いかだ農法から環境問題を考える？

この日チームは、本校と同じ町にある中学校にいました。
実はこの中学校は中庭に池があるのです。
以前よりこ植物を使った水質浄化実験に
この池を貸してくださっていましたが
今年も実験に快く提供してくださいました。
ところが今回、池に植えたのは今までのような
サンパチェンスというきれいな花ではありません。
なんとトウモロコシとインゲンマメの苗なのです。
立ち会ってくださった先生も不思議そうにご覧になっています。
うまくいくかどうかはわかりませんが
実がなったらみなさんで食べてもらうことにしています。
この栽培方法は世界の環境問題を考えることができる教材でもあります。
ぜひ中学生の皆さんにも食糧危機の解決策の一つとなる
この不思議な水の上で行う農法と
世界で発生している水問題に興味を持ってもらえたら
とても嬉しいと思います。

大変なんです

フローラ10が水質分析をしている部屋の戸棚には
このように分析用の試薬などがたくさん並んでいます。
彼らが調査分析を行っているのは約40区。
今までの調査とは比べものにならないくらいたくさんあります。
これを毎週2回に分て調査するので
試薬がいくらあっても足りません。
現在２〜３週間ごとに試薬を買い足していますが
1回の補充で数万円かかります。
いい研究を行うにはいかに時間と資金が必要なのかを
嫌というほど感じています。
予算がないという理由で研究がストップしないよう
資金集めも大切な活動となっています。