花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

今年は大雪か

2022年12月08日 | 学校
歩いているとカマキリの卵を見つけました。
昔、カマキリの卵が高い位置に生みつけられていると
その年は雪が多いといわれました。
雪に埋まると重みで卵が木から剥がれしまうとか、
孵化しなくなるからだそうです。
しかし現在はこれは思い込みで、科学的ではないといわれています。
雪に埋もれても、水に浸かっても98%はちゃんと孵化するなど
いろいろな実験から、この定説が否定されたようです。
さてこの巣の高さはおよそ160cm。
カマキリは約50〜250cmの高さに生みつけるといいますから
至って普通の高さです。しかし、いつもこのあたりで見る高さよりは
少し高い位置のような気がします。
もし昔なら今年は雪が多いかもと騒いでいたかもしれません。
科学的に物事を検証するようになると、このように昔からの言い伝えが
どんどん偶然や思い違いだったというのがわかってきます。
それはそれで仕方がないことですが、ちょっぴり残念な気もします。
さて現在、2年生は京都や大阪方面に修学旅行中。
3年生は時期をずらして再来週から出発です。
きっときれいな紅葉に出会っているはずです。
そして週末は、フローラ久しぶりの宿泊を伴う遠征。
最後なので全員で勝負します。
12月に入って気温がぐんと下がっている県南地方となりました。
これから数ヶ月、痛い寒さの中で暮らします。
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Cold Moon

2022年12月08日 | 学校
名久井農業高校の玄関前から見上げた10日ほど前の空です。
スマートフォンでは露出オーバーとなり月が滲んでいますが、
月齢は3。セーラームーンに出てくるようなきれいな三日月でした。
さて12月8日は満月。最近、ネイティブアメリカンの呼び名をよく耳にしますが
その名前でいうと12月の満月はCold Moon。
日本でも偶然なのか寒月といいます。
さてその頃の月を見上げると、そばに明るい星が見えているはず。
それが木星です。また12月14日には今年最後の天体ショウがあります。
こちらはふたご座流星群。運が良ければたくさんの流星を目にすることができます。
その昔、名農には写真部がありました。
ある夏の日、学校の許可を得てグラウンドにテントを張り、野外炊飯しながら
その部員たちとペルセウス流星群の観測をしたことがあります。
もちろん流星写真を撮影するため。流星は一瞬で消えますが、
撮影できればいつでも願うことができるということから
確か「願いが叶う撮影会」というイベントで行いました。
みんなで一眼レフカメラを5〜6台持ち寄り、チャレンジした結果
数コマですが撮影に成功。今のようにデジタルではなく
自分でフィルム現像をするので、開けて見るまでは写っているかどうかわかりません。
したがってゲーム性が高く、暗室でみんな大騒ぎしました。
後日、暗室で引き伸ばしてパネルにしたのを覚えています。
冬の流星群はとても空が澄んでいるので、とてもきれいに見えます。
ぜひ寒さ対策をしてトライしてみてください。
ところで当時の暗室は今のどの教室だったのでしょう。忘れてしまいました。
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