花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

冬枯れのクリスマスローズガーデン

2018年01月25日 | 学校
職員室の窓のすぐそばにある樹木の根元に
クリスマスローズを植えたチームの3年生。
現在は、ご覧のとおり氷点下の寒さにさらされています。
よく見ると冬枯れしている葉もあります。
もし温室で栽培していたら今頃は蕾が上がって来る頃。
2月下旬にはきれいなオリエンタリスの花見ができたはずです。
しかし来年は新人を募集しないチームフローラ。
研究テーマも削減するので先輩たちが育ててきた
クリスマスローズの存在も忘れるかもしれません。
そこで水やりの手間がないよう露地植えしたのです。
うまく育てば4月には開花予定。
なんとか冬越えしてもらいたいものです。
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名農の研究はハイレベル

2018年01月25日 | 学校
八戸市で開催された農業講座。
毎年、名久井農業高校は講師として参加しています。
とはいっても課題研究の紹介。
普段はなかなか紹介できない八戸市民と
市の農業関係者に研究の成果を披露するのです。
今年は3年生が3チーム参加しました。
最初は環境システム科が誇る水耕栽培の研究報告。
そして2番目はチームが担当し、水中植物工場を提案しました。
いずれもアバンギャルドな取組みに質問が殺到しました。
最後はお待たせ、ドローンによるリンゴの人工受粉。
2017年の名久井農業高校最大のヒット研究で
昨年の5月、メーカーと連携して行った実験が
大々的に全国に紹介されたのでご存知の方も多いと思います。
想定どおり、普通の受粉より結実率は低下しますが
上から散布されるので下向きの悪い花は結実せず
かえって摘果の手間が省けるという想定外の利点もあり
これにはみなさん驚かれていました。
SSHでもSPHでもない名農ですが
次々と披露されるハイレベルな研究に興味津々のみなさんでした。
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