花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

知識が先か、体験が先か

2018年06月22日 | 生物生産科
温室でトマトの苗がすくすく育っています。
苗ごとに名前の書かれたラベルが立っているので
おそらくこれは1年生のものではないでしょうか。
さて農業学習では机上で知識をしっかり学んでから
栽培に挑戦するというスタイルは一般的にとりません。
知識習得と体験は同時並行、もしかしたら体験が先かもしれません。
なぜならば体験を通してその都度不思議を見つけ
なぜこのようなことが起きるのかを学ぶからです。
すると不思議の仕組みを学んだ1年生は、今度はこうしたら
もっと良くなるのではという新たな発想が生まれてきます。
それを試しながら知識と技術の理解を深めていくのが農業学習のスタイルなのです。
そこで大切なのがどんな作物を栽培させると
その疑問を発見しやすく、また理解しやすいか。
土地柄もあります。学科の特性もあります。
それらを考慮しながら適切な作物をチョイスして教材にする。
農業高校の先生の腕の見せ所です。
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リンゴとサクランボ

2018年06月22日 | 研究
チーム愛用のアップル社のMacBook Air。
水大賞に関連するさまざまな論文や資料の製作に
なくてはならない相棒です。
農業クラブに比べてとんでもなく高度な内容を
求められていますが、それに向き合っているのが二人のメンバー。
現在も英語と向き合って頑張っています。
先日、それぞれどれぐらいまで作業が進んでいるのか
集まって打ち合わせをしました。
もちろん差し入れは名農のとれたてサクランボ。
まだ佐藤錦には早いようで、正光錦という品種ですが
初夏の味を楽しみながら次なる目標を立てました。
今回はすべての研究を5人のメンバーで取り組み
そしてストックホルムで発表する二人がまとめています。
部外者の皆さんが新聞やニュースで知るのは取り組みの結果ですが、
農業高校生だってここまで自分たちでできるという過程も
ぜひみなさんにも知ってもらいたいものです。
さて今日は農業クラブ県大会の最終日。
結果発表となります。
今年はどこの学校が大活躍するのでしょうか。
興味津々です。
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目指せ甲子園!

2018年06月22日 | 学校
昔、名農には軟式野球部がありました。
そこそこ強かったのですが、やはり球児が目指したいのは甲子園。
そこで数年前、念願の硬式野球部が誕生しました。
小規模校なので強いとはいえませんが
それでも県大会に出場するなど頑張っています。
まもなく甲子園の県予選が始まります。
ぜひ頑張ってもらいたいものです。
さてもうひとつ甲子園が本日、名農を会場に始まります。
それが農業クラブの県大会。
日頃の農業学習の成果を競い合うため
どの学校も最優秀を目指して頑張ります。
今年の全国大会は鹿児島県。
北国青森からしてみればそこは南国。
モチベーションが上がらないわけがありません。
今日は夏至。1年間で最も太陽が上から照りつける日です。
大会は今日と明日の2日間。
太陽に負けず輝く農業高校生の甲子園を楽しみたいと思います。
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蕪式会社?

2018年06月22日 | 環境システム科
環境システム科ではビジネスの基礎を学びます。
商業高校でもダミーのお金や商品を使って
流通販売などの学習をするそうですが
農業高校ではやろうと思えば商品を自分たちで生産でき
それを直接販売することもできます。
どうせ勉強するならその方が身になると思い
今計画中なのが「蕪(カブ)」専門の農業法人。
カブにはいろいろな種類の品種があり
色も味も形もさまざまです。
いろんな品種を作っては販売し、
みなさんの食卓に楽しさを提供しようというのが起業の目的です。
現在は種子をいろいろと集めているところですが
中には見たこともない品種がありとても楽しみです。
植え付けは夏休み明け。
しばらくは計画する楽しみを味わっています。
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