教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

ロミオ×ジュリエットにみる国際結婚

2009-07-24 00:01:48 | オタネタ全般
「ああ、ロミオ、なぜあなたはロミオなの?」
で有名なロミオとジュリエット。
そしてそれにGONZO風のスーパー解釈を加えたロミオ×ジュリエットという作品がある。

この作品のなかみを多少うがった見かたで説明すれば
「暴力革命で成した軍事独裁政権のオヤブンのセガレ(男)と、旧政府系テロリストのオヤブン(女)とのラブロマンス」
といったところだろうか。



いまさらあえて言うほどのこともないが、この作品は立場の違いに苦しむ2人の愛の物語が描かれている。
まあ現代において、こんな王国中を巻き込むような大層なラブロマンスなど、そうそう身の回りで起きるはずはない。
あえて庶民レベルでこれに近いものを言うとすれば、国際結婚がそれにあたるだろうかと思う。

身の回りでも国際結婚した知り合いも何人かいる。
彼らにいわせれば
「愛があれば関係ないよ!」
とでも言うだろう。
当人たちが幸せならば、それに異論をさすつもりは全くない。

ところが!

婚約した相手が結婚直前まで自分の国籍を隠しとおしていて、結婚直前になってそれをしったらどう思うだろうか?

婚約した相手にまでヒミツにしなければならないほど重要なことなのだろうか。
わたしだったら、婚約をかわした相手が日本人だと偽り自分の国籍を隠しとおしていたとしたら、非常に強い不信感を持つ。
絶対に後ろめたい何らかの物を隠し持っているに違いないと、わたしだったらそう思う。

いまの世の中、こんなことがありえるのか?

ある。

東アジア以外の国から来たものは日本人とは顔だちが違うので、そもそも日本人であると偽ることはかなり難しい。
東アジアの国でも、中国人や台湾人たちは積極的に自らの国籍を名乗る。

しかし!

韓国籍や朝鮮籍のものたちは、みずからがそうであることを隠し通す傾向が極めて強い。
たとえば通名を使い本名を名乗らないなど、巧妙に日本人であるかのように偽りとおす。
わたしの身近に知っている話でも、婚約した相手が結婚直前まで自分の国籍を隠しとおしていて、それを発見して悩んだ末に婚約を解消した例がいくつかある。
そしてその全ては韓国籍か朝鮮籍の人たちなのである。

逆に、つきあいはじめてすぐの頃に国籍を知って、それでもつきあいを続けて、結局は結婚するにまでいたった知り合いもいる。
その人たちならば
「愛があれば関係ないよ!」
といい、この件を一笑に伏すだろう。

しかし、自分の国籍も明かせないような人に対して
「あなたを一生愛することを誓う」
と宣言できるか?
わたしだったら悩んだ末に宣言を断るほうを選ぶだろう。
この問題は、外国人だからではなく、韓国籍や朝鮮籍だからでもなく、婚約者に対して背信行為を働いているかどうかにかかわる内容だ。

なぜ自分の国籍も明かせないのか?

帰化手続きがめんどくさいから、という人もいるかもしれない。
そんなことを言うなら、結婚する際の事務手続きや親戚付き合いのほうが遥かにめんどくさい。
そのまえに、婚約相手に結婚を断られるのも辞さないほど面倒な手続きであるとも思えない。
これは理由として成り立たない。

差別されるかもしれないから、という人もいるかもしれない。
結婚してこれからの人生と全財産を共有しようという人に対し、差別されるかもしれない事を恐れる必要があるのだろうか。
仮に恐れる必要があるとしたら、その人が好きで結婚したいのではなく、その人のサイフの中身が好きで結婚したいのだというくらいしか考えられない。
結婚相手も信用せずに、いったいこれからどうやって生きていくというのだ。
こんなのが理由として成り立つはずもない。

今まで聞かれなかったから、という人もいるかもしれない。
しかし、国籍というものは聞かれなかったら答えなくてもいいくらいの些細な問題なのだろうか?
たとえばバクチ狂いで借金が1000万円あったとして、これは婚約者に聞かれなかったら答えずに黙っていても良い問題だろうか。このことを相手が黙っていても許すという人がいるとも思えない。

ついでに言うと、通名を使い本名を名乗らないたぐいの韓国籍や朝鮮籍のものたちのほとんどは何代も前に日本にきて住み着いているオールドカマーの人たちである。
そして何代も前から日本に来ているひとたちは「日本に特別な縁故を有する者」として、帰化に際して特別に優遇されている。
一般の外国人のひとたちが日本に帰化しようとすると大変敷居が高いが、彼らはカンタンに帰化できるのだ。

彼らは、
全ての財産は日本国内にあり、
祖国には財産も知り合いもおらず、
帰るつもりもなく一生を日本で過ごすつもりであり、
かといってカンタンに帰化できるにもかかわらず帰化もせず、
にもかかわらず周囲には国籍を明かさずに日本人だと偽り、
日本人だと偽ったことで婚約者に婚約解消されたとしたら文句を言いくさる。

わたしがこの婚約者の立場だったとしたら
「今の今まで国籍を明かさなかったことの納得のいく理由を述べよ!」
と問うし、だいいちそれにマトモに答えられるわけもないのである。

さらにヒドいのになると、
日本に帰化する気もないのに日本の参政権を欲しがり、
祖国には参政権を持つのに祖国へは投票しようとはせず、
一生を日本で過ごすにもかかわらず日本を陥れるための反日集会へ参加し、
祖国の誇りとかエラそうなことを人一倍くちに出すくせして本名を名乗らず通名で通し、
日本国政府の国民年金に加入できるにもかかわらず掛け金も払ってないしないくせに年金だけよこせと言い出し、
カンタンに帰化できるにもかかわらず日本国籍の者と同等の行政サービスを受けられないというだけですぐに「差別だ!」と言いくさる。

ここまでいくとわたしには全く理解できない。

我々日本人の祖国は日本しかないのであり、日本が沈没したら日本から脱出すればいいなんて話は通用しない。
我々は日本が沈没したら日本といっしょに沈没するしかないのである。
しかし彼らは違う。
日本が沈没したら祖国へ帰ればいい。
だから根本的に日本国籍をとる気もない者に参政権を与えるわけにはいかないし、日本国籍の者と同等の行政サービスを与えられて当然なんて勘違いも甚だしい。

だいたいにおいて日本国籍をとる気がないということは、日本国よりも韓国または北朝鮮のほうにより親しみを持つということを意味する。
そういう意味において、しょせん彼らは外国人である。
仮に日本国政府が彼らを日本人同等に扱ったとしても、彼らは日本国政府や日本人のことを自分たち同等と思うことは決してあり得ないのだ。
こういうのは、新郎か新婦の一方が在日の結婚式にでも行ってみるとよくわかる。
そういうのを経験すれば、彼らは日本人ではないということを痛感させられるだろう。

恐らくこの問題は、日本国政府が彼らオールドカマーに対して日本人にかなり近いレベルの行政サービスを提供しつづけてきたことから、彼らは自分たちのことを
「日本国籍を持たないが日本人同等の権利を持っていて当然の存在だ!」
とか
「日本人と韓国人(または北朝鮮人)の両方の行政サービスを受けられる特別に選ばれた存在だ!」
とか勘違いしている可能性もある。

たとえば、
国民年金に加入できたり、
「日本に特別な縁故を有する者」として帰化で優遇されたり、
一般の外国人は使えない通名を使うことを許可されていたり、
一般の外国人は懲役くらったら国外退去なところ国外退去にはならなかったり、
日本国の学校教育法に従っていない手前勝手な教育をほどこす各種学校相当にまで補助金を与えたり、
そういった特別扱いしていることに起因する。

だから彼らにどうして欲しいのかと問うと
「日本国籍はとりたくないが、日本国籍の者と同等の扱いをしてほしい」
という、フザけたことを平気で口にする。

かなりむかしの話だが、就職活動で本名を通名で名乗り、国籍を日本だと書き、そんなので就職活動し、入社直前でバレて内定取り消しを通告された大学生がいた。
いつもの彼らのように、彼はすぐさま「差別だ!」といいだして裁判ザタになった。
わたしに言わせれば、明らかに騙す意図があって虚偽の記載をし、不正な手段により内定をとったのであれば、内定取り消しはアタリマエだと思う。
利益を共有し共に戦う仲間となろう者が騙す意図があって虚偽の記載をしている時点で、それは自分たちの仲間には成りえない人物だということだ。



まあたしかに、わたしから見たら韓国籍や朝鮮籍として生まれてしまったのは可哀想だと思わなくもない。

しかし!

いいオトナになって、自分のカセギもできて、それでも日本に帰化しないこと。
自分の意思で本名を隠し通名を使い国籍を隠し、あげくの果てに土壇場になって国籍を偽ったことがバレて御破算になること。
それらはそいつの自己責任であることを忘れてはならないのだ!



さきのロミオ×ジュリエット。
ひところは2人は
「生まれや立場なんて関係ないよ!」
とでも言わんばかりに恋の逃避行まで試みたわけだ。
そして逃避行先でみつけた朽ち果てた協会で、2人だけで事実婚を果たすのである。

だがストーリーとは逆に、2人が事実婚を果たしたあとになって、その時点ではじめてジュリエットがテロリストのオヤブンだとロミオが知ったらどうするだろうか?

やっぱり
「愛があれば関係ないよ!」
と、教科書的な答えをだせるだろうか。

自分は敵対勢力のオヤブンのセガレであることを明かすという危険を冒したにもかかわらず、自分のことを黙っていて騙しとおしていたジュリエットに、強い不信感を持つのが普通ではなかろうか。

実はジュリエットは色仕掛けで敵対勢力の重要人物たる自分を懐柔しようとしているのではないかと、疑いの目で見てもしかたがないのではあるまいか。
はやい話がロミオは人質として最適な人物なのである。

100年の恋も醒めるとは、まさにこういうことを指すであろう。