東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

カプセル見て来た

2010年10月16日 22時44分13秒 | 宇宙
 2010年6月13日、工学実験機「はやぶさ」が地球に帰ってきた。探査機本体は再突入時に燃え尽きたが、イトカワの試料が入っていると思われるカプセルは無事に地球に帰ってきた。
 カプセルから試料を取り出した後、インスツルメントモジュール、電子機器、パラシュート、前後耐熱シールドがJAXAの関係機関を回った後、各地に貸し出されることになった。ただし、前後耐熱シールドは解析のため貸し出すことはできなくなった。
 まずは大阪で公開された後、名古屋市科学館で14日から公開されることになった。当日、両親が見てきたのだが、遠くてよく見えない、じっくり見れなかったと聞いていた。今日は土曜日、一体どれだけの人が見に来るのだろうか…。

 いつもの時間に起床し、いつもの出勤時間に家を出て名古屋行きの電車に乗る。科学館には9時過ぎに到着する予定。途中、高蔵寺で乗ってきたおばあちゃんに対し、すっと席を譲った女子高生が2名。おばあちゃんはありがとう、と言って座り、持っていた画材でその二人の姿を二人には見えないようにスケッチしていた。自分達が降りる千種の頃にはだいぶ描けていた様だけど、それをそのまま女子高生に渡してお礼をしたのか、それともその時には渡さず、二人の通っている学校にしっかりした絵にして渡すつもりだったのか、はたまた自分の手記として残すためだけに書いていたのか。心温まる光景を見た。

 伏見で降りて科学館へ向けて歩く。前を歩いているうちの何人かは同じ場所に向かっていることがわかる。そして白川公園に入ると・・・人の列がどこまでも続いている。科学館の前を通って列の最後尾へ。白川公園を約4分の3周したのだった。一体何人が並んでいることやら。


新しいプラネタリウム、世界最大の35メートル。来年3月が楽しみ。

 まだ開館前なのに、列は少しずつ動く。何でなのかな・・・と思っていたら整理券の配布をしていたのだった。配布場所が会場入口付近、受け取った後に会場入口に続く列に並んでいたのだった。自分が並んでいたのは整理券配布の列。本当に何人がいるんだか。


自分がもらったのは11時~11時25分の整理券。

 整理券の時間を見るとその時間までどこかで時間をつぶした方がいいかと思ったが、そう考えた人が多かったようで会場入口に続く列の長さが短くなった。このまま並ぶか。すると意外と早く列が捌け、10時15分頃に会場内に入ることができた。


もう次には入れそう

撮影は禁止、これは承知していること。心の準備をして展示室へ入る。展示室内は立ち止まらないようになっていたからゆっくりと列が動く。人と人の間からインスツルメントモジュール、電子機器が見える。パラシュートはよく見えた。そして最前列になる。インスツルメントモジュールの母機と繋がっていたあたりが焼け焦げている。心の中で「お帰り」と言った。

 階段で地下に降りてホールで動画が上映されていた。見たことあるな~と思ったらJAXAチャンネルの「小惑星探査機「はやぶさ」帰還編」だった。大画面で見るといいね。映像を見ているほとんどの人が10分過ぎから泣いていた。
 映像を見終わって外に出るとはやぶさ関連グッズの売店になっていた。くそー姑息な手段を。クリアファイル、Tシャツ、帽子、トートバッグを購入。デザイン、かっこいいから思わず。明日の航空祭で着ていこう。


 科学館を出てから地下鉄で久屋大通へ。ヨメがまだ行ったことなかった某店へ行く。ここで思ったより時間を使ってしまった。


テレビ塔がこのように見える場所と言えば・・・。

 名古屋駅へ行き改札をくぐるとしなのに乗れる時間ではあったけど昼食をとっていない。もともと今日は名駅のきしめんと決めていた。ライナーの時間までには十分な時間もあったのでライナーで帰ることにしてきしめんを食べていく。ヨメは初めて名駅のきしめんを食べると言う。


自分は今回もかきあげで

 オーダーしてから揚げたこともあり熱々なのはいいんだけど、油がすごいことに。あとからヨメが話したが、味が薄かったという。そんなことはないはず、あそこの出汁は結構しっかりした味だ。そういえば自分のきしめんも茹で過ぎな感じだった。作った人の言動等を考えるとどうやら新人さんっぽかった。そうか、そういうことか。
 ライナーに乗って自分は本を読み、ヨメはすぐに寝てしまった。自分も寝ていこうかとも思ったけど、起きれないと困るしね。

 帰宅してヨメは洗濯を取り込み、自分は明日の準備をする。するとちょうど買い物に出かけていた両親が帰宅する。時間もちょうどよかったので3時のお茶となる。そこで目にしたのは・・・。


大きさの対比。クリアファイルはA4が入るサイズ

 清水の舞台から飛び降りた、とは言ってたけど本当に立派なものだ。今年は大豊作でまるでシメジのように生えているとか。今年を逃したらしばらく国産は食べることができないかも。これは月曜日に松茸ごはんになるとのことで楽しみ。


 準備出来次第出発。明日の浜松基地では霧ケ峰の練習生の一人、H林さんと会う予定。下道で一路浜松へ。
 ちょうどこの日はお祭りだったようで、ローランド本社工場付近でお祭りの山車と鉢合わせになる。しばらく引っ張られたけどその後はスムース。19時過ぎに東横イン浜松駅北口に到着。
 荷物を片付けた後、歩いて近くのお店へ行き夕飯を食べようと思ったのだが・・・呑み屋ばかりで普通の定食屋があまり見当たらない。駅のガード下にあったテナントで夕飯を食べることにする。


博多ラーメン(浜松バージョン)と餃子と半チャーハン

 チャーハンがお米の油漬けかと思うほど油が多く、餃子も同様。ラーメンはまあまあだったが、ヨメは半分ちょっと食べたところでギブアップ。う~ん、事前リサーチはやっぱり必要だな。


 まだお腹が重い。明日に響かなければいいんだが。
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小牧基地航空祭2010 9月26日

2010年10月16日 00時14分43秒 | 航空機
今日は小牧基地航空祭。ヨメも誘ったが来週のこともあり大事を取ってやめておく。両親は屋久杉を見に朝4時頃に出かけて行ってしまったのだった。
 ここのところの疲れが溜まっているせいもあり、喘息的発作もまだあるから今回は無理せず撮影を行なうことに。
 朝、いつもどおりの時間に起床し、花の水やりとかを済ませてから朝食。7時頃にヨメに駅まで送ってもらう。快速に乗って勝川で下車。やたらハイカーの格好をした人が多いな~と思ったら勝川駅発のさわやかウォーキングの人達だった。
 駅から出ると無料シャトルバスが何台も待機している。自衛隊の方からパンフレットをもらいバスに乗車。渋滞も無く基地付近まで来たが、車、人の多さに驚く。まったりとした小牧ではなかったのか?

 バスはそのまま基地に入り、隊員宿舎付近で下車。ここからは徒歩でエプロンに向かう。ここでも人が多いよ。エプロン地区はもうすでに人でいっぱい。去年ならともかく、今年はなにもないはずだよ?なんだ、この人の多さは!
 MRJのブースもあるみたいなので格納庫内のブースへ。こちらは先日生産が開始されたばかり、人気もあるようだ。


TRDIからは模擬弾や開発中の無人機が展示。ほかにもサプライヤーの展示があった。

 個人的にはこれらの展示の後ろに置かれていたLD-3コンテナが気になった。「日本国航空自衛隊」とはっきり書いてあるコンテナ、そう見れるもんじゃないでしょう。


MRJのブース。他と比べると大きいスペース

 格納庫から出て撮影場所を探そうかと思ったが、ちょうどその格納庫前が開けており撮影できそうだったので陣取る。目の前に女性自衛官の方がおられたのでKC767とからめて撮影。声をかけて視線をもらってパチリ。ありがとうございます。


救難展示準備 UH-60Jがタキシーアウト


2機での展示。そういえば朝日航洋のビズ用ハンガー、いつの間にできたんだ?

 これより航空祭、フライパスが行われる


会場内はこのように人がいっぱい


見渡す限り人だらけ。小牧でこれだと小松のときどうなるんだ?


シャトルバスが到着するより前に離陸したKC767-2号機。


こちらもフライパスのC130H 45-1073

 え?オープニングフライトたったの2機?しかも一回だけのフライパス?なんと寂しいことか。しかも高度も高い。総合練習のときに住民からクレームが来たせいもあるかな。小松みたいに市全体で盛り上げる、なんて発想はないのかも。

 これより救難展示開始。U-125の離陸に合わせてUH-60Jも離陸する


よーいドン!


会場北側のはずれでこっそり次の準備中のCH-47。いやー、でかいバケツだ


正面ではホイストで吊り上げた要救助者を機内に入れるところ


 救難展示が終わり、次は空中消火のデモ。先ほどから準備していたチヌークがゆっくりと離陸してくる。一旦会場正面を通り過ぎ、火災現場を視認したと想定して水をまく。



1回で1トンの水が撒けるとか。チヌークの吊り上げ能力の見せ所の一つ。


 その後はまったりとした時間が流れるが、エプロン地区の規制線が滑走路側に張りなおされる。入場者数が予想よりも多くなってしまった措置なのか。このころ県営名古屋空港側の動きがいくらか出る。


JA6809 BK-117C1 警察庁(岩手県警)


JA9291 B206B 中日本航空(ガンノズル空中散布仕様)


エプロンでは航空学生によるドリルの演技が行われる


あ、あぶない!と言っても高度差は一桁違う。


JA771J JL0317 one world s/c


JA6753 AS365N2 ANH(NHK取材機) カメラがこっち向いてる。お昼のニュース用か

 ようやく午前の部ラスト、機動飛行となるのだが・・・オープニングフライトが今回の全てを物語っていると言っても過言ではないかも。高い、遠い、しかも派手な演出は一切なし。


3機編隊で会場進入。この時点でかなり高いことがわかるだろう。


KC767は航過ばかりで、小回り一つもしない。せめてブームを伸ばすなりすればいいのに


かろうじてC130が360度ターンをやってくれるが、遠いこと、高いこと


そうこうしているうちに全機が着陸。ちょうど目の前のエプロンにやってくる。


上空の湿度が高いのか、プロペラでベーパーが出ている


お疲れ様でした。


 午後の部はこれから天気が下り坂なのも考慮してキャンセル。すぐにシャトルバス乗り場へ向かう。すぐにバスに乗れたこともあり、家には14時頃到着。15時頃には雨が降り出した。
 今回の航空祭は完全に不完全燃焼だった。小松に期待したいところだ。気になったのは三菱重工側の工事。MRJ本格生産に向けての工事なのか、三菱重工小牧製作所の中の工事が多かったように見えた。

 来年は行こうかどうか、迷っちゃうな。
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