花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

世間の荒波!

2018年06月11日 | 研究
チームのメンバーが作業していたのは
現在取り組んでいる作物の水上栽培の実地試験。
温室内では成功しているので、
今度は実際に野外で挑戦しているのです。
大きなハス鉢に浮かべられた青いウレタンボード。
そのボードを切り抜いてトウモロコシと
インゲンマメの2種類の苗を植え付けました。
心配な点はたくさんあります。
まずは安定性の悪さ。
土耕栽培のように根で体を支えることができないので
風雨をもろに受ける水耕栽培では
転倒してしまうかもしれないのです。
さらに害虫や鳥たちによる被害。
もちろんトウモロコシもインゲンも露地栽培するものなので
外敵はつきものですが、温室育ちの苗たちは
こんな試練に耐えられるか不安なのです。
卒業まで10ケ月を切った3年生たち。
学校という守られた世界で育った自分が
まもなく世の中の荒波に出ていく姿と
だぶって見えているかもしれません。
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魂は草花班へ置いてきた!

2018年06月11日 | 研究
チームが昨年まで取り組んでいた活動の一つに
「白華山法光寺復活プロジェクト」というものがあります。
南部町一有名といっても過言ではない名刹「法光寺」に
かつてあったといわれるハスの花を再び咲かせようという
歴史とロマンに溢れた壮大なプロジェクトです。
残念ながらチームは2年間取り組みましたが
台風による長雨や冷夏によって失敗。
しかし2年間のチャレンジで名久井岳の麓という
高い標高の法光寺の環境のデータや
解決の糸口を見つけることに成功しています。
ところがチームは今年いっぱいで解散。
そこでこのプロジェクトをチームフローラフォトニクスの
本家である草花班に引き継いでもらうことになりました。
すでに草花班は新しいアイデアでハスを法光寺に植え付けており
その結果がとても楽しみです。
さてそんなチームのメンバーが
大きなハス鉢を覗き込みながら何やら作業をしています。
いったい何をしているのでしょう。
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