君の名は?

チームフローラフォトニクスが園芸科学科の温室に
保管してもらっていたクリスマスローズ。
昨年の暮れの大掃除で屋外に出されてしまいました。
かなりの鉢数があったので、
8割ぐらいは職員室前の庭に地植えしました。
しかし残った鉢はこのように
現在は寒風の中、放置されています。
よく見ると普通のクリスマスローズと違う葉があります。
一般に私たちが栽培して楽しんでいるのはオリエンタリスという系統。
しかしクリスマスローズにはいろいろな原種があり
そこから派生した珍しい花もマニアの間では人気です。
このシルバーの葉もそのなかのひとつ。
名前はリビダス？それともステルニー？
ちょっと名前がはっきりしませんが、
なんともいえない色の花が咲くので大好きです。
おそらく5年以上前にチームが種子から育てたもので
残念ながら根詰まりしていると思いますが
2年生の女子メンバーが欲しいといっていたので
引き取ってもらおうかと考えています。
寒風の中のクリスマスローズ。
あらためてチームが草花班であったことに気づく瞬間です。
さて今日から3学期。
チーム９代目のFLORA9が最後の締めくくりに取りかかります。

夢の途中?

TEAM FLORA PHOTONICS は現在の2年生が卒業する
平成30年度をもって一旦解散する予定で進んでいます。
したがって来年度は新しい2年生がいないため
今まで取り組んできた研究の半数以上は
途中でお蔵入りすることになります。
しかしやめるわけにいかないテーマもあります。
そのひとつが白華山復活プロジェクト。
法光寺に数百年ぶりハスの花を咲かせる壮大な活動です。
2年目の今年はうまくいきそうでしたが
歴史的な冷夏と台風到来によって失敗してしまいました。
和尚さんと連携している活動のため
絶対成功させなければならないと活動だと思っています。
しかしチームは来年度、国立極地研究所と行う就眠運動の研究など
やらなければならないテーマをいくつか抱えているため、
とうて5名では手が回りそうにありません。
そこでチームはこのテーマを本家である
園芸科学科の草花班に継続してもらうことにしました。
草花班はチームが花を愛する心を育てたルーツ。
きっと園芸科学科のメンバーが夢を叶えてくれるはずです。
そんなことから現在、データと研究に必要な物品を整理し
引き渡す準備を始めています。