花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

南部サミット ?

2018年06月09日 | 学校
名久井農業高校の職員玄関脇にある梅の木に
立派な実がたくさんつきました。
名農のある南部町はフルーツの里と呼ばれ昔から梅の産地でした。。
生産量はもちろん青森県ではNo.1。
有名な品種はご存知「八助」。正しくは杏子の実です。
したがって八助で作った梅漬けはとても大きいのですぐわかります。
さて梅といえば日本一のブランドが「南高梅」(なんこうばい)。
スーパーマーケットなどの店頭で梅漬商品をご覧ください。
誇らしげにこの商品は南高梅を使っていると表示されています。
この南高梅、梅の大産地である和歌山県の南部(みなべ)高校が育成した品種なんです。
つまり南高梅とは「南部高校の梅」という意味。
高校でありながら、こんな日本一のブランドを作り出したとは
最高の栄誉ではないでしょうか。
現在はひらがなで「みなべ町」と表記するようですが
そもそもは南部町と表記していました。
さらに沖縄には南部農林高校という同じ南部の名を持つ本格的な高校があります。
和歌山、沖縄、青森で育つ南高梅、パイナップル、そして我が南部町のサクランボ。
3校で農産物や生徒の交流ができたらどんなに楽しいでしょう。
ぜひ企画してほしいものです。


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懐かしい味!!

2018年06月09日 | 研究
チームの温室脇にある鉢。
その中のひとつが実をつけました。
ご存知、スグリの実です。
スグリはジャムの原料になります。
数年前、LEDを照射してポリフェノール含有量を
高めた果実でジャムを作ったら
ポリフェノールの多い機能性ジャムができるかを
研究したメンバーがいました。
その研究のなごりでスグリやブルーベリー、
キイチゴ、リバーブなどの植物がまだ残っているのです。
研究は大成功。機能性の高いジャムができることがわかり
食物関係のコンクールで受賞した記憶があります。
さて昔はスグリの他にも、桑やグミの木の実を
食べたものですが、最近はそんな機会もなくなりました。
先日、テレビでお菓子のグミを取り上げていましたが
このグミという名称は果実のグミではなくドイツ語のグミ。
ゴムという意味だそうです。
味すら忘れそうになっている桑やグミの実。
みなさんは最近食べましたか?
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