東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

雪中強行軍(18日前編)

2014年12月22日 21時16分32秒 | 航空機
 年内の宿題が片付けれなかった11日、ヨメからは追加の遠征許可をもらった。
 いつ行こうか仕事の状況と天気予報とをにらめっこ。
 17日の昼過ぎには寒波が通過すると予想し、仕事の段取的にも大丈夫と判断して18日に行くことにした。

 朝起きて外を見ると雪が積もっていたが、ここまでは予想通り。
 積雪は5センチほどと多くなかった。
 岐阜山間部でこの量だから目的地周辺はそんなにないだろうとタカをくくっていた。

 高速に乗ろうとした際に見えた電光掲示板には
 「多治見-小牧 通行止  可児御嵩-関広見 通行止」
 中央道、東海環状道とも通行止め区間にが出たようだった。
 とりあえず行けるところまでは高速で、その後は下道で行くことにした。

 普段なら1時間程で到着するが下道も混んでおりなかなか進まない。
 小牧から上がった報道機が飛び回っているだけで、岐阜のトラフィックは皆無。
 10時頃にようやくエンドの公園に到着したが、駐車場には車が一台も無かった。

 陽は差しており雪が溶けたら飛ぶかもしれないと思い三井山を登る。
 雪はくるぶしより少し上くらいまであり、雪の多さに驚く。
 雪中行軍は予想していたのでトレッキングシューズを持ってきていてよかった。


間もなく頂上。椿の花の上に乗った雪は水分を含み重い。


 運動不足を実感しつつエプロンを見ると…



雪の滑走路でのRTOテストなんて滅多に出来ないので早い時間からやっていたようだ。ブレーキチェック中。


10:33 ローダー等で雪かき中。一応飛ばす気はあるようだ。


 何となくヘリのエンジン音が聞こえてくる。
 よく見ると防災エリアで雪煙が上がる。



10:36 近くで見たら大変なことになりそう。


JA110G Bell412EP 岐阜県警「らいちょうII」  東海北陸道を北上していく。


 しばらくしてようやく動きが出てくる。
 2ndに間に合わせるように準備が始まった。



エプロンに機体が出され一安心。ボウズは免れそうだ。


C-1とXC-2が並ぶ。大きさは一目瞭然だ。


11:38 F-15DJとF-4EJがスタンバイ。


11:42 ちょっと遅れて音が聞こえてくる。ようやくのフライトだ。


12-8078 F-15DJ ADTW  エコーが接近中のため、普段ならライトブレイクのところをレフトへブレイク。


11:44 続いてファントムも離陸。


気温が低いからこういうシーンも見れる。


77-8393 F-4EJ ADTW  自分より年上の機体だよ。


 もう1機F-15がエンジンをスタートさせていたが時間切れのようでエンジン停止。
 とりあえず午前中にファイターが上がっただけでもよしとするか。



12:35 28-1001 C-1FTB ADTW  こちらの老兵もまだまだ現役。


 先ほど離陸したファイターが帰ってくる。
 いつも1時間くらいのフライトでその後はタッチアンドゴー等を行ってから着陸する事が多い。


12:36 #078がT&Gを行う。雪レフ効果ばっちり。


12:45 #393もT&G。後席の人、こっちを見ているような…。


12:51 着陸。これで午前中のフライトは終了だ。


 午後からは川崎のテストも入るかな。
 本当に撮りたい「あの機体」もまだ出てこないし。

 後編へ続きます。
コメント (6)
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