みなさん京都へ観光に行ったことはあるだろうか?
その際、ツアーでどこも似たような寺社仏閣ばかり連れて行かれてイマイチに思ったことはないだろうか?
そうでなくても、金閣とか清水寺とかしか言っていないヤツが偉そうに京都を語るのを見て、一抹の不満を憶えたことはないだろうか?
かつてわたしもそう思った。
本日の記事はそんな人のために贈るマイナー路線の京都寺社仏閣観光ガイドである。
むかし、準メジャー級, マイナー級の寺社仏閣を自分の足でアレコレ見て周り、その真偽のほどを確かめてみたことがある。
そのなかでイカしたところをいくつか挙げてみたい。
これを見てから観光にいけば、きっとあなたも通ぶって京都を語れるようになるに違いあるまい。
[鞍馬寺]
源義経がいた寺である。
かなり山奥にあるため、京都市街地の真ん中にあるような寺のような感じではなく、山寺特有の荘厳な感じが漂っている。
ここへ行くには叡山電鉄鞍馬線に乗っていくのだが、途中、峡谷を走る味わいがまた雰囲気をイヤがおうにでも盛り上げる。
近年こういった路線はどんどん廃線傾向にあっているので、こんな路線にそうそう乗れるところはない。
近くに入浴だけも可な温泉宿もあるので、そちらもいっしょに行ってみるといい。
しかし、とんでもない山の中にあるのが難点だ。
京都駅から1時間半もかかりやがる。
また、すさまじい階段を歩いて上がらないといけないので、あんまり歩きたくない人にはオススメできない。
ロープウェーがあるようなのだが、わたしが行ったときにはもぬけの空だった。
[上賀茂神社]
世界遺産の1つ。
ここへ行くと、中の座敷へ通してくれたり、裏手の建物のところで説明してくれたりと、非常に親切でありなかなかにサービスが良い。
ここは気分よく回れる。
入れ替わりたちかわりお客がやってくるメジャーどころだとこうもいかないだろう。
一見似たような某神社とは全然感じが違う。
京都市街地の離れにあるので交通の便はあまり良くない。
[高山寺]
ここも世界遺産。
ところが失礼ながら
「えっ、これで世界遺産!?」
と誰もが思うような、びっくりするほど地味な世界遺産である。
だから強烈に印象にのこる。
だいいち、わたしが行ったときには、わたしの他にあと1人しか参拝客がいなかった。
ここも交通の便が悪く1時間に1本しかないバスで行かなければならない。
[東本願寺]
西本願寺は世界遺産だが、こっちは世界遺産ではない。
西本願寺はタダの観光地化していて、いまいち格式が高い感じがしないが、東本願寺はそれと全く違う。
非常に静かで恐ろしく広い畳の間で参拝するのである。
そこでしばらく座って眺めていると、ほんとうに心が洗われる感じの仏教的精神の一端を垣間見ることができるような観光ができる。
あきらかに西本願寺よりも格式が高い感じがする。
京都駅から歩いていけるので交通の便は最強だ。
[酬恩庵一休寺]
みなさんごぞんじ一休さんに関係ある寺。
ここはこじんまりと造った庭を複数組み合わせて全体を構成したようなつくりになっている。
小さく凝縮してモノを表現するという日本の美学がそこにあるように思う。
72の千早の美学とでも言ったらいいかな。
京都市街地の真ん中にあるような寺だと、なんだかカネにあかせて贅沢さをアピールするように造ったような感じがあるのに対し、ちょうどその正反対という感じ。
ただ、住宅街にあるにもかかわらず意外に交通の便が悪い。
最寄り駅からタクシーで行くことになる。
[伏見稲荷大社]
アニメとかで無限につづく鳥居のシーンを見たことがないだろうか。
(たしかアニメ版の帝都物語でもあったような・・・。)
ここはそういう無限につづく鳥居のただ中を歩いて回る異世界間を楽しめるところである。
千本鳥居とかいうがとても千本どころのオーダーではなく、すさまじい数の鳥居が延々と並んでいるあの光景は一見の価値があると思う。
ただ、ハイキングに近いレベルで歩く必要があるので、歩きたくない人は行かないほうがいい。
[本能寺]
織田信長で有名な本能寺。
案外知られていないが現存する。
入り口が狭いので京都に住んでいて前をウロウロしている人でも案外知らない穴場である。
そしてなぜか観光ガイドブックにも載る事がない。
一度くらい行ってみると
「本能寺に行ったことあるぜ」
ってので話のネタになる。
地下鉄駅そばだし繁華街の真ん中にあるので交通の便はすこぶる良い。
[妙心寺ふきん]
妙心寺ふきんは何か変だ。
なにかって、寺社仏閣が分譲住宅のように区画整理されて行儀よく並んでいるからだ。
けど、妙心寺ふきんの様子が不可思議なだけで、個々の寺社仏閣を見て回っても特に興味深いほどのものでもない。
[梅小路蒸気機関車館]
寺社仏閣ではないが、これはこれで歴史的建造物を間近で楽しめるところだ。
ここには20機ちかい国産蒸気機関車が展示されており、しかも触ったり登ったり運転席に座ったりしても全然OKという太っ腹な展示をしているのがすばらしい。
しかもこんなでかい扇形庫と転車台が現存しているなんていったい日本にあといくつあるだろうかという希少なものまで見られるし、実際に動く蒸気機関車に乗ることさえできる。
がんばれば京都駅から歩けるくらいの近場にあるのもいい。
[法隆寺]
これは京都ではなくて奈良なのだが・・・。
法隆寺に行ったらけっこうビックリした。
「これは日本じゃねえー!」
と思った。
境内の造りが日本風には感じられないのだ。
どちらかというと中国風なのかと思うような感じ。(あたりまえだが韓国風でもないし韓国起源でもない。朝鮮半島には平地に寺社仏閣が存在しないし存在していたという記録すら無い事などからも明らか。)
奈良に行くなら大仏見るよりこっちのほうが面白いよ。
その際、ツアーでどこも似たような寺社仏閣ばかり連れて行かれてイマイチに思ったことはないだろうか?
そうでなくても、金閣とか清水寺とかしか言っていないヤツが偉そうに京都を語るのを見て、一抹の不満を憶えたことはないだろうか?
かつてわたしもそう思った。
本日の記事はそんな人のために贈るマイナー路線の京都寺社仏閣観光ガイドである。
むかし、準メジャー級, マイナー級の寺社仏閣を自分の足でアレコレ見て周り、その真偽のほどを確かめてみたことがある。
そのなかでイカしたところをいくつか挙げてみたい。
これを見てから観光にいけば、きっとあなたも通ぶって京都を語れるようになるに違いあるまい。
[鞍馬寺]
源義経がいた寺である。
かなり山奥にあるため、京都市街地の真ん中にあるような寺のような感じではなく、山寺特有の荘厳な感じが漂っている。
ここへ行くには叡山電鉄鞍馬線に乗っていくのだが、途中、峡谷を走る味わいがまた雰囲気をイヤがおうにでも盛り上げる。
近年こういった路線はどんどん廃線傾向にあっているので、こんな路線にそうそう乗れるところはない。
近くに入浴だけも可な温泉宿もあるので、そちらもいっしょに行ってみるといい。
しかし、とんでもない山の中にあるのが難点だ。
京都駅から1時間半もかかりやがる。
また、すさまじい階段を歩いて上がらないといけないので、あんまり歩きたくない人にはオススメできない。
ロープウェーがあるようなのだが、わたしが行ったときにはもぬけの空だった。
[上賀茂神社]
世界遺産の1つ。
ここへ行くと、中の座敷へ通してくれたり、裏手の建物のところで説明してくれたりと、非常に親切でありなかなかにサービスが良い。
ここは気分よく回れる。
入れ替わりたちかわりお客がやってくるメジャーどころだとこうもいかないだろう。
一見似たような某神社とは全然感じが違う。
京都市街地の離れにあるので交通の便はあまり良くない。
[高山寺]
ここも世界遺産。
ところが失礼ながら
「えっ、これで世界遺産!?」
と誰もが思うような、びっくりするほど地味な世界遺産である。
だから強烈に印象にのこる。
だいいち、わたしが行ったときには、わたしの他にあと1人しか参拝客がいなかった。
ここも交通の便が悪く1時間に1本しかないバスで行かなければならない。
[東本願寺]
西本願寺は世界遺産だが、こっちは世界遺産ではない。
西本願寺はタダの観光地化していて、いまいち格式が高い感じがしないが、東本願寺はそれと全く違う。
非常に静かで恐ろしく広い畳の間で参拝するのである。
そこでしばらく座って眺めていると、ほんとうに心が洗われる感じの仏教的精神の一端を垣間見ることができるような観光ができる。
あきらかに西本願寺よりも格式が高い感じがする。
京都駅から歩いていけるので交通の便は最強だ。
[酬恩庵一休寺]
みなさんごぞんじ一休さんに関係ある寺。
ここはこじんまりと造った庭を複数組み合わせて全体を構成したようなつくりになっている。
小さく凝縮してモノを表現するという日本の美学がそこにあるように思う。
72の千早の美学とでも言ったらいいかな。
京都市街地の真ん中にあるような寺だと、なんだかカネにあかせて贅沢さをアピールするように造ったような感じがあるのに対し、ちょうどその正反対という感じ。
ただ、住宅街にあるにもかかわらず意外に交通の便が悪い。
最寄り駅からタクシーで行くことになる。
[伏見稲荷大社]
アニメとかで無限につづく鳥居のシーンを見たことがないだろうか。
(たしかアニメ版の帝都物語でもあったような・・・。)
ここはそういう無限につづく鳥居のただ中を歩いて回る異世界間を楽しめるところである。
千本鳥居とかいうがとても千本どころのオーダーではなく、すさまじい数の鳥居が延々と並んでいるあの光景は一見の価値があると思う。
ただ、ハイキングに近いレベルで歩く必要があるので、歩きたくない人は行かないほうがいい。
[本能寺]
織田信長で有名な本能寺。
案外知られていないが現存する。
入り口が狭いので京都に住んでいて前をウロウロしている人でも案外知らない穴場である。
そしてなぜか観光ガイドブックにも載る事がない。
一度くらい行ってみると
「本能寺に行ったことあるぜ」
ってので話のネタになる。
地下鉄駅そばだし繁華街の真ん中にあるので交通の便はすこぶる良い。
[妙心寺ふきん]
妙心寺ふきんは何か変だ。
なにかって、寺社仏閣が分譲住宅のように区画整理されて行儀よく並んでいるからだ。
けど、妙心寺ふきんの様子が不可思議なだけで、個々の寺社仏閣を見て回っても特に興味深いほどのものでもない。
[梅小路蒸気機関車館]
寺社仏閣ではないが、これはこれで歴史的建造物を間近で楽しめるところだ。
ここには20機ちかい国産蒸気機関車が展示されており、しかも触ったり登ったり運転席に座ったりしても全然OKという太っ腹な展示をしているのがすばらしい。
しかもこんなでかい扇形庫と転車台が現存しているなんていったい日本にあといくつあるだろうかという希少なものまで見られるし、実際に動く蒸気機関車に乗ることさえできる。
がんばれば京都駅から歩けるくらいの近場にあるのもいい。
[法隆寺]
これは京都ではなくて奈良なのだが・・・。
法隆寺に行ったらけっこうビックリした。
「これは日本じゃねえー!」
と思った。
境内の造りが日本風には感じられないのだ。
どちらかというと中国風なのかと思うような感じ。(あたりまえだが韓国風でもないし韓国起源でもない。朝鮮半島には平地に寺社仏閣が存在しないし存在していたという記録すら無い事などからも明らか。)
奈良に行くなら大仏見るよりこっちのほうが面白いよ。