前回からの続きになります。
午前中は物輸を行ったヘリは午後から延線作業。
延線とは、送電線の鉄塔間(径間)にロープをかけ渡し、
ロープ→細いワイヤ→本線(電線)
と順に入れ替えて鉄塔間に電線を引く。
この頃はドローンでの1径間延線作業が増えてきているというが、
作業員(ラインマン)さえ確保できればヘリでやった方が安上がりらしい。
また、ドローンでは重量制限も厳しいため、細いロープでしか延線が行うことができない。
そのためどうしても工順が増えるという。
また、今回の延線は普段なら中型機程度での作業だが、
夏場でヘリの能力が落ちることもあり、余裕のあるピューマで行うことにしたそうだ。
何度か延線作業に立ち会ったことがあるがピューマは初めて。
監督さんも初めてらしい。
これはしっかりと撮影せねば。
13:22 離陸。
ボビンはつけず、まずは確認飛行
と思ったら戻って来た。
ヘリパット付近で一旦ホバリング。
問題なさそう。再び離陸して確認飛行へと移る。
よく見ると作業員が待機。
ボビンにはそれなりの量のロープが巻いてある。
ロープ端を置く位置はヘリの音すら聞こえない場所だった
お、来たよ。
通り越してから機体右側面を鉄塔側に向ける。
そして高度を下げる。そのまま待機…
どうやらリハーサルは大丈夫そう。
そのまま本番に入るはず。
13:45 場外に戻って来て
誘導に従い移動。
おそらくボビン装着中。
これが完全体か。ロープ末端には錘の砂袋が取り付けられている。
そのまま上昇して投下位置へと移動開始。
自分もこれにて移動開始。
お偉いさんたちも見に来るような工事だ。
監督さんのアドバイスに従って現地へと向かう。
14:00 場外から見えていた鉄塔に到着。
監督さんの読み通り、光線具合もバッチリ。
あとは機体がどの位置になるか、かな。
ヘリの音は段々と近づいてくる。
しかし先ほどのリハーサルのように早くはない。
その理由はこれからわかる。
14:19 お、やって来たよ。
鉄塔上のラインマンもスタンバイ。
60mm(換算90mm)でこんな感じ。
鉄塔の上を通過したら
高度を下げていく。
もうあと50センチくらい…
掛けたかな?
ホバリングして待機。
機上整備士と操作員が搭乗しており、機上整備士は見張りを。
操作員はボビンのスピードコントロールをする。
ヘリの進む速度に合わせてロープがたわまないようにブレーキをかけるのだ。
そしてこのロープが固定されたかどうかの確認を行う。
ラインマンがロープ固定作業を開始。
ロープの張り具合を見つつ操作員は調整する。
ちょっと緩めてみて?固定が甘くやり直し。
リテイク中
なかなかうまくいかず、上流方向へと引っ張られてしまう。もう一度やり直して…OK
ボビンのブレーキを解除。ちょっと離れつつ
そのままロープの自重で垂らして
ロープカット。
14:30 高度を上げて場外へ。作業終了!
これにてヘリ延線は終了。
2回線あるからもう一度行うかと思ったら今回はこの1本のみ。
それでも理想的な構図で撮影出来た。
監督さんのおかげです。
今回も施工会社の皆様、ヘリ運航の新日本様
お世話になりました。
午前中は物輸を行ったヘリは午後から延線作業。
延線とは、送電線の鉄塔間(径間)にロープをかけ渡し、
ロープ→細いワイヤ→本線(電線)
と順に入れ替えて鉄塔間に電線を引く。
この頃はドローンでの1径間延線作業が増えてきているというが、
作業員(ラインマン)さえ確保できればヘリでやった方が安上がりらしい。
また、ドローンでは重量制限も厳しいため、細いロープでしか延線が行うことができない。
そのためどうしても工順が増えるという。
また、今回の延線は普段なら中型機程度での作業だが、
夏場でヘリの能力が落ちることもあり、余裕のあるピューマで行うことにしたそうだ。
何度か延線作業に立ち会ったことがあるがピューマは初めて。
監督さんも初めてらしい。
これはしっかりと撮影せねば。
13:22 離陸。
ボビンはつけず、まずは確認飛行
と思ったら戻って来た。
ヘリパット付近で一旦ホバリング。
問題なさそう。再び離陸して確認飛行へと移る。
よく見ると作業員が待機。
ボビンにはそれなりの量のロープが巻いてある。
ロープ端を置く位置はヘリの音すら聞こえない場所だった
お、来たよ。
通り越してから機体右側面を鉄塔側に向ける。
そして高度を下げる。そのまま待機…
どうやらリハーサルは大丈夫そう。
そのまま本番に入るはず。
13:45 場外に戻って来て
誘導に従い移動。
おそらくボビン装着中。
これが完全体か。ロープ末端には錘の砂袋が取り付けられている。
そのまま上昇して投下位置へと移動開始。
自分もこれにて移動開始。
お偉いさんたちも見に来るような工事だ。
監督さんのアドバイスに従って現地へと向かう。
14:00 場外から見えていた鉄塔に到着。
監督さんの読み通り、光線具合もバッチリ。
あとは機体がどの位置になるか、かな。
ヘリの音は段々と近づいてくる。
しかし先ほどのリハーサルのように早くはない。
その理由はこれからわかる。
14:19 お、やって来たよ。
鉄塔上のラインマンもスタンバイ。
60mm(換算90mm)でこんな感じ。
鉄塔の上を通過したら
高度を下げていく。
もうあと50センチくらい…
掛けたかな?
ホバリングして待機。
機上整備士と操作員が搭乗しており、機上整備士は見張りを。
操作員はボビンのスピードコントロールをする。
ヘリの進む速度に合わせてロープがたわまないようにブレーキをかけるのだ。
そしてこのロープが固定されたかどうかの確認を行う。
ラインマンがロープ固定作業を開始。
ロープの張り具合を見つつ操作員は調整する。
ちょっと緩めてみて?固定が甘くやり直し。
リテイク中
なかなかうまくいかず、上流方向へと引っ張られてしまう。もう一度やり直して…OK
ボビンのブレーキを解除。ちょっと離れつつ
そのままロープの自重で垂らして
ロープカット。
14:30 高度を上げて場外へ。作業終了!
これにてヘリ延線は終了。
2回線あるからもう一度行うかと思ったら今回はこの1本のみ。
それでも理想的な構図で撮影出来た。
監督さんのおかげです。
今回も施工会社の皆様、ヘリ運航の新日本様
お世話になりました。