東濃IFR

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御嶽山噴火災害に係る激励へ(11日)前編

2014年10月14日 23時16分02秒 | 自然
 間もなく初冠雪を迎える御嶽山。
 行方不明者の捜索も台風前後が最大人員になるだろうと考えた。
 
 そういえば同期の激励に行ってないことを思い出し、ヨメに拝み倒して同意を得る。
 自分が元いた職場では激励品は栄養ドリンクと決まっている。
 1ケースを積んで会社で少々仕事をしてから捜索現場本部へ向かう。

 王滝村へ向かう一本道へ入ると、自分の前や後ろは他県ナンバーのバンばかり。
 報道関係者であることが伺えた。

 

5:21 現場本部に到着。すでに報道は中継車が放送スタンバイの状態だった。


 規制線の確認をしている最中に御嶽山方面からUH-60のエンジン音が聞こえてくる。
 偵察部隊だろうと見ていたら本部に向かって降りてくる。
 周りはまだ真っ暗。一か八かで撮影の準備をする。



5:30 アプローチ中のUH-60JA。パイロットのヘルメットあたりが緑色に光っている。暗視装置かな?


5:31 一旦着陸し、再び離陸。松本方面へ。


 写真でもわかるとおり、アプローチライトは使っていない。
 暗視装置を使っているとライトはまぶしすぎるのかもしれない。

 だいぶ周りが明るくなり、こちらも状況を改めて確認。


野球場は自衛隊野営地に、競技場をヘリポート①、サッカー場をヘリポート②、テトラポッド置場をヘリポート③としているようだ。(番号は仮です。)


5:47 ヘリポート②には散水車が待機。こちらは国土交通省から。


5:56 各隊車両が本部前駐車場に集結し始める。


5:59 御嶽山もクリアーになってきた。


6:07 スポーツ公園から御嶽山を望む。28日に来たときは消防長野県隊が使っていた場所も今日は駐車場に。


6:14 警察ドーファンがヘリテレ中。松本空港に展開していたNさんからの話しでJA110Eと思われる。


6:22 報道陣に囲まれる警察関係者(関東管区機動隊の隊長?) 報道対応も大変だ。


6:31 第12ヘリコプター隊からは給油車両も来ている。


JG-3133がヘリポート①へアプローチ。


6:32 着陸、チョークイン。この後、エアインテークカーバー等も取り付けしばらく飛ばない様子。


6:41 警視庁の部隊がヘリポート②へ移動。


6:46 一ノ池にアプローチするチヌークをインサイト。松本から乗ってきた部隊を降ろす。


6:48 さらにもう1機のUH-60JA、JG-3106がヘリポート①へアプローチ。


6:50 着陸後、すぐに離陸。松本方面へ。


6:51 ヘリポート②に集結した各部隊と報道陣。一番左にヘリポート③へ向かうサポートカーが見える。


6:54 JG-3133に対して給油開始。UH-1ならまだしも、UH-60JAやCH-47に対してドラム缶から給油じゃ追っつかんわな。


二ノ池に向かってアプローチするCH-47をインサイト。これも松本から乗っているようだ。映っている山小屋は覚明堂山小屋。


6:56 松本からの部隊を降ろしたCH-47がヘリポート②にアプローチしてくる。


先ほどまで朝霧が出ていたこともあり、ローター端からベーパーが出る。


6:58 着陸


6:59 自衛隊の後に警察の部隊が乗り込む。


7:02 第6便(#918) 自衛隊員24名 警察官11名(警視庁) 便名、輸送人員は防衛省HPより。


7:03 八海山辺りでホールドしていたCH-47。山頂、王滝頂上をからめて。



この日の夕方の記事より

御嶽山、岩の下に複数の登山者 新たな発見3日ぶり

 55人の死亡が確認された御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火は、11日で発生から2週間を迎えた。依然として8人が行方不明となっており、警察や消防、自衛隊は、山頂付近をあらためて捜索し、大きな岩に挟まれた少なくとも2人の登山者を発見した。新たな発見は3日ぶり。
 捜索関係者によると、ヘリコプターで削岩機を現場に運び、岩をくだく作業を進める。
 長野県災害対策本部によると、山頂付近で捜索できるエリアは、噴火口近くや険しい崖などを除いた約26万平方メートル。10日までに一通りの捜索を終えていたが、11日も約550人態勢で見落としがないよう調べ直した。

(共同)
以上引用終了。


後編に続く




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コメント (6)
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