなか良かったと思う。たまーにいやな先生もいるがそれってどこの世界にもあることでしょ。
ま、結局転校を決めたのはお金の問題。こちらにきて5ヶ月たったので、そろそろお金を節約する段階に来たかなぁと。次に行く学校はレナートに比べ半額に近い値段の学校だ。
たぶん学校のレベルは落ちるかもしれない。
しかしレナート学んだだけあって私の英語はかなりまともになった。だから次の学校が悪くても大丈夫かなぁと思うのですが。そりゃ初めにレベル低い学校に行ったら、基本ができないでしょ。初めが肝心。ということである。

さて、今日は私の最後の登校日ということでクラスメイトが私の送迎会を催してくれた。ああ、なんていい人達なんだ。私は涙が出るほどうれしかったよ。
実は私はこの最後のクラスが非常に気に入ってた。だから彼らと離れるのはほんとに辛い。この1ヶ月レベル6で彼らと一緒に勉強できてすごーく楽しかった。
レナートはとってもフレシキブルな学校で、毎週入学できるし、在校生はレベルチェンジができる。そんなわけなので、ほぼ毎週クラスメイトが替わるのだ。そんな状態の中、気の合う友達を作るのは難しい。
しかし私の最後にいたShannonのクラスはとても評判のいい生徒の間でも大人気のクラスであったので、一度このクラスに移るとなかなか生徒はチェンジしない。そういうわけで私はこのクラスの居たこの一ヶ月、かなりクラスメイトと仲良くなった。
今日はそのクラスメイトたちを紹介しようではないか。(長くなるのでメンバーの一部です)

JOY(韓国・テグ)・・・彼とは前のクラスでも一緒だっただけに一番長い付き合いだ。
スポーツ好きの彼に誘われ、一緒にUSAオープンやメッツの試合にも行ったし、彼のバースデーパーティにも招かれたし、非常に思い出深い。初対面のときの彼はかなりすました男であった。なるほど彼は顔は悪くないし、背も高い。。。初対面の人は彼をかっこよいと思うことだろう。しかし慣れてくると初めのかっこつけてた姿はどこへやら、かなりおっちょこちょいで、面白い人間だ。時々訳の分からないジェスチャーや行動をして周囲を混乱?困惑させる。しかしそれは消して不快なものではなく、たいていは笑いを誘うものでり、彼はりっぱな「ボケ」タイプの人間であるといえる。彼は自分が寡黙で恥ずかしがりやだと言うが、私に言わせりゃかなり話好きで誰に対しても好奇心旺盛な人だと思う。しかも彼のキャラがほんとに面白いのだな、、、これが。いつの冗談ばかり言うので、たまに彼がまじめなことを言ってもそれを理解できないことがある。すみません。

CHIKA(日本・広島)
彼女とは前のレベルで1週間一緒になり、今回も1ヶ月一緒だった。
彼女は声楽を専攻してただけに趣味が歌うこと。現在ジュリアードで週一でオペラを学び、11月に公演も控えてるそうだ。
そんな彼女は日本でバーを経営してた正真正銘の「ママ」である。
私から言わせればなんでママが店をたたんでまで英語を習いにくる?と思うのだが、これがまたあの世界は英語が必要なのだな。私は彼女から実にいろんなことを教えてもらった。私と同い年で3年半も店をきりもりしてた彼女のキャリアを私は尊敬するよ。
私が思った以上に広島は国際都市らしく、たくさんの外国人が仕事で訪れるそうだ。しかしほとんどの飲み屋が外国人お断り・・・という悲しい事実があるらしく、彼女はこれを克服しようとアメリカに乗り込んだとのこと。うーん、えらいよ、そして店を一度たたんでまで決心するなんてなんて勇気があるのだ。再来年には新しい店をオープンしたいそうだ。今度はカフェバーでホステスの居るようなバーではなく、お酒もあり、紅茶やコーヒーもある店だそうだ。しかも彼女は実は「ゴシックエレガント」なのである!皆さんご存知だろうか、ゴシックファッションというのを。ロココ調を基本としたもので、ゴスロリ(ゴシック・ロリータ)が有名ですね(BY下妻物語)!「ゴシックエレガント」というのはそれのもっと大人っぽいもので基本は黒の世界。想像していただけるかな?
そんな彼女の次に目指す店はもちろんロココ調。素敵なシャンデリアにソファ・・・ああ私もぜひ遊びに行きたいねぇ。
最後に彼女の好きな言葉が「デカダンス」知ってます?この言葉。。。彼女にい言わせれば美しくもあり汚くもあり悲しくもあるような言葉だそうです。

ジンヘ(韓国・ソウル)・・・彼女はお嬢様ファッションに身を包んでらっしゃいます。母親が宝石デザイナーであるという彼女のおうちはたぶんリッチ。。。だからそんなに金のことを気にしないみたい。だからといって無駄使いするわけでもないし。彼女を初め見たときは気取ったコリアンの女の子たちと同じかなぁと思ったのだが、動物園に行こうと誘ってくれたり、いつもJOYと彼女と私で昼ごはんを食べにいったり、すごく気さくでいい子なのだ。しかも冗談もけっこう言うしね!
笑えるのが彼女の趣味が寝ることだということ。自己紹介で言ってました!!家でも十分寝てるのに授業中でもたまに寝てる。先生もあきれてる日もあるのだが、そのギャップがたまらなく私にはおかしい。私とも結構話が合ったのでおしゃべりもすごーく楽しかった。

パーティはイーストビレッジの日本料理でやった。楽しかったよ、もちろん。JOYのジョークに私は涙が出るほど笑ってしまった。いや、マジで笑い死ぬかと思った。あまり私が受けてるのでみんも逆に不思議がってた。しかし、我ながら英語って生きてるなぁと思います。授業だと割りとあまり積極的に発言できないのだけど、学校の外に出たら別だな。こうしておしゃべりやジョークを話してるときって止まらないのだよ、英語が。自分で自分を驚いてるさ。すげー、言葉がスラスラ出てくるよ自分。ジョーク飛ばしてるよってね。やはり話して何ぼですね、英語は、言葉ですから当たり前か。
はー、たぶんみんなが恋しくなるだろうなー、来週は。。。次の学校でも素敵な人達にたくさんめぐり合えますように。

Shannonのこと

2005-10-07 12:38:00 | のほほん日記
今日はShannonについて話そう。
彼女は今の私の先生。そしてレナートを卒業する私の最後の先生だ。最後が彼女でほんとに良かったなぁと私は思う。
私は今レベル6で勉強してるのだが、彼女は人気があるので、一度の希望で通った私はラッキーである。今の時期は生徒が少ない時期なので、どのクラスも平均が8人なのに、彼女のクラスは相変わらず10人(マックス)である。
そんな彼女はなんと私と生年月日が一緒である。
つまり同じ年の同じ日に生まれたのだ。
いや時差があるからもしかしたら私の方が先かもしれない。
いずれにしてもめったにないことなので、私としては彼女は非常に身近に感じる人だ。
そして人気があるだけあって彼女の授業は大変居心地が良い。今のクラスの雰囲気もすごく気に入ってるのだが、(クラスメイトが面白い)けして生徒に甘い先生ではなく、宿題も出すし、会話の時間も設けるし、すごく勉強してるためになるクラスだと私は思う。
何より彼女はとてもチャーミングである。
実はうちの学校に7年も勤めてる他に、彼女の本職は歌手である。ちゃんと自分のバンドを持ってて、主にイングランドなどで活躍してる。UKではけっこう有名名らしいのだが、USAではなかなか難しいそうだ。彼女たちのジャンルがフォークソングなのと関係があるのかな?
それに彼女は実はアイルランド移民の彼も私のもう一人の兄弟だな。。。
Shanonnは来週結婚することになってる。私は明日でレナートを卒業するので、彼女に今日ウェデングカード用意した。
彼女なら素敵なお母さんになりそうだ。
そしてクリエイティブで魅力的な彼女が私は大好きである。

SOHOでショッピング

2005-10-06 13:11:00 | のほほん日記
服を買うならSOHOだ。
NYで一番ホットな場所でしょ。
買い物といえば5番街なのだが、こちらは有名なだけあって高い。
しかしSOHOもたしかにブランドが多いが若者の街なだけあって、安いしカジュアルなのである。
実は今日はクラスメイトに付き合って、ベットフォードにある「セカンドハンズストア」に行ってきた。いわゆるユーズド衣料のお店で、見た目は倉庫のような場所の中には山のような中古衣料でいっぱい。
それぞれに多様な色ごと(たとえば赤系とか黄色系、青系、黒系・・・などなど)に分かれてる。ブラウスからTシャツ、セーターにコートにジーンズ、ワンピースなどものすごく豊富で保存も良い。
ただやっぱりユーズどなため、どこか決定打にかける雰囲気のものが多い気がする。
少なくともかわいいなとは思ったがどうしてもほしいと思うような服はなかった。
しかし一着だけ私が気に入った洋服が見つかった。それはグレーのカーディガンでデザインが素敵だ。
よく見たら私の大好きなJ-CREWではないか!!
しかもそれが12ドル。。。これは買っちゃおうかなと思ってたら、ガーン!穴を発見してしまった。おいおいいくらユーズドだからって、J-CREWだからって穴があいてるのを売ることはないだろう。。。?どうりで安いわけだなぁ。
ものすごくがっかりして諦めた。ああ、J-CREWのセーター買わなくちゃ。
6人で行ったのだが結局買ったのは一人だけだった。そこで満足できなかったみんなはSOHOに行くことになった。

地下鉄「spring st」を降りて初めに行ったのがアルマーニだ。でもアルマーニはアルマーニだが、アルマーニのカジュアル部門なので高いことは高いが日本よりは半分の値段だ。
それでも私は高いと思ったから買わなかったが。個人的にメンズがものすごくかっこいいと思った。女性物もかわいいのがあるがどうも私の好きなものはない。
しかしメンズはどれも素敵だ。やはりアルマーニ。
次に行ったのがリーバイス。
アメリカはジーンズ発祥の地なので、もちろんリーバイスもかなり安い。
ビンテージなどにこだわらなければの話だけど。
私はのぞくだけのつもりで行ったのだが、なんとここでつい買ってしまった。ああ、計算外だ。実は先週末にユニオンスクウェアにある洋服屋で空きもののトップスにヨガ用のパンツを買ったばっかりなのに。
かったのは長袖シャツだ。
色はアイボリーとボトムに近い部分がブラウンのツートンカラーのシャツだ。
バックプリントに大きなバラの刺繍と胸ポケットに小さなバラの刺繍が入ってる。なぜかこのバラの派手さに一目ぼれしてしまった。
アイボリーのシャツが地味なだけにバラが目だって見えて素敵に思えたのだ。
2件目をまわり終えたとき何だかんだいって全員買い物袋をさげていた。さすがSOHO!
受けることに一人台湾人の子がリーバイスでジーンズを散々悩んで買った。
しかし別のクラスメイトがアルマーニのジーンズを買って、そのデザインを見せてもらったらほしくなってらしく、リーバイスを返品してアルマーニの同じデザインの衣料を買っていた。
彼のジーンズに対するこだわりというか、その行動の早さにはびっくりした。
ちなみにNYでは返品はかなりポピュラー。
ああ、秋って買い物したくなるよね。

セカンドハンズストアHP
http://www.beaconscloset.com/

Woodsideの郵便局

2005-10-05 13:16:00 | のほほん日記
友達から荷物が届いた。
しかしアメリカの郵便局(USPS)がよりによって日曜の朝の9時やってきたものだから、
始めは家のチャイムが鳴ったときまさか荷物の宅配だとは思ってなかったのです。
ごめんなさい!
いたずらで鳴らす人がいるので2回ぐらいなってたのですが、無視しちゃいました。
もー、眠くてしょうがなかったのですね。
しかしなぜか目が覚めてしまい、9時20分頃にランドリーマットに行くと玄関の郵便受けにオレンジ色の札が貼ってるではないか。
あれ、、、もしかしてさっきのかな?と思いつつ、まさか私のじゃないだろう、ルームメイトのだろう。。。などと思って紙をひっくり返したら見事に私の名前が!!
ひぇっ、私だ、とあせってみたところで郵便局の車はどこへも見当たらないし。
そこへ帰ってきたルームメイトにあれこれ聞いてみた。
アメリカの宅配の仕組みがいまいち分かってない私。
また宅配に来るのだろうか。。。それとも自分で取りに行った方がよろしいのか?
ルームメイトは宅配はたぶん一日一回だけで、日曜日は郵便局は休みだと教えてくれた。
荷物を取りにいくならこの地域管轄のWOODSIDE Postal Officeに行くことを教えてくれた。
ということで昨日早速とりに行ってきた。
幸運なことにうちからは歩いて10分ぐらいうちの次の駅61stの前にあるのが郵便局。
窓口オープン前の8時20分頃に行くと、すでに窓口の前に10人ぐらいの列ができてた。みんな早いなぁ。。。
と思いつつ、NYの郵便局ってすべてを一つの窓口でやってるのだよね。
荷物を出すのも切手を買うのもすべてのサービスが一つの窓口に集中するからどうしても混むし並ぶ。
しかも遅いし、はっきりいいって効率も良くないような?
とはいえ、朝なので出勤してきた局員もまだやる気があると見えて、割とすぐに私の番に来た。
オレンジの札と私のパスポートを見せたら、納得した局員がだるそうに奥からダンボールを持ってきた。
しかし日本のように直接手渡しで受け取るようなことはない。
窓口の脇にガラスの開け閉めするタイプの窓があり、局員がその中に私のダンボールを入れたら私がその窓を開けてそれを受け取るという仕組みだ。テロ対策のためか何なのか・・・いずれにしろ手間がかかることは間違いなし。
しかし無事荷物をゲットできた。
送ってくれたMちゃんありがとう!
大切に使わせていただくよ。



Chili Pepper FESTA

2005-10-03 11:59:00 | のほほん日記
ブルックリンボタニカルガーデンへ行ってきました。
ここは日本庭園が有名で、桜並木があってはるにはお花見ができちゃうという日本人の間でも好評な植物園。
盆栽コレクションも有名!
そんな植物園ですが、唐辛子のお祭り「チリ&ペッパー祭」が開催されるというので行ってみました。
場所はブルックリン美術館のすぐ脇、入場料は3ドルと安い!
美術館側からの入り口から入場すると目の前に西洋庭園がでーんと広がってます。
秋晴れのいいお天気なので芝生の緑がまぶしい。
お祭り会場となる桜の樹がたくさん植えてある広場へと行きました。桜の樹を見たときなんだかすごく懐かしい気がしました。
大きなテントがあって、その中には唐辛子を使った料理を出す色々なお店がありました。
そこで私は大きなタコスのような物を頂ました。皮の上にひき肉とたまねぎと黒豆とクリームチーズに唐辛子。色は真っ赤で入れるときすごくためらったのだが、売り子の娘さんがこれは辛くない唐辛子だから大丈夫・・・というので信じて入れてもらった。
早速それを皮に包んでかぶりと頂いた。うまい!ひき肉の味がおいしい!
しかし食べてくるとだんだん辛くなってきた。もしかしたらひき肉ソースの中に辛さの素が入ってたのかも。とにかくだんだん辛くなってきた。しかしクリームチーズがまた緩衝材のように辛いのを和らげてくれるのでうまく混ぜながら食べるとまたおいしい。
食事が済んだら少し植物園を回ることにした。ところが食事を終えてさほど時間が過ぎてないのに、急に腹の調子が悪くなりだした。正確に言うとお腹というよりは胃である。まるでお酒を飲みすぎたかのように胃の中が気持ち悪く吐き気がしてきた。
いったいどうしたというのだ。
さっきまで何にもなくむしろお腹が空いてたからタコスを食べたのに。
しかしだんだん気持ち悪さが増してきてたまらず近くのベンチに座り込んだ。いつ来てもいいようにビニール袋も用意した。
しかしベンチで吐くなんて恥ずかしい。
しかもせっかく食べたタコスを吐くのももったいない気がした。
いや、それより急に胃の調子が悪くなったのはもしやあのタコスのせいか。。。?
急激に普段口にしないような辛いものをぶち込んだから胃が参ってるのか。。。?ああ、そうかもしれないと思えてきた。
私はふらふらとベンチから立ち上がり、有名な日本庭園のほうに向かった。
大きな池に神社の鳥居と月見小屋が対岸に取り入れられてある美しい庭園だ。
しばしその池を見ながらまた休むことにした。これが良かった。
10分ぐらいで何事もないように私の胃は復活した。きっと日本庭園のお蔭である。なんというか池に浮かぶ鴨や鯉たちを見てると和んできてほっとした。
やはり日本はすばらしい。。。

復活した私は再び植物園を回った。植物園のあちこちで唐辛子に関する様々なイベントが行われていた。無料のタトゥサービスがあったのでやってもらった。
他にも様々なスパイスを作るワークショップや料理のもの、メキシカンフォークコンサートなど楽しめた。
しかしなんといってもこの植物園の芝生がいい。樹や小川が適度に添えられていて、大きな木の下や柳の陰でみんながお昼寝をしてる。
なんだかすごくリラックスできて素敵な日曜日という感じだ。

ブルックリン植物園HP
http://www.bbg.org