紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

CUT

2006-07-12 21:22:40 | おでかけ
 昨日の午後に2時間ほど空き時間が見込めたのと、ふとした思いつきで髪を切りに行く。予約もせずいきなりだが、あんまり混んでいるようなら、止めにして買い物だけいけばいい訳だし。

 そろそろ美容院いかなくちゃ、のこれというタイミングが私にはない。前髪もサイドと同様伸ばしているし、パーマはかけていないし、カラーリングもしていない。メニューは常にシャンプー+カット、オンリー。早い、安い、日頃のお手入れも簡単と三拍子揃っている。

 ショートは似合わない、というか苦い思い出があるので出来ない。それに後ろで括れるくらいの長さでないと夏場は暑い。夏場に100%純毛が首の周りにあるのは堪え難い。それ以上に毛先が顔にかかると皮膚がかぶれそうなので、防衛のためにも、なるべくまとめておきたい。
 でも本音はショートがいいと思う。娘は小学生になってからショート・オンリーなので、うらやましい。

 満員だったが少しだけ待って、名前を呼んでもらえた。美容院は行きつけだが、特に担当さんを決める訳ではなく、手のあいた人にやってもらっている。そのへんのこだわりはないし、第一、こだわるほどのヘアスタイルでもない。肩より長めのワンレンという、ごくシンプルな髪型である。

 新米のにーちゃんに、首から上を委ねる事になった。
 彼はなかなかシャンプーも繊細だったし、時間はかかったが丁寧にカットしてくれた。歯の浮くようなトークをする美容院のにーちゃんもたまにいるが、それはNG。その点、彼は一生懸命背伸びをして「慣れてる感」を装いつつ、実はものなれていない感じが、かえってよろしい。

 「最後に(髪を)きらはったんは、いつ頃でした?」と聞かれるも、返答出来ず。お願いした訳でもないのに、データを出してくれた。「260日前ですよ!」
  
 ああよかった、1年は経ってなかった。けど、なんか中途半端な時期にいってるんや。11月くらいになるのか。12月は混む&忙しいから、早めにいこうって思ったのかもしれない。なんにしろ、伸ばし放題に伸ばしても支障をきたさないのだ。

 いや、きたす。

「なんか最近肩凝るな」と思った時には「そうや、髪の毛切りに行こ!」ってなるような気がする。というか、今回はそうだった。首が頭を支えるのが苦痛になるくらい重くなると「いかなくちゃ」と決心するのかも。

 頭をいじられると、普段は警戒心とか緊張感とかが走ってしまうが、今回は(疲労もあったが)かっくりと眠ってしまった。さぞかしカットしにくかったのでは?と新米美容師くんに同情する。
 しかし髪を切りに行って、こんなに和んだのはあまりない。将来を嘱望したい新人くんである。