ガンダム00第2話ではスリランカ内戦が描かれている。
そこでは、いろんな政治的, 経済的な都合により、人類革新連盟(中印露)が少数派のタミル人に加担して話がややこしくなったってぇことが描かれている。
世間では
「日本人はスリランカの場所すら知らねえって」
とまで言われている。
だが、わたしはそこまで知らないわけではない。
一瞬だけ首都がスリジャヤワルダナプラコッテ(当時は世界一長い名称の首都)になったことや、LTTE(タミルイーラム開放の虎:タミル人側)との内戦のことなんかも少しだけだが知っていた。
なぜなら、大学時代にスリランカから来たクラスメイトがいたからだ。
そのクラスメイト(シンハラ人:タミルではない側)は次のようなことを言っていた。
「
もともとスリランカは自分たちだけの国だった。
ところがイギリスの植民地になってから、イギリスが労働力を調達するためにインドからタミル人をたくさん連れてきた。
第2次世界大戦が終わってからイギリスは撤収したが、タミル人はそのまま残った。
はじめ、自分たちはタミル人たちと仲良くやろうとした。
タミル人はどんどん要求をつきつけてきた。
仲良くやるために、がまんして要求を聞き入れた。
ところが、タミル人たちは私の国のなかに自分たちだけの国を作ろうとした。
そんなことは絶対に許せるわけがなかった。
だから戦争になった。
スリランカはずっと内戦をしているが、だからといって危険なわけではない。
危険なのは内戦になっているごく一部のところだけだ。
だから自分がいたところは危険とはほど遠いところにある。
しかし戦争が長引くことで戦いのためにお金をどんどん使わなければならなくなる。
国がどんどん貧乏になっていくのが問題だ。
戦争が終わらないのは、武器を売りたいアメリカがタミル人を支援しているからに違いない。
(註:10年以上前だが、以前にスリランカ軍が大幅増強したとき、武器の調達元にはアメリカの名は載っていなかった)
スリランカではイギリスやアメリカはとても嫌われている。
アメリカは悪い人をどんどん作る国で、世界で一番悪い国だ。
日本はみんな好きだ。
日本の家電製品はとても人気がある。
フィリップスの家電製品しか絶対に使わないという、変なガンコ爺さんもごく稀にはいるけど、そんなひとはほとんどいない。
実家に帰るときには、日本の家電製品をコンテナに満載してむこうで売ってくる。
スリランカがいま内戦になっているのはイギリスやアメリカがタミル人を連れてきたからだ。
いますぐタミル人を元いたインドへ追い返したい。
スリランカでは大学の授業は英語だけだ。
スリランカの言葉では勉強するための単語がないからだ。
世界中の大学はそうだと思っていた。
英語はペラペラだから、他の国の大学へ行っても問題ないと思った。
けど日本は日本語だけで勉強していた。
だから日本へきてすぐはとても苦労した。
いまは日本語を話すのはダイジョウブだけど、漢字はぜんぜん書けない。
日本の戦争が終わったとき、日本は無罪だと言ったのはうちの人だけだよ。
(註:パール判事のことだろうね)
」
わたしはタミル人側の言い分を聞いたことがないのでどうしてもクラスメイトだったシンハラ人側に肩入れしてしまうような偏った事情しか知らないのだが、ようはこういう感じの事情であり、ガンダム00で描かれているように軌道エレベーターができたことによる単純な政治的, 経済的都合の内戦なわけではない。
今日はちょっと思い出したのでスリランカのことを書いてみようかな~・・・と思ったまでだ。
ようはそれだけ。
追伸1:
世界一長い名称の首都だったスリジャヤワルダナプラコッテは、当時の大統領が出身地の小さな街を勝手に首都にしたからなのだそうな。
本来首都になるだけの規模を具えていなかったらしく、大統領が変わったらすぐに元のコロンボへ戻ったそうな。
追伸2:
タミル人は北朝鮮ともつながりがある。
スリランカ軍はタミル人へ武器を売りつけようとした北朝鮮の船を撃沈したことがある。
> スリランカ 反乱軍用武器を積んだ北の船舶, 相次いで撃沈"
http://japan.dailynk.com/japanese/read.php?cataId=nk00600&num=1639
追伸3:
スリランカでは、日本の1円玉とおなじく貨幣価値よりも貨幣の金属としての価値のほうが高い通貨があるらしい。
で、そこに目をつけたバカがいて、その貨幣を集めまくって溶かしまくってカネに変えまくった犯罪があったそうな。
そのときは国中の硬化がなくなって、買い物に大変苦労したらしい。
そこでは、いろんな政治的, 経済的な都合により、人類革新連盟(中印露)が少数派のタミル人に加担して話がややこしくなったってぇことが描かれている。
世間では
「日本人はスリランカの場所すら知らねえって」
とまで言われている。
だが、わたしはそこまで知らないわけではない。
一瞬だけ首都がスリジャヤワルダナプラコッテ(当時は世界一長い名称の首都)になったことや、LTTE(タミルイーラム開放の虎:タミル人側)との内戦のことなんかも少しだけだが知っていた。
なぜなら、大学時代にスリランカから来たクラスメイトがいたからだ。
そのクラスメイト(シンハラ人:タミルではない側)は次のようなことを言っていた。
「
もともとスリランカは自分たちだけの国だった。
ところがイギリスの植民地になってから、イギリスが労働力を調達するためにインドからタミル人をたくさん連れてきた。
第2次世界大戦が終わってからイギリスは撤収したが、タミル人はそのまま残った。
はじめ、自分たちはタミル人たちと仲良くやろうとした。
タミル人はどんどん要求をつきつけてきた。
仲良くやるために、がまんして要求を聞き入れた。
ところが、タミル人たちは私の国のなかに自分たちだけの国を作ろうとした。
そんなことは絶対に許せるわけがなかった。
だから戦争になった。
スリランカはずっと内戦をしているが、だからといって危険なわけではない。
危険なのは内戦になっているごく一部のところだけだ。
だから自分がいたところは危険とはほど遠いところにある。
しかし戦争が長引くことで戦いのためにお金をどんどん使わなければならなくなる。
国がどんどん貧乏になっていくのが問題だ。
戦争が終わらないのは、武器を売りたいアメリカがタミル人を支援しているからに違いない。
(註:10年以上前だが、以前にスリランカ軍が大幅増強したとき、武器の調達元にはアメリカの名は載っていなかった)
スリランカではイギリスやアメリカはとても嫌われている。
アメリカは悪い人をどんどん作る国で、世界で一番悪い国だ。
日本はみんな好きだ。
日本の家電製品はとても人気がある。
フィリップスの家電製品しか絶対に使わないという、変なガンコ爺さんもごく稀にはいるけど、そんなひとはほとんどいない。
実家に帰るときには、日本の家電製品をコンテナに満載してむこうで売ってくる。
スリランカがいま内戦になっているのはイギリスやアメリカがタミル人を連れてきたからだ。
いますぐタミル人を元いたインドへ追い返したい。
スリランカでは大学の授業は英語だけだ。
スリランカの言葉では勉強するための単語がないからだ。
世界中の大学はそうだと思っていた。
英語はペラペラだから、他の国の大学へ行っても問題ないと思った。
けど日本は日本語だけで勉強していた。
だから日本へきてすぐはとても苦労した。
いまは日本語を話すのはダイジョウブだけど、漢字はぜんぜん書けない。
日本の戦争が終わったとき、日本は無罪だと言ったのはうちの人だけだよ。
(註:パール判事のことだろうね)
」
わたしはタミル人側の言い分を聞いたことがないのでどうしてもクラスメイトだったシンハラ人側に肩入れしてしまうような偏った事情しか知らないのだが、ようはこういう感じの事情であり、ガンダム00で描かれているように軌道エレベーターができたことによる単純な政治的, 経済的都合の内戦なわけではない。
今日はちょっと思い出したのでスリランカのことを書いてみようかな~・・・と思ったまでだ。
ようはそれだけ。
追伸1:
世界一長い名称の首都だったスリジャヤワルダナプラコッテは、当時の大統領が出身地の小さな街を勝手に首都にしたからなのだそうな。
本来首都になるだけの規模を具えていなかったらしく、大統領が変わったらすぐに元のコロンボへ戻ったそうな。
追伸2:
タミル人は北朝鮮ともつながりがある。
スリランカ軍はタミル人へ武器を売りつけようとした北朝鮮の船を撃沈したことがある。
> スリランカ 反乱軍用武器を積んだ北の船舶, 相次いで撃沈"
http://japan.dailynk.com/japanese/read.php?cataId=nk00600&num=1639
追伸3:
スリランカでは、日本の1円玉とおなじく貨幣価値よりも貨幣の金属としての価値のほうが高い通貨があるらしい。
で、そこに目をつけたバカがいて、その貨幣を集めまくって溶かしまくってカネに変えまくった犯罪があったそうな。
そのときは国中の硬化がなくなって、買い物に大変苦労したらしい。