花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

名久井農業高校で良かった!

2018年06月13日 | 園芸科学科
名久井農業高校のある青森県南部町は「フルーツの里」として有名。
リンゴはもちろん、桃、梅、梨など果物が絶えません。
したがって名農でもいろいろな果物を栽培しています。
そして先日、とうとう今年最初の「サクランボ」が校内販売されました。
雨にあたると粒が割れてしまうサクランボ。
台風の影響で雨が降るのを見込んで急いで収穫したようです。
販売開始の校内アナウンスを聞いて集まってきたのは
職員はもちろん、部活途中の名農生たち。
みなさんどのパックにしようか楽しそうに悩んでいました。
これから美味しい佐藤錦の収穫も始まるはず。
「名農で良かった」と誰もが思う季節になりました。
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冷夏? 酷暑? 台風?

2018年06月13日 | 研究
チームが研究場所にしている大型水耕温室。
5月下旬から6月上旬は気温が高くなりもう夏でした。
おかげでもうトウモロコシが出穂しています。
ところが6月も中旬になった今、ちょっと気温が下がっり
それに伴い温室の温度も下がってきました。
東北でも南の方ではもう梅雨入りしたらしく、さらに台風も発生しています。
この地方は昔からこの時期になるとヤマセという
低温多湿の偏東風が海から吹き込み時々冷害を引き起こします。
近年ではお米がとれなくなった昭和55年、平成5年の冷害が思い起こされます。
2017年もこの地域は冷夏となり、作物の生育が遅れてました。
このように現代でもヤマセは私たちの暮らしを脅かしています。
そんな嫌な経験をしょっちゅうしているので
このように気温が下がってくると心配になってきます。
しかし今年の予報は冷夏でなく猛暑でもなく酷暑!
とても暑いといっている人がいます。
それとは続いていたラニーニャ現象が春に終息したので
今年の夏は普通の夏という予報も出ています。
冷夏か、酷暑か、普通の夏か、はたまた台風の来襲か。
温室とはいいながらお天道様が気になります。
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