ポップカラーは2018年のトレンド！

明るいグリーンに目の覚めるようなピンク。
名農のツツジのトピアリーがいよいよ目立ってきました。
このような鮮やかな色彩をポップカラーといいます。
実は2018年の春夏のトレンドカラーなのだそうです。
かつて農業高校では生産技術の習得が主流でしたが
今や六次産業化もあり加工販売までも大切な学習となっています。
このようにビジネスを学ぶ中でよく出てくるのがトレンド。
特に花を扱う業者は売り上げを左右するので
どのような色や花が人気なのかをとても気にするといいます。
しかし面白いことにこの流行色などファッション分野は違います。
これから来るシーズンの流行色やアイテムを
生産販売するメーカーが発表し、それに消費者を巻き込んでいるのです。
生産者主導でニーズを作り出し
流行をコントロールする高等テクニックにはいつも驚かされます。
もしこれと同じようなことを農業者や農業団体ができたらすごいと思いませんか。
今年の夏のトレンドは真っ赤なトマトとグリーンのキュウリ。
飲食店と連携してトマトとキュウリを組み合わせた
オシャレな料理を提供するなんてことができたら
それに合わせて戦略的に作付けを行えるので
とても経営が有利になるかもしれません。
食物はバランスよくいろいろ食べるものではありますが
こんな遊びココロがあっても面白いかもしません。

建築業者か？

チームフローラフォトニクスの温室の前に積まれたブロック。
かなりの数があります。
実はこのブロック、かつて草花「サンパチェンス」を使った
水質浄化システム「バイオエンジン」を池に設置する際、
下の土台に用いたものです。
バイオエンジンの設置数はのべ100基。
設置の度、買いたしたものが5年でこんなにも増えました。
チームは今年も水質浄化研究に取り組んでいますが
残念ながら草花ではなくマメなどの作物。
また設置法も水上にいかだを用いて浮かべるフローティング方式。
したがってこのブロックは使わなくなり
温室前に積んでいるのです。
まるで建築業者のようです。