それは一通のメールから始まった。
休日出勤で仕事をしていると先日トライを行った会社の担当者から電話がかかって来る。
これから試打用の材料を持って来てくれるという。
お昼頃に担当者が到着し、一緒に昼食へ行く。
この際に携帯は電池が心もとなかったので充電して出かけたのだった。
担当が帰り、携帯を見るとメールが来ていた。メールは30分ほど前に届いていた。
某氏からのメールには「東北で運用されているピューマが仕事をしている」旨が記されていた。
仕事を切り上げすぐさま現場へ向かう。
会社を出る寸前に防災メールが届く。
その他火災が発生したとあり、高速に乗る寸前にはポンプ車とすれ違う。
どうせボタ草でも焼いたのだろう、とタカをくくっていたが道中の高速からでも煙がはっきりと見ることができた。
これだけ大きいと防災ヘリを呼ぶかも…そう思いつつ松本方面へ向け走る。
途中、自宅のPCのレーダー状況を見ると思った通り岐阜県防災航空隊のJA21AR「若鮎I」がコンタクトしていた。
こりゃ、大事になっているな~と思いつつ長野道に乗り換えた頃に再び某氏から連絡が来る。
ピューマはもう帰ってしまったとのこと。
残念だがATB、すぐに地元へ向かう。未だ鎮火報は来ていないことから長期戦になりそうだ。
戻りの運転中は悔しさでアクセルに力が入るが覆面をした正義の車の力もあり安全運転。
恵那山トンネルを出てすぐに火災の起きている方角を見る。
すると丸っこいシルエットと角ばったようなシルエットが上空に見えた。
防災ヘリが出ているのは間違いないが2機とも岐阜県機、というわけではないようだ。
何故ならレーダーにはJA119V「若鮎III」はコンタクトしていない。
ということは隣県相互応援体制で来た愛知県機だろう。
見ているといつもの防災場外に着陸して行った。
車の給油をして補水地へ向かおうか場外に向かおうか迷う。
時計を見るとすでに16時を回っている。
ヘリの活動時間は日没前までだろう。
インターから補水地までは車で30分はかかる。それなら場外に行った方が確実に撮影できる。
というわけで場外到着。やはり愛知県の応援を岐阜県機がしたようだ。
黄色い服を着たのは岐阜県機担当のCHSの整備士さん。
オレンジに白いヘルメットをかぶっているのは中日本航空の整備士さん。
他は両県の航空隊員だ。
こちらは場外管理と機体が帰って来た時の補助役だが、地元消防は?
しばらくして動きが出る。
CHSの整備士にバックするよう指示される。
不思議に思ったら「2機とも戻ってきますので」とのこと。これはまたとない機会になりそうだ。
16:49 黄色いバケットをなびかせて(?)戻ってきたのは岐阜県機。
減速してゆっくり降下。
バケットが接地、しっかり確保してから…
ゆっくり機体を下げて取り付けフックからバケットを外す。
16:51 着陸。
16:51 岐阜県機がしっかり着陸したことを確認してから着陸進入に入る愛知県機。
ファイナルアプローチ。
皆で協力して着陸させる。自給水用ホースを確保。
16:53 着陸。ホースを外す段取中。
岐阜県機はエンジンカット。バケットの解体中。まさかのツーショット。
自給水用ホースを積み込み、その他の物品も積み込む。
機長から離陸準備よしのサムアップ。岐阜県隊の隊員が地上、上空の確認を実施。
16:57 上がれ~。
お疲れ様でした/~
JA6792 Bell412EP 愛知県防災航空隊「わかしゃち」 小牧へRTB。有難うございました。
16:58 こちらも帰投準備。折りたたんだバケットを機体後部から収納する。
17:01 エンジンスタート!
17:04 離陸。
JA21AR BK117C-2 岐阜県防災航空隊「若鮎I」 中でお手振り。お疲れ様でした。
これにてこちらも帰宅。
まさかここで複数機見ることができるなんて思ってもなかった。
帰宅してしばらくした18時頃に鎮火報。長かったな~。
そして次の日の新聞を見る。
どこを探しても今回の火災の記事は無い。
聞いたところ「まだ正確な消失面積が把握できていないから」とのこと。
県警と消防で現場検証中。
さて、再度確認した所、
焼失面積 約90a(アール)
岐阜県機放水回数(確認中)
愛知県機放水回数(確認中)
とのことだった。
春の火災予防運動は終わったが、空気が乾燥して火事の発生しやすい状態です。
火の取り扱いには注意しましょう。
東北からのアイツはまた次回の機会があればそれに賭けたい。
今回も岐阜県防災航空隊の方々及び愛知県防災航空隊方々、ありがとうございました。
休日出勤で仕事をしていると先日トライを行った会社の担当者から電話がかかって来る。
これから試打用の材料を持って来てくれるという。
お昼頃に担当者が到着し、一緒に昼食へ行く。
この際に携帯は電池が心もとなかったので充電して出かけたのだった。
担当が帰り、携帯を見るとメールが来ていた。メールは30分ほど前に届いていた。
某氏からのメールには「東北で運用されているピューマが仕事をしている」旨が記されていた。
仕事を切り上げすぐさま現場へ向かう。
会社を出る寸前に防災メールが届く。
その他火災が発生したとあり、高速に乗る寸前にはポンプ車とすれ違う。
どうせボタ草でも焼いたのだろう、とタカをくくっていたが道中の高速からでも煙がはっきりと見ることができた。
これだけ大きいと防災ヘリを呼ぶかも…そう思いつつ松本方面へ向け走る。
途中、自宅のPCのレーダー状況を見ると思った通り岐阜県防災航空隊のJA21AR「若鮎I」がコンタクトしていた。
こりゃ、大事になっているな~と思いつつ長野道に乗り換えた頃に再び某氏から連絡が来る。
ピューマはもう帰ってしまったとのこと。
残念だがATB、すぐに地元へ向かう。未だ鎮火報は来ていないことから長期戦になりそうだ。
戻りの運転中は悔しさでアクセルに力が入るが覆面をした正義の車の力もあり安全運転。
恵那山トンネルを出てすぐに火災の起きている方角を見る。
すると丸っこいシルエットと角ばったようなシルエットが上空に見えた。
防災ヘリが出ているのは間違いないが2機とも岐阜県機、というわけではないようだ。
何故ならレーダーにはJA119V「若鮎III」はコンタクトしていない。
ということは隣県相互応援体制で来た愛知県機だろう。
見ているといつもの防災場外に着陸して行った。
車の給油をして補水地へ向かおうか場外に向かおうか迷う。
時計を見るとすでに16時を回っている。
ヘリの活動時間は日没前までだろう。
インターから補水地までは車で30分はかかる。それなら場外に行った方が確実に撮影できる。
というわけで場外到着。やはり愛知県の応援を岐阜県機がしたようだ。
黄色い服を着たのは岐阜県機担当のCHSの整備士さん。
オレンジに白いヘルメットをかぶっているのは中日本航空の整備士さん。
他は両県の航空隊員だ。
こちらは場外管理と機体が帰って来た時の補助役だが、地元消防は?
しばらくして動きが出る。
CHSの整備士にバックするよう指示される。
不思議に思ったら「2機とも戻ってきますので」とのこと。これはまたとない機会になりそうだ。
16:49 黄色いバケットをなびかせて(?)戻ってきたのは岐阜県機。
減速してゆっくり降下。
バケットが接地、しっかり確保してから…
ゆっくり機体を下げて取り付けフックからバケットを外す。
16:51 着陸。
16:51 岐阜県機がしっかり着陸したことを確認してから着陸進入に入る愛知県機。
ファイナルアプローチ。
皆で協力して着陸させる。自給水用ホースを確保。
16:53 着陸。ホースを外す段取中。
岐阜県機はエンジンカット。バケットの解体中。まさかのツーショット。
自給水用ホースを積み込み、その他の物品も積み込む。
機長から離陸準備よしのサムアップ。岐阜県隊の隊員が地上、上空の確認を実施。
16:57 上がれ~。
お疲れ様でした/~
JA6792 Bell412EP 愛知県防災航空隊「わかしゃち」 小牧へRTB。有難うございました。
16:58 こちらも帰投準備。折りたたんだバケットを機体後部から収納する。
17:01 エンジンスタート!
17:04 離陸。
JA21AR BK117C-2 岐阜県防災航空隊「若鮎I」 中でお手振り。お疲れ様でした。
これにてこちらも帰宅。
まさかここで複数機見ることができるなんて思ってもなかった。
帰宅してしばらくした18時頃に鎮火報。長かったな~。
そして次の日の新聞を見る。
どこを探しても今回の火災の記事は無い。
聞いたところ「まだ正確な消失面積が把握できていないから」とのこと。
県警と消防で現場検証中。
さて、再度確認した所、
焼失面積 約90a(アール)
岐阜県機放水回数(確認中)
愛知県機放水回数(確認中)
とのことだった。
春の火災予防運動は終わったが、空気が乾燥して火事の発生しやすい状態です。
火の取り扱いには注意しましょう。
東北からのアイツはまた次回の機会があればそれに賭けたい。
今回も岐阜県防災航空隊の方々及び愛知県防災航空隊方々、ありがとうございました。