バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

凱都くん帰国(一時)

2014-03-19 16:31:00 | テニス留学


凱都くんの最終日が来てしまいました、この木曜日が来ないことをずっと祈っていた私とビンス。テニス留学するときに自分で持っているイメージと実際は多少違い、文化も違い、考え方も違い、それに順応しながら日々過ごしていると、また予期しないことも起きたりして、本当にいろいろなことが詰まった1年でしたが、いい仲間に出会えてよかったね。

日本各地から集まる若者たち、目標も年齢も違いますが、ここで一緒にテニスを通じて仲良くなって、助け合い、一緒に悩み、一緒に怒り、たくさん笑い楽しく、とっても特別な仲間たちです。

1年の様子を音楽を入れたアルバムにしていて、昨日の夜完成したのですが、これを作りながら、見ながら、何度も泣きそうになっていました。バサーストへの遠征、フォスターへの遠征、グレンコーチの特別フィットネストレーニング、レッスンのお手伝い、クレーコートの整備のお手伝い、ホームステイのファミリーとの旅行、全豪オープン観戦、試合に出ながらもなかなか思ったようにいかなかった日々。いいこともそうでもなかったことも、すべてが経験で、つらい時も仲間がいた、ホストファミリーがいたから乗り越えられた時間です。最後のゴスフォードでの大会ではダブルス勝利できて本当によかった。そうやって少しずつ少しずつ前に進みます。
だからこれは一時帰国です。まだ凱都くんの修行は終わっていません。走り出したばかりですから。
私のアルバムも、まだ続きます。また会える日待っていますよ、凱都くん。