花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

君の名は

2020年03月02日 | 学校
雪の上に等間隔で丸い足跡がついています。
発見した時はもっと小さかったのですが
数日経って雪が少し溶けたのか穴が大きくなりました。
不思議なのが見事なぐらいまっすぐであること。
したがって初めて見たときは、生き物の足跡ではなく
何か上から雨だれが落ちてできた跡だと考えました。
しかしこの真上には電線も木の枝もありません。
青い空が広がっているだけです。
ではいったい何が雪の上に、こんなにまっすぐな跡をつけたのでしょうか。
よくキツネは直線的な足跡を残すといいます。
この冬、キツネらしき動物を見たという人がいたので
もしかしたら本物のキツネかもしれません。
3月に入ると雪の降る日はどんどん減ってくるので
このような足跡を見る機会はなくなります。
なんとか姿を見せてもらいたいものです。
コメント

寒締めはやはり土耕

2020年03月02日 | 研究
1月下旬から取り組んでいる小松菜栽培。
寒締め研究ですが、先日とうとう収穫となりました。
みてください。きれいな緑色。新鮮な野菜がまだまだ手に入りにくい今、
採れたての葉物はとても貴重。食べたくなります。
ところが実験は葉や茎をすりつぶしてその搾汁の糖度を測るため、
実験が終わるとすり潰された小松菜が残るだけ。
もう食べたいとは思えない姿になってしまいます。
さて気になるのは糖度ですがこの1週間、
気温が上がり寒締めにならない状態が続きました。
もしかしたらこれが品質に影響を与えるかもしれません。
するとハンターズからデータが届きました。
案の定、水耕栽培は糖度5〜6度といたって普通の小松菜。
それに比べ土耕栽培は高いもので糖度8度と寒締めになっています。
あとは室内全体を暖める栽培と養液を暖める露天風呂栽培の暖房費の違い。
これで大差がなければ残念ながら露天風呂栽培の敗退が決まります。
フローラの失敗実験ネタに再チャレンジしているハンターズ。
今年最後の実験も失敗となりました。来年また別のネタでチャレンジします。
さて一昨日は賞状授与式、そして昨日は卒業式と
土日出校だった名久井農業高校は今日明日が代休となります。
また新型コロナウイルスによって県下の高校は今後、春まで休校となる予定です。
コメント