花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ナチュラル・ドライフラワー?

2018年01月08日 | 学校
ドライフラワーとは自然の植物を乾燥させたもの。
きれいに仕上げるために薬品で加工したり
脱色や着色するテクニックも存在します。
しかし、あえてこれらの人工的な技法を使わず
自然の力だけで仕上げたものを
ナチュラル・ドライフラワーと呼ぶ場合があります。
ここにあるのがナチュラル・ドライフラワー。
とはいっても冬枯れした農場からただ摘んできただけです。
蕾はもちろんバラ。せっかく蕾をつけたのに
気温がぐんとさがったのでドライフラワーとなりました。
濃い赤がなんともいえない風合いです。
もうひとつの丸い実はアスパラガス。
こちらは赤というよりも朱色です。
これまた北風に吹かれて乾燥しています。
名農の農場を歩くとナチュラル・ドライフラワーがいっぱい。
お洒落なボックスや額にナチュラルカラーを飾ると
ちょっとした自然のアートになると思いませんか。
さて本日の地元紙にチームのコンクールの結果が紹介されています。
ぜひご覧下さい。
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補色

2018年01月08日 | 学校
ご覧下さい。
冬の青空にぶら下がっているオレンジ色の実がふたつ。
これはバラの実、つまり広い意味でのローズヒップです。
今回はローズヒップの話ではなく色の話。
鮮やかな青にオレンジ。
とても映える色の組み合わせだとは思いませんか。
これには理由があります。
昔、美術の授業で色相環(color circle)というものを学びました。
24色をぐるっと輪にして並べたものですが思い出しましたか?
並べてみると青色の真反対にある色はなんとオレンジ。
時計の文字盤でいえば3時と9時の位置にあります。
これを補色の関係にあるといいます。
簡単にいえば反対色で、この2つの組み合わせが
もっともお互いを目立たせることがわかっています。
では赤の反対色は何でしょう。
答えは緑。クリスマスカラーは反対色でできているんです。
ここ一番、目立ちたい場合はこんな色で
コーディネートしてはいかがでしょうか。
逆に青の隣は紫。黄色の隣はオレンジ。
近くの色合いで組み合わせると今度はぐっと落ち着いた雰囲気となります。
そんな視点で自然を見るのも面白いものです。
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