紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

梅雨の終わり、夏の始まり

2006-07-01 15:03:21 | 季節
 ついに7月である。夏が来たらそれなりの気構えを持たなくてはいけなかったのに、心の準備を怠っていたのでヒドい目にあっている。頭痛と肩こりで、からだが「へこんで」いるのだ。本当は今日は大阪へ行こうかなんて思ってたけれど、とてもそんな元気はなかった。しおしお。

 梅雨空のどんよりした気圧の関係なのか、昨日乾いた「からからから!!!」という大音量で半壊した薪棚の積み直し作業の後遺症なのか、 突然の暑さに早速ダウンしてしまったのだ。
 そんな訳で、やる気の無い微熱のある半日が過ぎてしまった。

 それでも図書館に行く元気はあるのだ。スーパーにも2つも出向いてしまった。草取りだって少しした。そのあとさすがに辛くて1時間横にならざるをえなかったので、テレビの『吉本新喜劇』を見そびれてしまい、お笑いフリークのKちゃんに「かわいそうに(面白かったのに!)」という目で見られてしまった。いいんだよ、頭痛のときには、テレビは見ちゃいけないんだから。 

 ヘコんでいる時には、気だけでも元気になりそうなことをやってみる。いわゆる「自分におみまい作戦」である。ただし経済活動には関与しないという規定を設ける。買い物に走らない歯止めをかけるのだ。元気になった後、次は経済的にヘコむ、という悪循環に陥らないためである。

  玄関先に植えてある「泰山木」(タイサンボク)の花を取って来て、「たぬき亭」の入口にひとつ飾ってみた。巨大な花の姿もなかなかだが、透きとおる甘美な香りが2階まで届く。

 昨日は読書会だったので、玄関先にあるその背の低い「泰山木」の花を一個手折って持って行った。肉厚の中華料理に使うレンゲ(よりずっと大きいが)のような花弁がついたモクレン科の香り高い花である。人のカオくらい大きな花だから、初めて見た人はびっくりする。その馥郁たる香りは芥川龍之介の「蜘蛛の糸」に出て来る「極楽」の芳香を思い出させる(行った事無いけど)。
 白檀を甘く爽やかにしたクチナシ系の香りだ。「月からかぐや姫を迎えに来た天人の匂い」「天女の匂い」とかのイメージもあり、ちょっと世俗離れした高貴な香りである。

 ただし、一個の花の命は短い。どんどん茶色に変色して重い花弁を落としてゆく。しかし木には順次蕾みがつき花開いてゆくので、花が付き始めてひと月くらいは楽しめる。この花期が終われば、夏本番がスタートする。

バドワイザーの中(かな?)壜を比較に置いてみました。