花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

花壇の手入れ

2019年07月03日 | 学校
地元南部町の大きな産直センター。
その駐車場辺りにこんな樽型の鉢を発見しました。
「緑育心」のプレートがついているところから見ると
名久井農業高校が設置した鉢のようです。
咲いているのは花壇の定番であるマリーゴールド。
鮮やかな黄色が目を引きます。
マリーゴールドはメキシコ原産でキク科。
したがって根に除虫効果があり
ネギ畑などに一緒に植えるとセンチュウなどの被害を
抑制することがわかっています。
よく畑の脇にマリーゴールドが植えられていますが
ちゃんと理にかなっているのです。
このような植物をコンパニオンプランツといいます。
ところでみなさんはマリーゴールドを植えっぱなしにしていませんか。
まず花が咲き終わったら花柄を摘んでください。
種子ができてしまうと栄養分が取られるだけでなく
もう花を咲かせなくなるからです。
可哀想ですが種子ができないよう花柄を摘むと
次々と花を咲かせてくれます。
また夏が過ぎたら思い切って
草丈の半分ぐらいで切り戻しするのも効果的。
秋になるとまた花をどんどん咲かせてくれます。
植物生理を頭に入れて、ちょっと手入れするだけで
花が長続きする花壇になるのでぜひお試しください。
さて今日で期末考査も終了。
放課後、ハンターズの調査が再開されます。
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ホットスポット

2019年07月03日 | その他
今、この地域で最も熱い場所といえばこの南部町の産直センター。
なぜならサクランボやニンニク、ウメなど
南部町の旬の味覚が所狭しと並んでいるからです。
この産直センターの歴史は古く全国の先駆け的存在。
したがって数十年前は全国の自治体や農家の方が
その運営を学びに見学にきていました。
売り上げも3億円以上。農家のお母さん方が楽しそうに頑張っています。
名農にも近いので、来校されたらぜひ立ち寄ってほしいホットスポットです。
さて写真の左にサクランボのついた大きなタワーがあります。
この産直センターのシンボルですが、今から7年前のちょうど今頃
このタワーに大きな垂れ幕が飾られました。
なんとチームフローラフォトニクスが
水研究でストックホルムに行くことを祝った垂れ幕でした。
町がお祝いして設置してくれたもので、
さくらんぼを求めてひっきりなしに来るお客様も
足を止めてご覧になっていました。
まるでオリンピック選手が出たような盛り上げ方で
メンバーも大いに喜んだものです。
サクランボの季節、この産直センターにくると思い出すエピソードです。
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